チチェン・イッツァ/マヤ遺跡【動画あり】絶対行くべきメキシコの世界遺産(前編)ーカリブ海クルーズ女子旅

クルーズ船の寄港地メキシコの「コスメル」

シンフォニー・オブ・ザ・シーズの3番目の寄港地「COZMEL(コスメル)」。コスタマヤ寄港が中止になったので私達にとっては2番目ですが。。

 

コスメル島は、メキシコ最大のリゾート地「カンクーン」から90キロ南。メキシコ有数の観光地で、スキューバダイビングなどマリンスポーツのメッカとしても知られています。

COZMELと書きますが、スペイン語ではZは濁らないのでコスメルと発音します。

 

歴史的には4世紀頃まで、マヤ人が生活していたとされ、イシュ・チェルというマヤの月の女神の聖地なんだそうです。イシュ・チェルは、マヤ神話において、洪水・虹・妊娠をつかさどる女神とされています。そう「女神」なのです。

 

はい。これ、女神です(笑)出典:Wikipedia

しつこいようですが「女神」です。女神の全身。出典:Wikipedia

 

こんな見た目ですが、女神は女神。コスメルの寺院はこのイシュ・チェルにちなみ不妊に悩む女性の巡礼の地となっていたそうです。

 

コスメル島から世界遺産チチェン・イッツァ」へ

この旅で唯一、ロイヤルカリビアンのエクスカーションを予約していたのが、マヤ文明の遺跡で世界遺産チチェン・イッツァを訪ねるツアー。コスメル島から、メキシコ本土のプラヤ・デル・カルメンにフェリーで渡り、そこからバスで片道2.5時間。私の事前の調べでは、個人手配ではクルーズ船の出航に間に合わない可能性ありとのことで、少し高くても絶対安全のクルーズ手配のツアーに参加しました。

f:id:trip_sister:20191101232411j:image

 

まずは、朝6:45に船内のシアターにあつまり、ツアーごとに並んで下船、フェリーに乗り込みます。コスメル島からプラヤ・デル・カルメンまでは45分程度。驚くほどフェリー内が寒いので上着必須。

f:id:trip_sister:20191101232742j:image

f:id:trip_sister:20191101232747j:image

フェリーをおりると、ガイドさんと合流。フェリー乗り場から少し歩いてバス乗り場へ。その時、こちらのセットを配ってくれます。

f:id:trip_sister:20191101232843j:image

チーズサンドイッチ(2つあるのはチーズ嫌いな私のパンを友達にあげたから)、シリアルバー、ポテトチップス、バナナ、ジュース。盛沢山なランチセットです。ゆっくりお昼を食べる時間はないので、バスの中で良きタイミングで食べて下さい。

 

あと、バスを降りて観光に向かう時にペットボトルの水を1本。観光が終わってバスに乗り込む時に水orコーラが配られるので、事前に買って乗り込む必要はありません。この2本はとてもありがたかったです。

 

チチェン・イッツァまでバスに揺られる事、2時間半。ずーっと1本道

プラヤ・デル・カルメンからバスに揺られること2時間半。途中1回道を曲がりましたが、あとはずーっと1本道です。チチェン・イッツァに向かうためだけに作られたんだろうなー。でもずっとジャングルの中で、景色を眺めながらメキシコに来たことを実感するのは難しい。。

f:id:trip_sister:20191101234201p:plain

バスの中では、ガイドさんがマヤの歴史について語ってくれます。ガイドさんはヘクター・エリゾンド似なんですが、マヤ人の血をひいているそうです。マヤ文明に関するいろいろな資料が回ってくるのですが、ここにこの旅1番のひっかけがあるので要注意。

 

マヤ文明は暦と縁が深い。マヤ暦ってご存知ですか?マヤ人は数学や天体観測に大変優れていて、世界最高水準の暦を持っていたといわれています。マヤ暦で誕生日が示された図?の見本が回ってきて、その後に紙と鉛筆が回ってきて、名前と誕生日を書くよう言われます。ちゃんと話しを聞かず書いて渡したんですが、まさかの有料。英語のできる友達も油断していて無料でプレゼントされるものかと思っていたら

 

25ドル/人

f:id:trip_sister:20191102163051j:image

 

何が書いてあるかわからないのに25ドル(笑)この旅で1番高いお買い物。。皆さんは間違って注文しちゃわないように気をつけてくださいね。

 

チチェン・イッツァに到着、ソンブレロ売りがたくさん

到着してバスを降りると

 

ソンブレロソンブレロ!!

 f:id:trip_sister:20191022212636j:image

f:id:trip_sister:20191102010935j:image

と叫びながら近寄ってくる人多数。ソンブレロスペイン語で帽子。大学時代にスペイン語を勉強していたのでこれくらいはなんとか理解できます。

 

ノ、グラシアス(いいえ、結構です)

 

ここで注意事項!!

GoProやビデオカメラをお持ちの方は、撮影料5ドルが必要です。スマホで動画を撮影したり、一眼レフで写真を撮影するのは追加費用なしなのですが、GoProとビデオカメラは有料。私はGoProを持っていたのでガイドさんに5ドルを支払い、手続きしてもらいました。ロイヤルカリビアンのツアー説明には8-10ドルと書いてありましたが5ドルぽっきりでした。米ドルで支払うことができます。


チチェン・イッツァのピラミッドまでの道のりはあっという間

入場チケットをもらって、道を歩いていると両側にお土産屋さん。

f:id:trip_sister:20191022212630j:image

f:id:trip_sister:20191022212556j:image

f:id:trip_sister:20191023132851j:image

 なんとなくですが、入場して、お土産通りを抜けるとしばらく山道が続き、やっとたどり着いた先にそびえるピラミッド!!みたいなイメージでいたのですが、平な道を5分くらいあるくとすぐあります、ピラミッド(汗)

f:id:trip_sister:20191023132838j:image

おおおおー

 

チチェン・イッツァカタン語で「イツァ人の湖の畔」。このピラミッドを指す言葉ではなく古代都市の名前。このピラミッドは「カスティーヨ(城)」「ククルカンの神殿」と呼ばれています。

 

ククルカン

マヤ神話の神の一柱。中央高原のケツァルコアトルに対応し、ケツァルコアトルと同様、「ククルカン」という名はユカテク・マヤ語で「ケツァルの羽-蛇」を意味するとされる。実は、ククルカンはマヤ古来の神というより、ケツァルコアトルのマヤ版翻案という性格が強い。ククルカンという神自体はマヤ文明最盛期である古典期には登場せず、ククルカンの存在感がもっとも大きいのは、マヤ文明衰退期にあたる後古典期の、しかもケツァルコアトル信仰が盛んだったトルテカの影響を強く受けた混成文化のチチェン・イッツァ遺跡である(同遺跡のククルカン神殿が有名)。

出典:ピクシブ百科事典

 

1周してみました。倍速で編集しているので、ちょっと手振れが気になるのですが55秒なのでしばしお付き合い下さいませ。

 実は、ツアーでは、入り口からサーとみて通るだけで、ゆっくり1周する時間はありません。遺跡好きとしては、せっかくきたからには全容を見て見たいと思い、ツアーが別の遺跡を説明している間、別行動で1周してきました。早くしないと置いて行かれそうで、急いで回ったから手振れが。。すいません。

 

8年前までは、石段を登って上まで行くことができたみたいなのですが、心無い観光客が石に自分の名前を書いたり、石を削って持って帰ったりしたので立ち入り禁止になったそうです。

 

チチェン・イッツァはこのピラミッドだけではありません。その他の遺跡やそれぞれの歴史については後編で。

 

trip-sister.hatenablog.jp