ポートランド ブードゥードーナッツ 行列回避する方法教えます
ブードゥードーナッツを行列に並ばず購入する方法
ポートランドに行ったら誰もが訪れると言っても過言ではないシンボル的なドーナツ店。ブードゥードーナッツ。なんだかちょっと奇妙なドーナッツ店です。英語表記だとVoodoo Doughnut 。このVoodooって、ブードゥー教ですね。
ブードゥー教(ブードゥーきょう、英: Voodoo、仏: Vaudou、海: Vodou)は、西アフリカのベナンやカリブ海の島国ハイチやアメリカ南部のニューオーリンズなどで信仰されている民間信仰。
出典:Wikipedia
なんでこの名前にしたんだろう(笑)売っているドーナッツも奇妙で甘いドーナッツにベーコンがのっていたりします。24時間営業なんですが深夜でも行列みたいです。
そんな、ブードゥー・ドーナッツに並ばず、のんびりイートインしてきました。
こちら
2号店。ガラガラです(笑)ウィラメット川を挟んで向こう側ですが、バスで1本。12分で着いちゃいます。並んでいる間に行って帰ってこれます。私は、友達がこの辺りに住んでいたので徒歩で行ってきましたよ。
店の前の象も意味不明なんですが、店内のレスラーもよくわからない。店の装飾もいちいち怪しいんですよ(笑)
このキャラクター、お店のマスコットみたいなものなんですが、なんでしょうね。ブードゥー教の何かなんですかね。
店内も奇妙ですがドーナッツも個性的なんですよ。
購入したのはこちら
妖怪?の心臓に釘が刺さって、黄色い血が流れております(笑)味はというと、生地もトッピングも甘すぎて2つ食べるのは結構大変でした。でも、普通のドーナッツ屋さんより選ぶのが楽しかったです。
ブードゥードーナッツ日本上陸?!
2017年にポートランドに行った頃、ブードゥードーナッツが日本上陸するらしい。どうも代官山らしいという噂を聞きました。ネットで調べてみても、2015年、2016年辺りの記事に「東京進出」「日本上陸」の言葉を多数見かけました。
でも、まだ来てないですよね?(2019年9月現在)
どなたか、もし「もう日本に来てるよ」って情報あれば教えて下さい。
ポートランド 定番レストラン4選 全米No.1美食の街
目次
ポートランドは美食の街。
ワシントン・ポストが発表した「The best food cities in America」では堂々の1位に輝いています。
詳しくはこちら。
私がポートランドに訪れた理由は、日本食レストランでシェフをしている友達を訪ねるため。元々サンフランシスコの寿司店で働いていたんですが、日本の人気ラーメン店がアメリカ初出店のタイミングでスカウトされてポートランドへ。そのラーメン店が初出店をニューヨークやロスではなくポートランドにしたのは水がおいしく日本と同じクオリティで提供できるから。
味の素やヤマサ(セーラム市)の生産拠点もあるんですよ。ポートランドに直行便があるのは、日本の食品メーカーの駐在や出張が多いからだと聞きました。また、大手チェーン店のお店が少ないのもポートランドの特徴。アメリカに行くと嫌というほどあるスターバックスや、マクドナルド、サブウェイといったお店はダウンタウンから少し離れたフードコートなどでしか見かけませんでした。
まずは定番のポートランドの美食レストラン
ネットなどでも多く取り上げられている定番のレストランからご紹介。
Deschutes Brewery Portland Public House
210 NW 11th Ave, Portland, OR 97209
ハンバーガーだけど、最初に肉の焼き加減を聞かれます。ミディアムレアでと注文して出てきたのがこの豪快なハンバーガー。肉汁がしたたるジューシーなハンバーガーでした。お昼時は行列になっていますので、時間をずらすことをおススメします。
ポートランドといえばクラフトビール。店内に醸造所を併設したレストランも多く、ここもその1つ。6種類のクラフトビールを飲み比べできます。
Nong’s Khao Man Gai ノンズ・カオマンガイ
609 SE Ankeny St C, Portland, OR 97214
この店は、タイ出身の女性がフードカートからスタートし、今や美食の街・ポートランドで人気店になったお店です。23歳で渡米し、ポートランドのタイ料理「ポク・ポク」でのアルバイトをきっかけに自身でタイ料理店を出そうと思ったのだとか。お店は、ここと、もう1店舗+フードカートがありいずれも行列。
実際食べてみると、鶏も弾力がありジューシーで美味しいんですが、ニンニクと生姜の効いたタレが最高においしい。日本ではあまりカオマンガイ食べないんですが、ここのはクセになる味。ちょっと濃い味なんですが、鶏とも米とも良く合う。米の量が多くなく絶妙でした。女性にはちょうどいいんですが、男性だとこれだけだと少ないかも知れません。
Lardo ラード
1205 SW Washington St, Portland, OR 97205
サンドイッチのお店
写真は、コリアンバーベキューとトンカツ。友達と分け合いました。店舗はポートランド市内に2店舗あって、両方行きました。もう1店舗はウィラメット川を挟んだ反対側なので車がない方は、上記のダウンタウンのお店がおススメ。
サンドイッチのお供はもちろんクラフトビール。数種類から選べるんですが、悩んでいると小さいカップで試飲させてくれますよ。
Pok Pok ポク・ポク
いまやTEDにも出るほど有名になった「ノンズ・カオ・マンガイ」のオーナー、ノンさんが渡米してすぐのころ働いていたのがこの「ポク ポク」。ダウンタウンから少し離れていますが、バスの路線が複数あるので車がなくても辿り着きますよ。
店内は、タイなのか、中国なのか、日本なのか、韓国なのかよくわからないエキゾチックな雰囲気です(笑)味は、アメリカ人に合わせて多少辛さ控え目ですが、フュージョンしていない本場のタイ料理です。
アメリカンなお店は店員さんがフレンドリーで、「Is everything OK?」と頻繁に声をかけられて戸惑うんですが、ここは店員さんがほどよい塩対応でむしろ居心地が良かったです。
フードカート
駐車場を囲む形でいくつかの場所ににフードカートが集合していて、そこは「ポッド(Pod)」と呼ばれているのですが、ダウンタウンのあちらこちらに見つけることができます。
韓国系、インド系など多国籍料理が並んで、見ているだけでワクワクするのですが、いろいろ見ていたら選べづ、結局見て終わってしまいました。
「ノンズ・カオ・マンガイ」のような、これから流行る最新のお店をリサーチしたい人にはオススメ。私は座って食べたいのでレストラン派です(汗)
ポートランド 全米住みたい街No.1 空港(PDX)も全米No.1だった件
目次
ポートランド(Portland)とは
ポートランドは、アメリカ西海岸・オレゴン州にある都市で、サンフランシスコの上、シアトルの下にあります。成田からデルタ航空の直行便で9時間位で到着します。
環境にやさしい街として知られ、2013年にアメリカのベストシティに選ばれて一躍有名になり、そのライフスタイルに注目が集まりました。ここ最近、日本のデパートでイベントが行われていたり、飲食店でポートランド産のビールが提供されたりもしています。
人口に対してレストランの数が1番多いとも言われ、ワシントン・ポストが発表した「The best food cities in America」では堂々の1位に輝いています。水がおいしいというのがその理由の1つと言われていて、日本の食品メーカーの工場もオレゴン州に多いみたいです。
そして何より、
消費税0%
ポートランドには世界的スポーツメーカーの「NIKE」「Columbia」の本社があり、法人税が潤沢なので、消費税は必要ないみたいです。
デルタ航空でポートランド国際空港(PDX)へ
ポートランドへは直行便が出ています。2019年9月現在では直行便は1日1便です。夕方に成田を出発して、朝ポートランドに着きます。フライト時間は9時間ですが、私は2度この直行便を利用し2度とも予定より早く着きました。1度なんて7時間ちょっとで着いて空港でしばらく迎えを待ちました(汗)
ポートランド空港に到着。この空港は、3文字コードで「PDX」というのですが、空港外でもいろいろな所でこの表記を見かけます。ポートランドの短縮形のようなイメージでしょうか。アメリカの旅行雑誌「Travel + Leisure Magazine」で全米ベスト空港(America's best airport)に2013年から2019年まで連続で選ばれているほど国内外から愛されている空港でもあります。
そして、この緑色のカーペットがPDXのシンボルで、
こんな感じの投稿をインスタグラムでよく見かけます。これは年末年始にポートランドに行った時の写真です。
これまで、ロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイなどビッグシティにしか降り立ったことがなかったのですが、ポートランドはちょっと様子が違う。。入国審査はすべて窓口対応で、しかも1人1人が長い。大都市は機械を使ってじゃんじゃんさばくのですが、ポートランドは1人1人じっくり質問されます。もちろん英語なので、苦戦している日本人の方も見かけました。
どこに泊まるの?ーー友達の家に泊まります
その友達はアメリカ人?--日本人です
その人の職業は?--日本食レストランのシェフです
その人は君が来ること知ってるのーーはい、知ってます
といった感じです。思いのほか時間がかかるので初めての方は覚悟しておいてください。
ポートランド中心街への行き方
私はポートランド在住の友達が迎えに来てくれたので、車でサクっといけたのですが、そうではない場合の行き方をご紹介。どの方法でも30~40分くらいです。
マックス MAX(Metropolitan Area Express)
ポートランド交通局が運営する「トライメット(TRIMET)」
バス・MAXライトレイル・路面電車があって、2時間半どれでも乗り放題で2.5ドル。
激安
前述しましたがNIKEやColumbiaの本社が納める法人税が膨大なので、こういった公共交通機関も優遇されてます。実際、路面電車などはチケットをチェックする人がいないのでタダ乗りしようと思えばできるんですね。で、それでは真面目な人が損をするということでチケットをチェックする人を置くことも検討したらしいのですが、人件費のほうが負担だからと見送りになったと聞きました(笑)
チケット購入してもいいですが、私は滞在中アプリを活用してました。事前にクレジットカードでチケットを購入して、画面を見せるだけ。出国前にダウンロードをおススメします。
お金がすべてではないけれど、お金があることで豊かで安全な街づくりができる気がします。
シャトルバス
年中無休で利用できるシャトルバスは片道14ドル。MAXライトレールの2.5ドルに比べると。。高く感じますね。
タクシー/Uber
MAXも安くて便利ですが、ホテルの前まで荷物を持っていきたいとなるとタクシーかUberになりますよね。ポートランドはTRIMETのおかげで車がなくても便利ですが、それでもドアtoドアのほうが便利ですよね。そんな時のためにUberアプリをダウンロードしてクレジットカードを登録しておくと便利です。
ポートランドの治安
ポートランドはアメリカ国内でも安全な街として知られています。そんなに大きな街ではないですし、最近はサンフランシスコのIT長者達が移住してきて高級なマンションが立ち並んでいます。私は、日本人の友達を訪ねて、宿泊も友達のマンション、遠出する時は友達の車と恵まれた環境でしたが、友達はレストラン経営が忙しく日中は1人で行動していました。
ニューヨークほど人も多くないのですが、ちょいちょいドキっとすることはありました。例えば、ちょっと"変わった方"にバス停で目の前に立ちはだかれたり、"変わった方2"に突然道で話しかけられ、野の花はプレゼントされたり(笑)チャイナタウンの辺りは、ブルーシートを住まいにされている方もいらっしゃって、その横を通る時はドキドキしました。実質的な危険はないのですが、人が少ない分、人の目も少なく日本よりちょっと警戒心は必要です。
KEEP PORTLAND WEIRD
ポートランドのちょっと変なところをキープしよう
みたいな意味で、ポートランドのシンボル的な看板です。
ワイナピチュ登山 なめてかかるなマチュピチュの悲劇 体験記
目次
- ワイナピチュは1日400人限定 時間は?予約方法は?
- ワイナピチュ登山の日は早起きです
- いよいよ入山。登山経験のないアラフォーはどうなるか
- アラフォー、ワイナピチュ登頂!!
- ワイナピチュ登山の注意事項
- 下山後のビール最高!クスケーニャ・ビール
ワイナピチュは1日400人限定 時間は?予約方法は?
ワイナピチュは、マチュピチュのシンボル的な山
この山がないとマチュピチュじゃないと言っても過言ではない中央にそびえ立つ山です。この山への入山は1日限定400人。朝7:00-8:00の回が200人、10:00-11:00の回が200人。世界各国から人が集まることを考えるとこのチケットは争奪戦。ツアーについている場合もありますが、私は自分でネット予約(英語/スペイン語)しました。クレジットカードさえあれば簡単にできますよ。
「GENERAL」から訪問日、人数を入れてクリック。ちなみに、2019年9月14日に申請しようとした場合、1カ月後の10月14日はワイナピチュ満員、2カ月後の11月14日だと空きがありました。
チケットには、「マチュピチュのみ」「マチュピチュ+ワイナピチュ山」「マチュピチュ+マチュピチュ山」「ミュージアム」があって、「マチュピチュ+ワイナピチュ山」を選択
上から、
マチュピチュ入場時間 6:00AM ワイナピチュ登山 7:00AM- 8:00AM
マチュピチュ入場時間 7:00AM ワイナピチュ登山 7:00AM- 8:00AM
マチュピチュ入場時間 8:00AM ワイナピチュ登山10:00AM-11:00AM
料金は大人200PEN(約6500円)学生125PEN(約4070円)
マチュピチュ入場だけだと大人152PEN(約5000円)学生70PEN(約2300円)
いずれかを選んで個人情報を記入して、クレジットカードで決済して終わり。チケットをプリントアウトして当日持っていけばOKです。
言語の問題さえクリアすれば何なの問題もなく予約できますよ。ただ、突然思い立ってペルー旅行に行く方は満員で入山できないかもです。
ワイナピチュ登山の日は早起きです
7:00にワイナピチュ登山をするなら、6:00のバスに乗ったほうがいいと言われ5:00起きで準備。普段、BBQすらしないインドア派なので、困ったのは服装。
Tシャツ
シャツ
パーカー
ストール
短パン
スパッツ
スニーカー※ランニングシューズ
防止
サングラス
リュックサック
ポシェット(貴重品入れ)
とりあえず、登り始めと、山頂に着く時間では気温もかなり違うだろうということで、脱ぎ着できる服をチョイスしました。
バス停に行ってみると
行列。
でも、次々バスが来るので大丈夫です。沿道のお店でペットボトルの水を購入してからバスに乗りました。
マチュピチュに入ってしばらく進んで、入り口を探すもなかなか見当たらず。
「聖なる石」の裏手に入り口がありますのでお見逃しなく。
入り口に着くと、またも行列。マチュピチュおよびワイナピチュの人気を実感します。入山するときに名簿に名前と国籍と年齢をリストに書くのですが、
ほとんど20代!!
当時38歳の私はリスト上、かなり浮いてました。国籍は、アメリカとチリが多かっです。マチュピチュではそこそこに日本人の姿を見かけましたが、ワイナピチュ登山では全く見かけず。。日本人のマチュピチュ観光のメインはリタイアした世代だからかなと思いました。
いよいよ入山。登山経験のないアラフォーはどうなるか
登山というよりもロッククライミングです(笑)手すりのかわりにロープが張ってあるんですが、アルミ製で硬い。。素手で持つのは危険です。
軍手必須です。百均で購入できます。
昔スポーツしてたんですが、とにかく体力がない私。本当にきつくて、どんどん後ろに追い抜かれ。。
標高2400mだし体調考えてゆっくりでいいや
と思っていたのですが、どんどん抜かされて後ろにあまり人がいなくなるとそれなりに焦ります。ケチュア族の民族衣装を着て、三つ編みのおばあさん(と思う)にも抜かされて、メンタルもやられてきます。。抜かされる時に
姐さん頑張って
的な声をかけられながら前に進むのですが、アラフォー女子は心の底から
なんで登山しようと思ったんだろう。私はバカなのか?!
なんでお金を払ってこんなツライ思いをしないといけないのか
できることなら引き返したいけど、それもそれなりにしんどい
自分に対する怒りにも似た相当ネガティブな精神状態に陥りました。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にきつくて、本当に苦痛だったのです。誰かと一緒だと、ペースも違うし気も遣うし、ここは1人で良かったと思いました。
アラフォー、ワイナピチュ登頂!!
なんで私がこんなキツイ思いしなきゃいけないんだとブーたれながら、なんとか頂上に到着。
真ん中に見えるのがマチュピチュで、左のクネクネしてる道がマチュピチュに登るためのハイラム・ビンガムロード。小さく見えますね。
人はなぜ山に登るのか
これは私が以前から抱いていた疑問。特に登山途中で挫けそうになったときには何度もこの疑問が頭を駆け巡りました。でも、頂上にたどりつき、この景色を目の当たりにしたとき、その答えを身をもって感じました。苦労の先にしか見えない景色があるんだなと。7:00に登り始めて登頂したのは8:15だったので1時間ちょっと。5時間くらいかかったような気持ちです(笑)
登りが急なんだから、下りももちろん急です。
ワイナピチュ登山の注意事項
①ワイナピチュ登山は体力があるうちに
スポーツ経験者の中では著しく体力がない私ですが、一般的には平均なはず。当時38歳の私がこれだけきつかったので、高齢者の方は無理なさらないほうがいいと思います。標高2400m。高山病になるような高さではないものの、地上とは空気の量も違いますしね。潔く見るだけに留めて下さい。
②ワイナピチュ登山は7:00-8:00がおススメ
7:00にスタートして登頂が8:15。下山するときは、登る人と降りる人が行き交います。さほど広くない山道、しかも急な石段ばかり。登りのあのキツイときに、降りてくる人を気にしながらというのはより厳しい。何より、10:00くらいになるとかなり日差しが強くなってくるので、朝一登山をおススメします。
③フチュイピチュ登山はあきらめよ
ワイナピチュの隣に少し低いフチュイピチュという山があって、こちらは無料/予約なしで登れるということで、こっちも登る気でいたのですが、ワイナピチュで思いのほか体力を消耗し、入り口まで行って断念しました。せっかく地球の裏側までいったなら無理してでも登りたいと思う気持ちもあったのですが、安全な旅に妥協ほ必須です。ワイナピチュの予約がとれなかった方は是非トライしてみて下さい。
下山後のビール最高!クスケーニャ・ビール
マチュピチュをすっかり堪能し、麓の街・アグアスカリエンテでランチ。
MAPIという言葉をよく見かけるのですが、Machu Picchuの省略系でした。Wi-Fiも使えるし、店員さんも親切でした。
手前のソースは、「チミチュリ・ソース」。
チミチュリ(スペイン語: chimichurri)は、アルゼンチン発祥のソース。アルゼンチン以外にもペルーなど南米スペイン語圏で広く用いられる定番の万能ソース。焼き料理のアサード(asado)で、精肉を焼いた牛肉や豚肉、ローストチキンにかけて食べる。
材料は、パセリ、オレガノ、オリーブオイル、ニンニク、唐辛子など。本来、肉のソースなんですが、パンにつけても美味。やみつきになる味です。
そして、クスコで作られているクスケーニャ・ビール。高山病が心配でクスコから我慢していましたが、登山を頑張ったご褒美に!!黒ビールならではの苦みに、日本の黒ビールよりもかなり甘味があって、ここでの食事がThe best of Preruでした。
マチュピチュ女ひとり旅 見所3選、気候は?高山病は大丈夫なの?
目次
ついに憧れの地・マチュピチュに到着
ついに到達しました。マチュピチュ(Machu Picchu)。列車で到着後、バスでクネクネした道を上ること20分。20年間憧れ続けたマチュピチュに到着しました。
被写体がいいとスマホで撮ってもこんなに素敵。
見るもの見るものに感動し、必要以上に写真を撮らない私もテンションあがって写真をパシャパシャ撮ってしまいました。ブラジルでアマゾン川みても感動できなかった私ですが、マチュピチュは胸がいっぱいになりました。
マチュピチュとは?
まずは基本情報。マチュピチュは1450年頃、インカ帝国第9代皇帝パチャクティの時代に作られたと言われています。インカ文明は文字を持たないため、誰がなんのため作られたかは謎のまま。
16世紀前半、スペイン人によってインカ帝国の街はことごとく破壊されていきましたが、標高2400mに造られたマチュピチュは見つかることなく無傷で残されました。インカ帝国滅亡から400年後の1911年にアメリカ人考古学者で探検家のハイラム・ビンガムによって発見されました。
1912年と1915年にも、イェール大学およびナショナルジオグラフィック協会の援助を受けて、ペルーのインカ遺跡を調査している。この調査は、ナショナル・ジオグラフィック誌が1913年4月号のすべてをマチュ・ピチュ特集にした事で有名になった。
ここでナショジオが出てくるとは。。。
マチュピチュに上がるためのクネクネした山道は「ハイラム・ビンガムロード」という名前が付いています。左の中程。
マチュピチュの標高は約2400m 空気が濃い
マチュピチュの標高は約2400m。クスコから1000m近く低いので、空気が濃い気がしました。
あーやっといっぱい空気吸える
みたいな感覚だったんですが、標高2400m。富士山の五合目くらいなので、決して空気が濃いわけではないんですけどね。クスコからくるとホッとします。というわけで、高山病の心配はありません。
人だかり。欧米人の方が多いですかね。日本人もそこそこいます。
ツアーに英語ガイドが含まれていたので、とりあえず参加。日常会話ならなんとなくわかりますが、マチュピチュの儀式の説明までは理解できず、日本語のガイドブックを持ちながら観光しました。ペルーの旅のお供は
B23 地球の歩き方 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア 2018~2019
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2017/12/07
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地球の歩き方にお世話になりました。
マチュピチュの見所3選
見所がたくさんありすぎて何を紹介していいか迷うのですが、印象に残っているスポット
第1位 ワイナピチュ登山
これについては、別のブログに書きました。
第2位 インカ帝国の文化
第2位は、遺跡を含めたインカ帝国の文化。石を巧みに操る文化についてはクスコやサクサイワマンで述べましたが、その集大成とも言えるのがマチュピチュ。水はどこから引いてきたのかななど文字として記録されていないロマンを感じます。
「見張り小屋」に向かう石段、結構急勾配です。ご年配の方は上に登るのを断念されていました。
「太陽の神殿と陵墓」
自然石を利用して造られた太陽の神殿と陵墓は、とても神秘的。ハイラム・ビンガムがミイラを納めた陵墓ではないかといったことからこの名前になったそうでしがミイラは見つからず、大地の神パチャママの神殿だったのではと言われています。パチャママ、クスコで行ったレストランの名前だ!
「インティワタナ(日時計)」
ケチュア語で、インティは太陽、ワタナはつなぐという意味があるようで、太陽とマチュピチュをつなぐ石といった意味あいでしょうか。マチュピチュの最も高い所にあって、全体が見渡せますよ。
第3位 リャマ
これは本当、おまけみたいなものなんですけどね(笑)マチュピチュには20頭(当時)のリャマがいて自由に歩き回っています。実はこのリャマ、元々ここに生息していたわけではなく、なにかのCM撮影でチリのクルーが連れてきてそのまま放置していったのだとか(笑)
ビスケット持っていたら食いついてきました。宮島の鹿より人に慣れていました。ガイドさんの豆知識によると、リャマはいつも同じ場所でフンをするのでそこだけ草が異様に伸びるらしいです(笑)
ちなみに、リャマ→アルパカ→ビクーニャの順で毛が高額です。リャマはラクダ科リャマ属、アルパカはラクダ科ビクーニャ属、ビクーニャはラクダ科ビクーニャ属らしいです。どれも似通っていますが、やっぱりアルパカが可愛い。
マチュピチュ観光ワンポイントアドバイス
POINT1 マチュピチュの日差しを侮るなかれ
クスコより標高が低く息はしやすいのですが、とにかく日差しが強い。山の上は寒いと思っていましたが、強い日差しとの戦いが待っていました。帽子と日差しから皮膚を守るカーディガンやスカーフ必須。
POINT2 ペットボトルの持ち込み
事前に調べた時は、マチュピチュ内はペットボトル持ち込み禁止とあったのですが2016年時点では持ち込み可能でした。ただし、空のペットボトルは持ち帰ること。本当は持ち込み禁止なんだけど、みんなが持って入るから止められなくなったのかもしれません。情報が古いのでこれから行く方は再度調べてみて下さいね。
POINT3 体力は必要か?!
マチュピチュをサラーっとみるだけで2時間程度。ワイナピチュ登山をしなくても、隅から隅まで見ようと思うと、かなり広いし急な石段を登ったりもするので、体力がない方にはそれなりにキツイかと。リタイア後の夫婦旅行も素敵ですが、マチュピチュ観光は若いうちにが私のオススメです。
あ、女ひとりでも全く困る事なく一人でめっちゃ楽しみました。
【動画あり】マチュピチュ 女ひとり旅 ペルーレイル or インカレイル 私がビスタドームを勧める3つの理由
目次
いよいよマチュピチュへ オリャンタイタンボ駅から
この日は4時起き。マチュピチュへはスーツケースの持ち込みができないので、クスコのホテルに預けてリュックサックを背負っていざ出発。ツアーの送迎車にのって約2時間。ウルバンバなどを通過し、オリャンタイタンボ駅へ。
ウルバンバは、インカ時代「聖なる谷」として王家が統治するほど重要な町で、数々の遺跡が点在します。なんといってもウルバンバの魅力は豊かな自然。通過するだけではもったいないのですが、早朝にタクシーで通過。
うとうとしながらオリャンタイタンボ駅到着。こちらもインカ帝国最後の皇帝が、スペインに反旗を翻し、最終的に立てこもったオリャンタイタンボ遺跡があります。
オリャンタイタンボ(西:Ollantaytambo)とは、インカ帝国の砦の遺跡である。1536年、マンコ・インカ・ユパンキがスペインに対し反乱を起こした際、立てこもったが、スペイン軍の攻撃の前にオリャンタイタンボは放棄された。
出典:Wikipedia
でも今回は駅だけ。
とにかく寒い。これから行く人は持ち運び可能なダウンを持っていって下さい。ウインドブレーカーだけでは凍えそうです。駅の中にカフェがあるのですが、そこも暖をとる観光客でいっぱいでした。とはいえ寒さに耐えきれずカフェでホットチョコレートを購入しました。
インカレイルとペルーレイル、どちらの鉄道会社を選ぶか
マチュピチュに行く鉄道を運営しているのは2社あります。
インカレイル
こちらのホームページを見ると以下4つのクラスがあるようです。上から高額。日程や時間帯によって多少金額が前後するようですが、往復の金額を紹介します。
The Private Machu Picchu Train 189ドル
最高級列車。ウエルカムドリンクとしてシャンパンが。バーカウンターやバルコニーもついていて、コースメニューを食べながらの旅。毎日便があるわけではないようなので興味がある方は事前にスケジュール確認を。ライブ演奏あり。
出典:INCA RAIL
The First Class Machu Picchu Train 179ドル
こちらも、社内にバーカウンターがあり、コースメニューが提供されます。ウエルカムドリンクはないようですが、こちらもかなりの高級列車。ライブ演奏あり。
出典:INCA RAIL
The 360° Machu Picchu Train 95ドル
どの列車も、天井にも窓があり空を見ることができますが、こちらの列車はより窓が大きく見渡しがいいのが特徴。食事はランチボックスで、ライブ演奏はありません。
出典:INCA RAIL
The Voyager Machu Picchu Train 63ドル
こちらが1番リーズナブルなタイプの列車。席は少し狭そうです。食事はスナックのみでライブ演奏もなし。価格重視の方にオススメです。
出典:INCA RAIL
私が見かけたこちらの列車はおそらく1番安い列車かと思われます。
ペルーレイル
実際私はこちらのペルーレイルの「ビスタドーム」を使用しました。
ペルーレイルにも4つのクラスがあります。
ハイラム・ビンガム・トレイン(Belmond Hiram Bingham train) 527ドル
ウェルカムドリンク付、お土産付。ドリンクの中にはペルー産のスパークリングワイン、ペルー産のビール(クスケーニャ・ビール)、ピスコなどペルーならではのものあり。マチュピチュの入場料、バス料金、2時間半のツアーガイド付。ポロイ駅発。
出典:Peru Rail
聖なる谷・トレイン(Sacred Valley train) 189ドル
こちらはウルバンバからマチュピチュまでの列車。乗客はわずか33人。豪華なダイニング車やバーも完備。食事はコースメニュー。
ビスタドーム・トレイン(Vistadome train) 104ドル
もっともポピュラーな列車。軽食付き。ファッションショー、ライブ演奏付き。
エクスペディション・トレイン(Expedition train) 63ドル
食事なし。ドリンクは追加費用。最もリーズナブルなプラン。出典:Peru Rail
ビスタドームの乗り心地やいかに
ビスタドームを予約したときに、席によって見える風景が違うのではないか、窓側じゃなかったら写真が撮れないんじゃないか。。そんな不安がありました。
A-1
1両目の1番前の席。そして窓側。目の前に遮るものなし。なんて素敵な席なのでしょう!!今思うと運転手さんがどこにいたんだろうか。。。
ビスタドームの素敵なところは、窓が大きいこと。私は進行方向左側の窓側だったのですが、行きの場合、左側が断然おススメ。右側は山肌が多く、同じ料金でも見える景色は雲泥の差。もし、ツアーではなく座席指定できる場合は、進行方向左をおススメします。とにかく外が見やすく、列車に乗っている感覚を忘れてしまうほど、自然を満喫することができます。
途中、軽食が配られます。より高いクラスの電車に乗るとコース料理を食べられたりもするのですが、景色見るのが精一杯でコース料理なんて食べている余裕ないと思いますね。左側の席は(笑)高い山々、警告に流れる川。。マチュピチュに着く前からもう心が満たされて仕方がりません。
帰りの列車ではなぜかのファッションショー(笑)
客室乗務員さんが仮想したり、アルパカの毛で作られた衣装でファッションショーしてくれたりします。一人二役。
ここで、突然日本語のアナウンス流れます。上客なんでしょうね。車内販売の。
私がビスタドームを勧める3つの理由
①窓が大きく風景が存分に楽しめる
何度もしつこいですが、行きは絶対に左側の席がおススメです。1番前の席を狙うのは大変ですが、左側の席は1/2の確率なので、できる限り頑張ってほしいところです。
②Wi-Fiが使える
オリャンタイタンボ駅、マチュピチュ駅でということにはなりますが、レンタルWi-Fiを持たない人にとっては貴重なスポット。SNSにアップしたり、調べものしたり便利です。
③費用対効果が高い
同じクラスで言うとインカレールのほうが安いのですが、座席間のスペース、食事、生演奏やファッションショーなどのエンタメを考えると費用対効果は抜群だと思います。もちろん価格重視で、エクスペディションを選んでも景色は変わりませんが、せっかくペルーまで来たならビスタドームで素敵な時間を過ごして下さい。
クスコ 高山病予防にコカインの原料を飲む/ペルー女ひとり旅
目次
- いよいよ、標高3400mの世界へ クスコ
- とってもおススメ!アビターレ・ホテル
- 高山病対策にコカ茶。コカインのコカですが大丈夫?
- クスコの街並み、素敵すぎてファンになる
- ついに富士山越え、標高3800mに到達
- クスコのガイドさんおススメレストラン「Pachapapa」
いよいよ、標高3400mの世界へ クスコ
早朝、リマからクスコに移動します。搭乗時間は1時間20分程度。距離は577km。東京から青森くらいの距離でしょうか。しかし、標高差は3400m。着いた途端に高山病になる方もいるそうなので、ダイアモックス飲んでてもやっぱり心配です。
クスコ、飛行機降りた瞬間からイメージ通りの街並みで一気にテンション上がります!
赤いレンガ、山肌に建てられた家々。でも、はしゃがない。宿敵、高山病が潜んでおります。腹式呼吸でゆ~っくり歩いて、度々深呼吸して細心の注意(笑)クスコでの時間があまりないから、駆け足で回りたいけどじっと我慢。欧米人の方々がサクサク歩いているのを横目にゆっくり歩いて空港を後にしました。
とってもおススメ!アビターレ・ホテル
クスコで宿泊したのは「アビターレ・ホテル」。クスコの街並みに溶け込むペンションのような外観でとてもキュート。でも部屋に入ると、リノベーションされたデザイナーズホテル。
バスタブはなくシャワーだけです。慎重に行動したおかげで高山病の気配は1度も感じなかったのですが、思いのほか寒く温かいシャワーを浴びた瞬間にフワーとした感覚を覚え、
おお、これが高地なのか
と思いました。こちらの朝食はビュッフェ形式なんですが、早朝5時でも食べることができ、クオリティもペルー滞在No.1でした。もし、またクスコに行くことになったらまた泊まりたいと思えるホテルでした。
高山病対策にコカ茶。コカインのコカですが大丈夫?
コカ茶
ホテルのロビーに置いてありました。この葉をコップに数枚入れてお湯を注ぐスタイル。味は濃くなく白湯に少し味がついた感じで、美味しくも不味くもありません。ちょっとクセがあるかな。お好みで砂糖を入れて飲むのですが、なんとなく落ち着く味なので、私は結構好きでした。ティーパックになっているものもありました。
コカ茶のコカはコカインのコカです。この葉っぱからコカインが抽出できるので、日本には持ち込み禁止です。コカの葉には覚醒作用があって、高山病の症状である頭痛や胃のムカムカを緩和させると言われています。まあ、なんというのでしょう。感覚を麻痺させることで苦痛を緩和させるということなので、高山病の予防になるわけではなく、高山病の苦痛が和らぐってことですかね。コカの葉自体はコカイン濃度が低いので中毒になることはないようです。コカインというとビビってしまいますが、ボリビアの炭鉱では、このコカの葉を嚙みながら恐怖感をやわらげたり、眠気・空腹感を紛らわす風習があるそうで、高地の生活に根付いた伝統的な飲み物です。
クスコの街並み、素敵すぎてファンになる
クスコの街並みは本当に素敵。
クスコは、インカ帝国の首都で文化の中心でした。1983年に世界遺産に登録されています。こちらは、がっかりしません(笑)
先住民・ケチュア族と思われる方々と、リャマ。これは観光客目的のお土産さんの客寄せですが、街のあちこちで先住民にルーツを持つ方々を見かけます。背が低くて、足腰がしっかりしている方が多かったです。これも高地の影響でしょうか。肌は褐色で、顔はどこかアジアに近い気がします。
12角の石。
インカの石材建築の象徴。インカの石組は剃刀の刃も通さないほど、隙間なく積まれているのが特徴で、この石も隣とぴったり合うように12角に加工されています。鉄器を持たなかったといわれるインカ人がどのように石を加工したのかというのが神秘的です。ガイドブックに載っていたので是非見たいと思い探して行ってみましたが、日本人以外素通りしてました。何気なく触ってしまい怒られたので、皆さんは触らないように気を付けて下さい。
ついに富士山越え、標高3800mに到達
クスコ半日観光に参加しました。すべて英語のガイドです。
クスコの中心、アルマス広場にある大聖堂。クスコ大聖堂と呼ばれているカテドラル。約100年の年月を費やして建設された、ゴシック・ルネサンス様式の存在感のある建物です。クスコのシンボル的存在ではありますが、もともとはインカの神殿があった場所に建っていることを考えるとペルーの人にとってはスペイン侵略のシンボルでもあるかもしれません。
サクサイワマン遺跡。
インカ帝国を守る要塞だったと言われています。そのほか、宗教的にもとても大切な役割を果たしたとされる遺跡です。この巨大な石をどう運んだのか、そして、どうやってぴったり隙間なく積み上げられたのか、いまだ謎に包まれているそうです。写真だと伝わりづらいのですが、高い文化レベルと、知性を感じられる遺跡でした。
そしてここから見るクスコの街並みがとにかく美しいんです。
マチュピチュに比べると地味ではありますが、是非是非訪れてみてほしいスポットです。
こちらは、プカ・プカラ遺跡。人生でもっとも高い場所に到達しました。標高3800m!!ついに富士山を超えました。五合目までしか行ったことないけど。。3800mでもあまり空気の薄さは感じず、気分が悪くなることもありませんでしたが、とにかく寒い。ウインドブレーカーでは全然足りず、ダウン着ている人もたくさんいました。クスコの敵は高山病とこの寒さですね。
クスコのガイドさんおススメレストラン「Pachapapa」
クスコのガイドさんに教えてもらったレストラン「Pachapapa」
オープンテラスの素敵なレストラン。欧州系のハイソな観光客の方がたくさんいました(笑)こちらで注文したのが。。
アルパカのBBQ。
モフモフのこの子ですね。。脂身が少なく固めの肉で、牛肉と豚肉の中間のような味がしました。高地のクスコでは貴重なたんぱく源のようです。アルパカの肉を提供しているのは世界的にも珍しくペルーでしか食べられない貴重な経験でした。美味しいかといわれれば、そうでもないです(笑)
こちらはインカ・コーラ。
なぜコーラというのかもインカの謎みたいです(笑)微炭酸で、味はかき氷のシロップのようにただただ甘かったです。このインカ・コーラ、ペルー国内ではコカ・コーラを抜いてペルーで最も売れています。首都リマ建設400年を記念して販売されたらしいのですが、1999年にコカ・コーラが買収したそうです。1回飲めば十分です。
ペルー女ひとり旅 ナスカの地上絵は本当にガッカリ世界遺産なのか?!行ってみた
目次
ナスカの地上絵基礎知識
社会の教科書で習って以来、気になっていたナスカの地上絵。なぜ、誰が、どうやって書いたのか。。描かれて1000年以上、誰の目にも触れることなく存在していたインカのミステリー。場所はペルーの南部海岸沿いにあります。首都リマから車で片道4時間。ツアーの場合、早朝に出発します。
1994年にユネスコ・世界遺産に登録され、正式名を「ナスカとパルパの地上絵」といいます。書かれたのは紀元前200-100年から紀元後800年の間に古代インカ人によって描かれたと言われています。1000年程開きがあるけれども。。
古代人がなぜ、どのような方法で描いたかは今現在も謎のままで、雨乞いや巡礼など様々な諸説あるようです。有名なのは、『ハチドリ』や『コンドル』ですが、実は地上絵はたくさんあって『サル』『クジラ』『クモ』や『手』『宇宙飛行士』などもあり、最近も新しい地上絵が発見されています。中には山形大学の研究チームが見つけた『リャマ』や判別できていないいくつかの動物の地上絵もあるそうです。
一方で、インターネットで調べると、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧やデンマークの人魚姫像、シンガポールのマーライオンとともに「がっかり世界遺産」との呼び声高く。。行かなくてもいいかなと何度も考えたのですが、せっかく地球の裏側まで行くのだからがっかりがどうかこの目で確かめようと思い行くことに決めました。
ナスカの地上絵はセスナ機から見る
リマのホテルを5時に出発し、約4時間の車の旅。ドライバーのアンジェロと私の2人きり。英語ができないアンジェロと、片言のスペイン語で話しながらナスカを目指します。セスナの飛行場につくと、
あれ
高齢の日本人グループ多くない??現地で合流した英語ができるガイドさんに聞くと、『日本人はナスカの地上絵好きだよねー。日本人だけかもしれないねー』とのこと(笑)でも、ここまで来たからには楽しむしかない。
セスナは両方の窓側に1列づつ。それぞれ窓から外が見られるようになっています。思ったより小さいセスナで、びびって通常より多めに酔い止め薬を飲んでしまいました。
クモ
手
ハチドリ
飛行機のコーパイロットさんが「見て見て見て」と日本語で、地上絵があるところにくると声をかけてくれます。見えやすいように結構機体が傾きます。地上絵は左右両側の窓から見えるようにそれぞれ2度上空を飛んでくれるので安心して下さい。
果たしてがっかり世界遺産なのか?※個人の感想です
そうですね。。期待していたものとはちょっと違いました。私の勝手なイメージですが、地上絵1つ1つがもっと大きいもので「どうやって全体を把握したの?」と神秘を感じたかったのですが、思ったより小ぶりでした(笑)
クモ 46m
サル 55m
ハチドリ 96m
コンドル 135m
イグアナ 180m
『手』の地上絵の近くに櫓(やぐら)が立っているんですけどね、そこから立って指示すれば書けるかなーと思ってしまいましたね。。そして、何より
薄い
写真は加工を施して線がはっきり見えるようにしましたが、実際は思ったより線が薄くて、壮大な地上絵というより、グランドに何か書いてある、よく見ると動物だねという感覚です。見に来て損をしたかと言われれば、そんな事はないです。セスナから砂漠地帯や太平洋岸を見たりして、大地を感じる事ができました。
ただ
もし友達に見に行くべきか?!と聞かれたら、「行かなくてもいいんじゃない」と言うでしょう。
ペルー女ひとり旅 首都リマの観光・日本食・スーパーマーケット事情
目次
- 首都リマのホテル事情 コンセントプラグは?変圧器は?
- カタコンベ 世界遺産の教会の地下で大量の人骨を拝む
- 「恋人達の公園」はモニュメントが大胆
- リマのスーパーマーケットに潜入 イモの種類が半端ない
- リマの日本食レストラン「Makoto Sushi bar」
- リマ観光はペルー旅行で必要か?!
首都リマのホテル事情 コンセントプラグは?変圧器は?
リマに降り立ったのは深夜0:30。そこから送迎の車で30分。ミラフローレス地区という高級住宅街の中にあるブリタニア ミラフローレスに宿泊。
外観は無機質ですが、部屋の中はとれも綺麗で高級感があります。部屋にはバスタブもあり長旅で疲れた後、湯船につかることができます。
お風呂にはシャンプー・リンス・石鹸はありますが歯ブラシはありません。シャワーの使い方がなかなかに難しく30分格闘しました。水圧は期待薄。
ちなみに、フロントスタッフは英語が話せますが、ホテルのレストランのウェイターは英語が通じませんでした。そして、そのレストランは1皿1皿が大盛りで一人旅には向いてませんのでお気をつけ下さい。前菜のサラダすら食べきれない量でした。
ここで、旅で大事なコンセントの話を。実は事前にガイドブックやネットで調べてもペルーで日本のコンセント(Aタイプ)が使えるのかいまいちよくわかりませんでした。旅行会社に確認したら「Cタイプ、SEタイプのアダプターも持って行って下さい。変圧器も必要です。」と言われました(驚)そんな説明ある?と思いつつ何とかなるさとアダプターも変圧器も持たず旅立ちました。
コンセントはAタイプもあるから、アダプターいらず。充電器関係は220Vに対応してるから変圧器も必要なし。この先泊まるどのホテルも日本のコンセントが使えましたよ。
カタコンベ 世界遺産の教会の地下で大量の人骨を拝む
ツアーについていたリマ半日ツアーに参加しました。ガイドは英語で、参加していた日本人は私だけでした。英語がわからない人は事前に下調べしておいたほうが楽しめると思いますので解説します。
まず訪れたのは旧市街地にあるサンフランシスコ教会。正式名は「BASILICA Y CONVENTO DE SAN FRANCISCO DE LIMA」直訳すると、リマのサンフランシスコ教会と修道院。1988年にユネスコ・世界遺産に登録されていて、南米最古のカテドラルです。バロック様式のとても美しい建物です。カトリック信仰のシンボルでもあります。中には紺碧と黄色の鮮やかなセビリアタイルが敷き詰められた壁もあり、ヨーロッパ式の華やかな教会・修道院です。
ただ、ここのメインイベントはこの美しい建物ではありません。
カタコンベ(地下墓地)
教会の地下に薄暗くて少しかび臭いカタコンベと呼ばれる地下墓地がありまして、大量の人骨が置かれています。リマ観光にはあまり興味がなかったのでよく調べていなかったので突然人骨のある部屋に連れていかれて少々驚きました。今後行く予定の方は心の準備しておいてください。私は霊感は全くありませんが、狭い地下室でしかも心の準備がなかったので息苦しさを感じました。写真撮影禁止なので写真はありませんが、頭蓋骨を中心に円状に太い骨や細い骨が綺麗に並べられています。この骨は何年前に生きていた人なんだろうかと思いながら見ていました。
「恋人達の公園」はモニュメントが大胆
ホテルがある高級住宅地ミラフローレス地区。リマの新市街地で東京でいうと六本木みたいな場所です。ここの海岸沿いにあるのが「Parque del Amor(恋人達の公園)」。モニュメントが大胆!!
このモニュメントと同じポーズをとると幸せになれるそうなので、ハネムーンで行かれる方は是非トライしてください。
リマのスーパーマーケットに潜入 イモの種類が半端ない
海外旅行の楽しみの1つが地元のスーパーに行くこと。今回もリマのスーパーマーケットに行ってみました。
エンパナーダ。簡単にいうと、ミンチのパイ包みみたいな食べ物で南米ではペルーに限らずよく見かける食べ物です。5ソル(約150円)。
いろんな種類のイモが!!
イモの起源は南米で、ペルーとチリが「うちが起源だ」と論争しているそうです(笑)国連のサイトに「イモは7000年前にペルーのチチカカ湖で初めて栽培された」という科学的証拠が掲載され、ペルーvsチリ イモ論争が勃発したそうです。ちなみに、リマには「国際じゃがいもセンター」なるものがあるそうです。大手食品メーカーの明治は『じゃがいも、トマト、かぼちゃ、ピーナッツ、トウガラシはどれもペルーが原産地です』とおっしゃっています。
リマの日本食レストラン「Makoto Sushi bar」
ホテル近くの日本食レストランに行ってきました。特に米やみそ汁が恋しくなることはないんですが、いつもラーメン食べたくなります。
巻き寿司は「Sushi Roll」かと思いきや「Maki」で通っているようです。ラーメンはレトルトかなと思いましたが、満足できる味でした。
リマ観光はペルー旅行で必要か?!
正直いうと、リマは南米によくあるシティなので、ペルーらしさは感じられません。ナスカに行く方は、リマから車で行くことが多いと思うので立ち寄ることになると思うのですが、リマで観光するなら、マチュピチュやクスコでもう1泊したり、ボリビアのウユニ塩湖に足を延ばすなど別のプランを検討することをお勧めします。
ペルーに女性ひとりで行って大丈夫?【必要な準備まとめ】治安・高山病・言葉から持ち物まで
目次
- なぜペルー?なぜアラフォー?
- ペルー旅の準備〜高山病予防にダイアモックス
- 南米旅行は飛行機がポイント ラタム航空ってどこの?
- 持ち物は?寒いのか暑いのか??持ち物32選
- ポケットWi-Fi はレンタルすべき?ペルーのWi-Fi事情
- 言葉は?英語って通じるの?
- 通貨は?両替はいくらくらい必要?チップは?
- 1番重要な治安について
なぜペルー?なぜアラフォー?
私がペルーに憧れを持ったのは19歳の大学1年生。スペイン語の先生が、ペルー人のカストロ先生だったのですが、日本人が中南米の様々な国で文化を体験しながら旅をするという教材でスペイン語を学びました。特に母国であるペルーについては、観光地だけでなく人や食文化について詳しく話してくれて
時間とお金ができたらペルーに行きたい
と思うようになりました。が、その後、短期留学したのはスペインのマドリード(笑)その後はなかなか時間とお金が作れず「いつか」にとどまってました。カストロ先生の出会いから20年。がん検診で再検査になり人生で初めて死を身近に感じることに。結果、がんではなかったのですが人生は短いと思いペルー旅行を予約しました。以下、2016年の話です。
ペルー旅の準備〜高山病予防にダイアモックス
いつも海外旅行はFIT(個人旅行)なのですが、スペイン語の記憶も曖昧ですし南米ひとり旅はさすがに不安でSTW(エスティーワールド)のツアーをチョイス。
リマ・ナスカ・クスコ・マチュピチュを訪れる8日のツアー。ゴールデンウィーク真っ最中の5月3日に出発して確か料金は35万円程度だったと思います。同じ工程のツアーはなかったのですが、似ているツアーはこちら。少し高いのはANA利用だからかなと。
ツアーだけど1人だし、南米、しかも高地だし、いつも以上に準備は入念に行いました。1番気になっていたのが
高山病
クスコの標高は、3400m。高い所は3800mにも及びます。富士山、登ったことはないけれど3776m。未知の世界。周りでペルーに行ったことある人でも高山病になったという人がチラホラ。"私の統計"によると、高山病になった人は余裕こいて何の準備もせずペルーに行った人。ということで念のため高山病の薬を購入しました。お守り代わりに。
高山病予防のダイアモックス
市販されていないので、病院へ。といっても、何科なのかもわからないところから色々調べて"トラベルクリニック"リストから探しました。高山病の薬というのは存在せず、主に緑内障の治療として使用される薬を代用するので「眼科」で処方してくれるみたいですよ。利尿作用があったり、脳の血管を拡張することで脳の低酸素状態を改善することから高山病予防に効果があるようです。
私が選んだのは土日でも夜までやってる有難い病院。
東京ビジネスクリニック
東京駅八重洲北口の上品な病院。ネットで予約できるしかなり回転早いです。私はこれをきっかけに海外旅行時に生理をずらす時もこの病院を利用しています。
ダイアモックスは高地に行く24時間前から4日間、朝晩飲みます。1日2回。滞在が1週間でも10日でも、飲むのは4日なんだそうです。不思議。診療代、薬代で2410円でした。ナスカでセスナに乗るので、酔い止めも処方してもらおうと思ったのですが、薬局の薬でも成分は同じですよ。と言われたので、薬局で買うことに。
【第2類医薬品】エーザイ トラベルミン ファミリー 6T【point】
- ジャンル: 医薬品・コンタクト・介護 > 医薬品・医薬部外品 > 医薬品 > 乗り物酔い止め > 第二類医薬品
- ショップ: マツモトキヨシ楽天市場店
- 価格: 597円
ダイアモックスは、ペルーでもAcetak(アセタク)という名前で売られていて、価格は1000円前後。日本で購入するには処方箋が必要ですが、ペルーでは薬局で簡単に手に入ります。安いし現地購入でもいいかなと思ったんですが、万が一手に入らなかったら嫌なので。クスコには高山予防に酸素ボンベも売っているそうなんですが、クスコやマチュピチュで吸ってる人は見かけませんでした。
南米旅行は飛行機がポイント ラタム航空ってどこの?
ペルーまでの直行便はないため、ロサンゼルスで乗り継いで合計22時間。過去もっと遠いブラジル(24時間)も行った事があるし、時差ボケもない、いつでもどこでも何時間でも眠れるのでそれほど心配はしてないんですが、少しでも快適に過ごすために事前準備しました。
まず、座席指定。
ロサンゼルスまではアメリカン航空なので余裕なんですが、ロスからリマまでの便がラタム(LATAM)航空。チリのラン(LAN)航空とがブラジルのタム(TAM)航空が合併した航空会社なんですが、
え?どこの国の飛行機よ?
となりますよね。ネットから座席指定を試みるも、エラー続発。アメリカン航空のコードシェア便だからかなと思って航空会社勤務の知り合いに見てもらったら、ツアーだからじゃないかとのこと。
デルタ航空やアメリカン航空は日本語のページがありますが、ラタムはなし。アメリカン航空の問い合わせセンターも日本語対応は平日のみ。ここまで座席指定に苦労したことないですね。なんとかアメリカン航空に問い合わせ、往復路ともに窓側の席に変更してもらいました。ツアーの方は電話の方が早いかもです。
持ち物は?寒いのか暑いのか??持ち物32選
5月で、天候に恵まれた事もあり傘をさす事もなく旅を終えました。これこそ日によりますが、リマは半袖、夜パーカーorカーディガンでOK。マチュピチュも意外と暑いです。欧米人はタンクトップの人もいたけど、日本人はそれでは寒いかと。長袖Tシャツ&パーカーで脱げる体制がベスト。クスコは寒いです。パーカーとウィンドブレーカーでしのげますが、それだとやや寒い。ライトダウンあったら持っていくべし。
実際に私が持っていった荷物。旅慣れて来たのでだいぶ減らせるようになったと思うのですが、毎日違うホテルで洗濯もできない。上に、寒かったり暑かったりすることもあり、いつもより洋服多め。
ポケットWi-Fi はレンタルすべき?ペルーのWi-Fi事情
結論から言って必要ないです。「Wi-Fi必須です」って書いてあるブログを見かけますが、おそらくWi-Fiレンタルからの広告費ほしさですね。ブログで稼ぐテクニックに書いてありました(笑)
空港やホテル、マチュピチュ小さなレストランまでWi-Fi完備しています。レストランは、レシートにパスワードが書いてあることが多かったです。これは欧米と同じスタイルなので困惑することはないでしょう。Googleマップは電波なしでも使用可能なので街歩きも問題なし。南米といっても世界有数の観光地なので、心配することはないと思います。もし、それでも不安という方は持って行って損はないと思います。
1日1580円。8日間なので12,640円。その分、おいしい料理食べて下さい。
あ、1度Wi-Fiで困ったことがありました。初日に泊まったリマのホテルの受付でパスワードが書かれた紙をもらい、部屋で早速つなげてみようと思ったら
大事なところ、切れてる。。さすが南米。。なんとか解読して接続できました。
言葉は?英語って通じるの?
ペルーの公用語はスペイン語ですが、観光地は英語が通じます。が、ホテルやレストランで通じないことが度々ありました。ツアーのドライバーも英語できません。
英語はできないけど、日本語はちょっとできるよ
そういうパターンなんだ。。私の場合、片言のスペイン語でやりとりしましたが、スペイン語がわからない場合、ジェスチャーや指のサインで乗り切って下さい(笑)クスコのレストランでHow muchが通じなかったって話も聞きましたが、稀です。もし、そんなレアケースに直面してもペルーは助け合いを大事にする国民性なのでなんとかコミニュケーションできると思います。
通貨は?両替はいくらくらい必要?チップは?
ペルーの通貨はsol(ソル)です。日本国内でソルに両替することはできないので、一旦成田でドルに両替します。8日間の旅で2万円をドルに両替しました。ただ、ドルからソルへの両替必要ないです。基本ドルが使えて、マチュピチュのトイレ利用などでソルがいることもありますが、街中でドル支払うとお釣りがソルで返ってくるのでそれで事足ります。
チップの習慣があります。チップの目安は総額の5~10%前後。日本人には慣れないですよね。誰に渡していいか、どのくらい渡していいか、迷ってる間に渡せずって事が多々ありました。レストランでは事前に計算して渡せるのですが、ホテルのポーターやガイドに渡すのを忘れてしますことはありました。
1番重要な治安について
南米=危険のイメージありますが、ペルーは至って安全です。私はブラジルの旅行社でスーパーガイドとして働く家族のような関係の日本人がいて、事前にペルーの治安について確認したところ一人でも全く問題なしというお墨付きをもらって決断しました。
ブラジルなんかは空気でわかるんですよ、気をぬいたらスラれそうって。殺気?野生の感?的な。ペルーは、貧しくても生きていければ幸せって感じのオーラが漂っていてフレンドリーです。女1人旅でも問題なし。最近30代の日本人女性の1人旅増えてるってガイドさんが言ってました。
歌舞伎町のほうがよっぽど危険なニオイしますよ(笑)あえていうなら、リマは都会で人も多いので訪れた街の中では比較的危険な雰囲気を感じましたかね。裏通りは歩きたくないなと。治安・体力ともに不安なアラフォーのみなさんにもおススメ。とはいえ、南米なんでね。政治不安もあるし、気を抜かないように適度な緊張感をもって、そしてしっかり準備して臨んで下さい。