【イタリア2023】フィレンツェ四十路ひとり旅、街全体が絵画の中の世界、日曜のドゥオモ観光は要注意

3日目はフィレンツェ観光~Hotel Palazzo Benci~

3日目はイタロに乗って、ローマからフィレンツェへ。イタロについてはこちらにまとめました。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅と、街の中心地の間くらいにあるホテル、Hotel Palazzo Benciにまずは荷物を預けに行きました。朝、10時頃かな。

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いやー、まじで最高でした。ここのホテル。まず、荷物を預けに行ったら、「トイレは行かなくて大丈夫?」と声をかけてくれて、すごく好印象。チェックイン時間に戻って、お部屋に入ると思ったより広くて快適だし、朝食がこれまた良い!!

種類も多いし、それぞれ美味しい。110€(17,000円)で、この広さ、この設備、朝食付きって、この旅行で1番充実していました。15,000円付近のホテルを予約してたんですが、浴室がついていたのはここだけでした。

 

ちなみに、トイレの便座が2つあるのは、イタリア式みたいで、1つはウォシュレットらしい。用を足す便座から、ウォシュレット側の便座にどう移動するの?という疑問ねww腰を浮かして瞬時に移動するらしいです。

 

3日目はフィレンツェ観光~中央市場フードコート

ホテルから徒歩5分くらい。革製品などの出店の通りを抜けたところに中央市場がありました。

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1階が市場で、2階がフードコートなんですが、残念ながらこの日は市場がお休み。フードコートは昼・夜両方でお世話になりました。
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ランチに食べたのは、中央市場の名物的なランプレドット(Lampredotto)を食べました。ランプレドットは、牛もつ煮(牛の第四の胃・ギアラ)。緑色のソースと、お好みでタバスコ的な辛いソースをかけてくれて、さらにパンの上の部分をスープに浸して挟む。これが、最高に美味しい!!
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3.5€(490円)くらいだったと思います。イタリアの物価が高くてヤバイという前情報をたくさん聞いていましたが、このおいしさ、この大きさで500円弱って、最高すぎる。1週間いたら週5で食べたいレベル。

 

夜は、セリエAの試合見ながらご飯食べられるところに行きたくて、中央市場アゲインです。
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お昼に食べたランプレドットがおいしすぎて、パンに挟まないバージョンでまた注文してしまいました。これ食べながら、赤ワイン飲んで、セリエAで日本人選手を見る。これを満喫していないと言える人がいるでしょうかってくらい満喫しました。

3日目はフィレンツェ観光~ドゥオモ/サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

巨大なドームが特徴の大聖堂は、イタリアにおける晩期ゴシック建築および初期ルネサンス建築を代表するもので、フィレンツェのシンボルとなっている。石積み建築のドームとしては現在でも世界最大[である。このドームは予算削減と耐久性を考慮し、二重構造のドームで互いを押し合う設計になっており、木枠を使わずに煉瓦を積み上げて製作している

映画『冷静と情熱のあいだ」という映画で、ラスト印象的なシーンが撮影されたのがこちらのクーポラです。私は、帰国後にその映画の存在を知って見てみたのですが、辻仁成さんっぽいというか、モヤっとしたラブストーリーです。

 

ドゥオモの見学は無料なのですが、私が訪れた日曜日はミサが行われるため観光客は入れませんでした。ガイドブックに『日曜 13:30~』と書いてあったので入れるのかなーと思っていたのですがダメでした。調べたところ、大聖堂の中は見れないけど、ジョットの鐘桜とかクーポラという有料の施設は見られるみたいですね。残念。

イタリアを観光する場合、教会を訪れることが多いと思うのですが、多くの教会は日曜が休みなので、日曜をどこにもってくるかが重要です。日曜午後は見学できるドゥオモを日曜に持ってきたのですが調べが甘かったです。

 

話は戻って、観光の」お話」

こちらは、ジョットの鐘桜。

ジョットの鐘楼(ジョットのしょうろう、Campanile di Giotto)は、フィレンツェサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の脇に建っている高さ約84mの鐘楼である。大聖堂と同じく赤、白、緑の大理石で作られているゴシック様式の建築。

このジョットというのは、作者の名前で、ジョット・ディ・ボンドーネという建築家が建てたそうです。私は、終日小雨の日だったということもあり、登らなかったので、こちらのブログを紹介しておきますね。

こちらはサンジョバンニ礼拝堂。

フィレンツェ最古の建物の1つで、古代ローマ時代までさかのぼります。「神曲」で有名なダンテもここで洗礼を受けたそうです。

「東側の扉」は、ミケランジェロが「まるで天国の門の様だ」と言った事から「天国の門」と呼ばれているそうです。ただ、こちらの扉はレプリカでオリジナルは美術館にあります。雨ざらしだと、保管が難しいのでしょうね。。

こちらはサン・ロレンツォ教会は、フィレンツェで最も古い建物の1つ。他の豪華な教会と明らかに見た目が違うので逆に目立っていました(笑

この教会の起源は393年にまでさかのぼるようで、聖アンブロジウスが、ここを聖ロレンツォ大聖堂として奉献したとされています。ちなみに、393年は日本では仁徳天皇の時代です。

 

3日目はフィレンツェ観光~ミケランジェロ広場~

残念ながら、大聖堂の周辺にもみっちり建物が建っていて良い位置でドゥオモを写真に撮れないのが、ちょっと残念。いろいろ回ってみたけど、ドローンじゃないと良いカットは撮れません。。

 

少し街からは離れるのですが、ミケランジェロ広場に行くとこの景色が見れます。私は、早朝に行ったのですがあいにくの雨で。。

バスかタクシーを使うのがベストだと思いますが、私は散歩がてら歩いて行ってみました。片道40分くらいかなー。往復だと1時間半なので、結構な距離になりますが、街全体が世界遺産というフィレンツェなので、歩いているだけで歴史やアートを感じられておススメです。最後、結構坂道なので頑張って登って下さい。

3日目はフィレンツェ観光~ヴェッキオ宮殿~

宮殿といえども、もともとは政庁舎として使われていた建物で、メディチ家が一時期、住居にしていたそうです。

 

ダ・ヴィンチ作の「アンギアーリの戦い」と、ミケランジェロの「カスチーナの戦い」の2枚絵のが飾れれる予定だったそうなのですが、2人とも途中で書くのをやめてしまったらしいですww現在のヴァザーリ作のシエナの戦いとピサの戦いは、そのダ・ヴィンチミケランジェロの作品の上に描かれたとされています。

 

映画「インフェルノ」で、この中の絵が出てくるので入るか迷ったのですが、ここは表だけ見て過ごしました。

 

表には、ミケランジェロダビデ像があります。が、こちらはレプリカ。もともとはここにオリジナルがあったのですが、雨ざらしになるので今はオリジナルはアカデミア美術館にあるそうです。

ちなみにダビデとは、旧約聖書においてイスラエルの王だった人だそうです。

 

入らなくても、外から見るだけでも魅力的で、彫像もたくさんあるので立ち寄る価値ありです。

 

3日目はフィレンツェ観光~ヴェッキオ橋~

フィレンツェ最古の橋で、第二次世界大戦で破壊されなかったフィレンツェの唯一の橋。最初はローマ時代に架けられて、洪水で流されて、現在は1345年に再建されたもの。橋の上には宝石屋さんが並んで済ます。もともとは、食肉店が並んでいたそうなんですが、メディチ家によって撤去されて、宝石屋になったそうです。

 

お店の上には、さらに階層が重ねられていて「ヴァザーリの回廊」と呼ばれているのですが、これはメディチ家の人達がヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで地上に降りずに移動するためのものだったそうです。

 

3日目はフィレンツェ観光~ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館(ウフィツィびじゅつかん、Galleria degli Uffizi)、またはウッフィッツィ美術館は、イタリアフィレンツェにあるルネサンス絵画で有名な美術館である。1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つである。またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものである。1982年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されている。

 

ウフィッツィとは、イタリア語のOfficeという意味で、メディチ家の事務所的な意味合いらしいです。世界的にも有名な美術館なので、予約は困難。。また、Get your guideのツアーで入館しました。公式で購入する場合、11月から3月まではWEBで16€、現地で12€なんですが、ツアーでも18€で入場できたので、満足。

 

ウフィッツィ美術館には「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「ミケランジェロ」「ラファエロ」のイタリア美術三大巨匠の作品はもちろん、「ボッティチェリ」などの作品も展示されています。

 

「春」ボッティチェリ

「受胎告知」レオナルド・ダ・ヴィンチ

「ヒワの聖母」ラファエロ

ヴィーナスの誕生ボッティチェリ

「キリストの洗礼」レオナルド・ダ・ヴィンチ

「聖家族」ミケランジェロ

 

教科書で見て事ある絵が満載で、途中から麻痺してきますww美術館の作りが複雑で、フワーっとまわっていると見逃してしまう部屋があるので庁注意です。入り組んだ小部屋に大作があったりして、私は1度素通りしてしまい戻って見直しました。

 

フィレンツェは1日で見て回れるくらいの広さではあるものの、しっかり見ようと思うと2日はかかるかなぁというくらい見る場所が多いです。美術館も多いので全部に入ろうと思うと、時間もお金もそこそこかかります。街を歩いているだけでも素敵なので上手に取捨選択するのがおすすめです。