【ギリシャ2023】エーゲ海クルーズ四十路ひとり旅 ここまでできれば怖いものなし

7日目はエーゲ海クルーズ~イドラ島~

本当は、オリュンピア遺跡という古代オリンピック発祥の地を訪れたかったのですが、日帰りでは相当キツイということがわかり、急遽エーゲ海クルーズに変更。電車がなく、バスで片道4時間半。往復9時間はなかなかにキツイ。。

この旅でめちゃくちゃお世話になったGet Your Guideで日帰りのエーゲ海クルーズを予約しました。所要時間12時間、価格は180€くらいでした。日によっても違うし、予約する期間にもよると思いますが、直前の予約でこの程度です。

f:id:trip_sister:20240101150512j:image

f:id:trip_sister:20240101150526j:imageホテルまで迎えに来てくれるので安心。イドラ島、ポロス島、アイギナ島の3島を巡るプランです。

友達は日中仕事なので、1人参加。憧れのエーゲ海クルーズを1人wwなかなか勇気あると自分でも思います。

f:id:trip_sister:20240101151938j:image
f:id:trip_sister:20240101150723j:image

最初に到着したのはイドラ島。イドラ島は、自動車を禁止していて、移動手段はなんとロバ。観光客を運ぶロバが港に待機していました。
f:id:trip_sister:20240101151931j:image
f:id:trip_sister:20240101150523j:image

ソフィア・ローレン主演の映画「島の女」がここで撮影されたようで記念碑がありました。

エーゲ海のイドラ島の貧しくもたくましい海女フェドラ(ソフィア・ローレン)が偶然見つけた沈没船のトレジャー(イルカに乗った少年の彫像)を巡るお話。貧しい暮らし、お金の誘惑に傾く中、純真な考古学者コールダー博士(アラン・ラッド)と接するうちに自分を取り戻してゆく・・

f:id:trip_sister:20240101150715j:image
f:id:trip_sister:20240101150727j:image
f:id:trip_sister:20240101151944j:image
f:id:trip_sister:20240101150537j:image

サントリーニ島やミコノス島に行かなくても、エーゲ海クルーズは楽しめるんだなと実感できた瞬間です。ツアーでは、島に1時間程度しか滞在できないので、徒歩で散策したのですが、どこを撮っても絵になりました。

 

7日目はエーゲ海クルーズ~船内ランチ~

イドラ島を出たあと、船内でランチをとります。バイキング形式なのですが、なかなかおいしかったです。

f:id:trip_sister:20240101151924j:image
f:id:trip_sister:20240101150519j:image

右上に移っているスイーツは、パイ生地のようなサクサクしたものをどっぷりシロップに付けたもので、噛むとどろーっとシロップがしみだして、初めて食べる食感でした。
f:id:trip_sister:20240101150533j:image

なんだかアジアっぽい顔のラベルのビールですが、ギリシャ最強の都市国家スパルタの名を関したビールです。スパルタ教育のスパルタですね。まず、生まれた子が健康か健康でないかを調べて、虚弱体質の子は山に捨てるという怖いルール、12歳から本格的に軍事訓練に従事するというスパルタ教育。。

 

7日目はエーゲ海クルーズ~ポロス島

f:id:trip_sister:20240101151927j:image
f:id:trip_sister:20240101150530j:image
f:id:trip_sister:20240101151934j:image
f:id:trip_sister:20240101150515j:image 2島目はポロス島。この時計台がシンボルなのですが、ネットでは真っ白でした。2023年は水色でした。

 

7日目はエーゲ海クルーズ~アイギナ島~

f:id:trip_sister:20240101151917j:image
f:id:trip_sister:20240101151920j:image

3島目はアイギナ島(エギナ島という場合も)。このアイギナは古代ローマ時代はポリスで、アテナイアテネ)に対抗していたそうです。この島の名産はピスタチオで、島にもピスタチオ屋さんや、ピスタチオの加工品がたくさん売られていました。

f:id:trip_sister:20240101150719j:image

ピスタチオとシチリアレモンのジェラートを食べました。通常のジェラートよりも濃厚でクリーミーでした。
f:id:trip_sister:20240101151941j:image
f:id:trip_sister:20240101151948j:image

正直言うと、どの島も景色は似ています。3島じゃなくて2島でのんびりしたいかもと思わわなくもないのですが、ここ最近クルーズと縁がある身としては、船の中での時間もまた楽しみということで。新婚旅行の定番、エーゲ海クルーズに1人で行くという私の中でもあらたなひとり旅の歴史を刻んだ気がします。

【ギリシャ2023】ギリシャ四十路ひとり旅 パルテノン神殿は圧巻!これが紀元前5世紀に作られたなんて!!

6日目はアテネ観光~パルテノン神殿

アテネに着いた日は、知人とライトアップされたパルテノン神殿を街中から見て、6日目にあらためて。世界的に有名な観光ポイントなので、朝7時にホテルを出て向かいました。

 

ホテルが郊外(ノボテルアテネ)だったので、そこそこ歩いたんですが街の雰囲気を見るのも好きなので、全部徒歩で行きました。約40分。

ネット情報によると、パルテノン神殿の入口に行列ができると聞いたので、途中市場を見学した程度で、そそくさと向かいました。市場の様子は後述。

f:id:trip_sister:20240101005554j:image

こんな崖の上にあるんですよ。パルテノン神殿。街のいたるところから見ることができてとても素敵なんですが、作るの大変だったよね。。当時の人に思いを馳せる。。
f:id:trip_sister:20240101005509j:image

モナストリアキ広場という、噛みそうな名前の広場から坂道になります。
f:id:trip_sister:20240101005551j:image
f:id:trip_sister:20240101005512j:image
f:id:trip_sister:20240101005537j:image

あれ、全然人がいないww行列って噂はどこに。。11月だからでしょうか。。でも、半そででいいくらい暑い。
f:id:trip_sister:20240101005530j:image

パルテノン神殿を含む遺跡の数々があるエリアをアクロポリスと言います。「ポリス(都市国家)」って教科書で習いましたよね。世界史かな?なんか懐かしい響き。

 

アクロポリスは、ギリシャ神話のアテーナを祭る神殿です。アテーナはオリュンポス十二神の1人で、ゼウスの娘です。ですが、分け合って、ゼウスの頭を勝ち割って生まれてきますww

詳しくはこちら見て下さい。

youtu.be


f:id:trip_sister:20240101005533j:image
f:id:trip_sister:20240101004656j:image

アクロポリスは、紀元前5世紀ごろ立てられました。イタリアのコロッセオは、西暦80年なので、それより500年くらい前に作られたということになります。今から500年前って安土桃山時代ですからね。感慨深い。
f:id:trip_sister:20240101005427j:image
f:id:trip_sister:20240101005616j:image
f:id:trip_sister:20240101005619j:image

パルテノン神殿

パルテノン神殿(パルテノンしんでん、Παρθενών, ローマ字: Parthenon)は、古代ギリシア時代にアテナイのアクロポリスの上に建設された、アテナイ守護神であるギリシア神話女神アテーナーを祀る神殿である。紀元前447年に建設が始まり、紀元前438年に完工、装飾等は紀元前431年まで行われた。パルテノン神殿ギリシア古代建築を現代に伝える最も重要な、ドーリア式建造物の最高峰と見なされる。装飾彫刻もギリシア美術の傑作である。この神殿は古代ギリシアそして民主政アテナイの象徴であり、世界的な文化遺産として世界遺産に認定されている。

いやー、文句なしに圧巻。建築様式がどうとか、細かい細工がどうこうとか関係なく存在に感動します。天気も最高だったのでより一層。これ、紀元前よ。


f:id:trip_sister:20240101005544j:image

エレクテイオン神殿。

エレクテイオンで有名なのは6人の美しい女性の彫像で作られた柱。カリアティードと呼ばれるものですが、今あるのはレプリカでオリジナルは新アクロポリス博物館に展示されています。が、6体のうち1体は19世紀に持ち出され、大英博物館にあるそうです。返してあげればいいのに。。


f:id:trip_sister:20240101005547j:image

これニケの神殿。

勝利の女神・ニケは、スポーツメーカーNIKEの語源になっています。この神殿、どうやって入っていくのかわからず、何度かうろちょろしたんですが、目の前までは入れませんでした。

 

ちなみに、これがニケ。新アクロポリス博物館で見れます。

f:id:trip_sister:20240101005623j:image

アクロポリスにはまだまだ見所ありまして。。
f:id:trip_sister:20240101005540j:image

ディオニューソス劇場。

ギリシャ最古の劇場で、運がいいと実際にここで演奏会が開かれているところをみることができるそうですよ。

f:id:trip_sister:20240101115333j:image

 

6日目はアテネ観光~新アクロポリス博物館~

ギリシャ神話ばかり調べていて、ここの事前調査を忘れて、成り行きで入ったのですが、とてもよかったです。

f:id:trip_sister:20240101005519j:image
f:id:trip_sister:20240101005523j:image

あー、これディズニー映画「ヘラクレス」で最初に出てくる壺だわー、見た見たとテンション上がりました。今見ても、茶色に黒ってデザイン性高いですよね。
f:id:trip_sister:20240101005612j:image

これは、先ほどのエレクティオンのカリアティードのオリジナルです。真ん中の1体が。。大英博物館様、どうぞアテネにお返しください。。

f:id:trip_sister:20240101115422j:image
f:id:trip_sister:20240101115419j:image
f:id:trip_sister:20240101005422j:image

地下に遺跡らしきものが見えました。ギリシャの街を歩いてるといたるところに遺跡が残っていて、公園の端やマンションの玄関などに、ぽこっと残っているのをよく目にしました。石ってすごいですよね。。日本は木造が多いからなかなか残りにくい。

 

6日目はアテネ観光~フレスコ・ヨーグルトバー~

アクロポリスから、新アクロポリス博物館のほうに降りていく道にギリシャヨーグルトのお店があります。

www.tripadvisor.jp


f:id:trip_sister:20240101005526j:image
f:id:trip_sister:20240101005516j:image

ナッツと、ジャムなどのトッピングが複数あって、スムーズに注文できそうになかったので店員さんのおススメをそのままもらいました。イチゴとマカダミアナッツと何かだったと思いますww美味しかった。

 

6日目はアテネ観光~遺跡いろいろ~

今回、私はアクロポリス・コンボチケットというのを購入しました。33€。オンラインで事前に購入。

 

パルテノン神殿だけでなく、古代アゴラ、ローマンアゴラ、ハドリアヌスの図書館、オリンピエイオン、ケラメイコス、アリストテレスの学校を見ることができます。

f:id:trip_sister:20240101115456j:image

はっきり言うと、メインイベントは1番のアクロポリス遺跡とスロープという、パルテノン神殿とその周りの遺跡群で、そこから見ちゃうと後の遺跡は修学旅行に来た感じになっちゃうのですが、せっかくギリシャまで来たら20€追加して色々みたほうが人生としてお得だなと思います。アクロポリスだけだと13€です。

f:id:trip_sister:20240101115556j:image

ここはチケットがいらない場所なんですが「ハドリアヌス凱旋門」。ハドリアヌス。。「テルマエロマエ」で市村正親さんが演じてましたよね。ってことはローマ??と混乱してしまいますが、アテナイアテネ)の公共建築物の再建に力を注いだローマ皇帝ハドリアヌスの功績をたたえるためのものだそうです。

f:id:trip_sister:20240101115559j:image
f:id:trip_sister:20240101115606j:image

オリュンピア(=ゼウス神殿)

オリュンポス十二神の中の最高神であるゼウスに捧げられた神殿である。紀元前6世紀、僭主政のアテナイの時代に建設が始まったが、古代の世界で最大級であった神殿を完成させることは出来なかった。神殿の完成は2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスにより成し遂げられた

ゼウスって、アテーナの父親なのに、アテーナの神殿(パルテノン神殿)よりも低い位置にあるんだな。。とか。。建設はパルテノン神殿よりも前に行われていたようです。
f:id:trip_sister:20240101115624j:image

本当は、もっとたくさん柱があったようなのですが、今は、建物というより、柱が数本という形。本来の姿はどんな形だったんだろうと想像を働かせるしかないですね。
f:id:trip_sister:20240101115610j:image

ハドリアヌスの図書館」。また、出てきましたハドリアヌス。ローマから結構遠征してたんですかね?パピルスの巻物が所蔵されていたそうです。
f:id:trip_sister:20240101115603j:imagef:id:trip_sister:20240101115552j:image

ローマンアゴラ。

アゴラというのは、ポリスの中にある公共の場所で商取引などが行われた場所。ローマで「フォロ・ロマーノ」という遺跡を見ましたが、この「フォロ」がギリシャでは「アゴラ」のようです。


f:id:trip_sister:20240101115627j:image
f:id:trip_sister:20240101115617j:image
f:id:trip_sister:20240101115620j:image

「古代アゴラ」。アクロポリスの麓にあります。アクロポリスは信仰の場所、アゴラは市民の憩いの場所のような位置づけです。要は、町の跡みたいな感じです。
f:id:trip_sister:20240101115613j:image

ヘパイストス神殿。アゴラの中にも神殿がありました。ヘパイストスは、ギリシャ神話に登場するオリンポス十二神の1神です。実はこの辺りは鍛冶屋や窯業者が集まる地区だったことから、炎と鍛冶の神であるヘパイストスを祀る神殿が作られたそうです。

 

ヘパイストスは、ギリシャ神話ではゼウスとヘラのの第一子として生まれてくるのですが、醜く生まれ、母に疎まれたそうです。その後、ヘパイストスはヘラに豪華な椅子を送るのですが、ヘラは椅子に座ったとたんに身体を拘束されて身動きがとれなくなってします。そこへヘパイストスが来て「アフロディーテと結婚させてくれれば拘束を解く」と言い、ヘラがこの条件を飲みました。アフロディーテとは、愛と美と性を司る神でヴィーナス誕生のヴィーナスです。ヘパイストス。。なかなか計算高い男です。


f:id:trip_sister:20240101115630j:image

アゴラの中に、博物館もあって、出土した壺や器などが展示されています。

f:id:trip_sister:20240101152240j:image

古代ギリシャの遺跡ではないのですが、「パナシナイコ・オリンピック競技場」にも立ち寄ってみました。ここは、1896年第一回の近代オリンピック開催地です。無料で日本語の音声ガイドを貸してくれましたよ。

f:id:trip_sister:20240101152234j:image
f:id:trip_sister:20240101152247j:image

当時は1周330mだったようです。現在は400m。今も、何かのイベントなのか幼稚園くらいの子供達が、ここを使って運動していました。
f:id:trip_sister:20240101152227j:image

遠くにパルテノン神殿を臨む立地です。
f:id:trip_sister:20240101152244j:image

トラックは一部を除いて修復されたものなのですが、選手が控室からスタジアムに出ていく通路は昔のままだそうです。ひやっとした洞窟みたいな道を抜けるとスタジアムなのですが、思ったより長いww
f:id:trip_sister:20240101152230j:image
f:id:trip_sister:20240101152237j:image

もともとは選手の控室だったところに、ちょっとした展示室があって、東京オリンピックのポスターも飾ってありました。2020年はコロナ禍だったからポスター作らなかったんですかね。マスコットののぼり?みたいなものが飾られていました。

6日目はアテネ観光~中央市場~

異国の市場って楽しいので、ついつい行ってしまうんですが、ここは本当に街のレストランの方々が買いに来る業務用の市場という感じ。次の写真は、そこそこグロテスクなので、閲覧注意です。

f:id:trip_sister:20240101125054j:image

ギリシャはラム肉が有名なのですが、頭も売っていてそこそこ"目が合う”感じでしたww
f:id:trip_sister:20240101125101j:image
f:id:trip_sister:20240101125058j:image
f:id:trip_sister:20240101125047j:image

お魚や、スパイス、ドライフルーツなどが売っていました。ドライフルーツはいちじくが多かったです。ギリシャの名産らしいです。原産はアラブのようで、トルコやエジプトなどが生産量の多い国となっているようです。場所的に近いですね。

 

行って損はないのですが、忙しい中でわざわざ時間を作るほどではないかもしれません。

 

6日目はアテネ観光~お食事事情~

ギリシャ料理って、言われてもパッと思いつかない人が多いのかなと思います。私も、昔、ブラジルでギリシャ料理を食べた記憶がうっすらある程度ww

f:id:trip_sister:20240101152436j:image

これは、ギリシャに毎年仕事で来ている知人のおススメのピタパン。ピタパンの中に、鶏肉、ポテト、トマト、ヨーグルトソースが入っていて、なんとも不思議なお味でしたww値段を忘れてしまったのですが、500円くらいだったと思います。
f:id:trip_sister:20240101152429j:image

外で、お肉を焼いていて、ポークとチキンどっちか選んで巻いてもらうスタイルでした。モナストリアキ広場の近くです。

f:id:trip_sister:20240101152433j:image

イカのフライ。魚介類がおいしいギリシャですが、市場を見る限りイカが豊富にとれるのかなと思い、注文してみました。

f:id:trip_sister:20240101152422j:image

パンに、バターとオリーブのタプナードがついてきて、これがとても美味しかったんですよねー。家でも作ってみたいなーと思いました。
f:id:trip_sister:20240101152425j:image

スーパーで買い物して、ホテルで軽く一杯飲んだりもしました。ギリシャワインやギリシャヨーグルトなども購入、チェリー味のジュースも珍しくて購入。ワインみたいな色合いで美味しかったです。

 

f:id:trip_sister:20240101125051j:image

ちなみに、ホテルがあったノボテルのエリアは、そこそこ治安が悪く至る所に落書きがあって、外で寝ている人もいたり、ゴミがあふれていたりしました。もうずっと景気が悪いのが原因でしょうかね。。観光エリアはそんなことないのですが、ちょっと郊外に行くとギャング出そうな雰囲気でしたww夜は知人と行動することが多かったので、危険は感じなかったのですが、海外に慣れない人は中心地に宿泊されることをお勧めします。

手荷物は?搭乗券は?世界一厳しいと評判のライアンエアーに乗ってみた ミラノ→アテネ

ライアンエアーとは

ライアンエアー(Ryanair)は、アイルランドのダブリンに本拠地を構える格安航空機でヨーロッパではとても著名な航空会社です。25年振りのヨーロッパだっため、私はこの旅で初めて知ったのですが、安いけど世界一厳しいという評判をネットなどでよく見かけます。

f:id:trip_sister:20240101004256j:image

ライアンエアーの事前準備

今回私は、スカイスキャナーで最安値を調べて、ライアンエアーの公式HPから予約しました。

f:id:trip_sister:20240101004339j:image

約53€(約7,420円)って安くないですか?国内線じゃなく、国際線なのに!!驚きの安さ。私は、機内持ち込みのスーツケース(55×40×20cm  10kg)の料金を追加で支払った(Regularプラン)のでこの値段なんですが、リュックサック(40×20×25cm)1つで乗り込む(valueプラン)ならもっとお安く乗ることができます。

 

ライアンエアーに乗る際に忘れてはならないのが、オンラインチェックイン。48時間前からできるのですが、オンラインチェックインをして、さらにオンラインチェックインのあと搭乗券のPDFを印刷して紙で持っていかなければいけないと。

 

え?今時、紙??そして、48時間前はイタリアにいるので、イタリアでプリントアウトできるところ探さなきゃいけないってこと??

 

と思って焦ったのですが、よく読んでみると、シェンゲン協定を締結している国への移動はVISAが必要なく、その場合は紙の印刷は必要なくアプリを見せれば大丈夫でした!シェンゲン協定というのは、ヨーロッパ間をVISAなしで行き来できる協定のことで、加盟国は、オーストリア、ベルギー、チェコデンマークエストニアフィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャハンガリーアイスランド、イタリア、ラトビアリヒテンシュタインリトアニアルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ノルウェーポーランドポルトガルスロバキアスロベニア、スペイン、クロアチアスウェーデン、スイス。

 

シェンゲン協定加盟国への移動の際は、搭乗券を印刷してVISAチェックがあるようです。混雑時期は、このVISAチェックに時間がかかり搭乗が間に合わず乗れないってことが発生するらしいです。こわいこわい。

 

ちなみに、オンラインチェックインを忘れると55€の罰金、印刷を忘れると20€の罰金なのでお気をつけ下さい。

 

まだ安心してはいけません!!シェンゲン協定内の移動であればアプリでなんとかなるのですが、このアプリが難解。日本からはダウンロードできません。イタリアに入ればダウンロードできるの??どうなの??と不安になって色々調べまくったのですが、この方のブログがめちゃくちゃ役に立ちましたのでご紹介。日本のApple IDではダウンロードできないため、海外のApple IDを取得してダウンロードします。日本国内でもできます。

shimon-diary.com

 

ミラノからギリシャアテネ

今回、知人がギリシャに出張中ということもあり、ミラノからギリシャアテネに向かいました。ミラノで大きな空港は、マルペンサ空港で、多くの国際線はここから離発着するのですが、LCCであるライアンエアーは、ベルガモ・オリオ・アル・セーリオ国際空港発着です。

 

ミラノ中央駅からバスが出ているので、インターネットで事前に予約しておきました。当日、その場でもチケットは買えるのですが、朝9:00に「最後の晩餐」を見に行って、その足でベルガモ空港に向かわないと間に合わないというギリギリのスケジュールだったので少しでも時間の短縮と思いまして。。

 

f:id:trip_sister:20240101004253j:image

ちなみに、ホテルまで荷物を取りに行く時間はなかったので、朝早くホテルをチェックアウトして、ミラノ駅構内の荷物預かり所で荷物を預けてからサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に向かい、「最後の晩餐」だけ見て、あとのツアーは放棄して中央駅に戻り、荷物を受け取ってバスに飛び乗りました。

荷物を預けたのは「Ki POINT」という手荷物預かり所でとても便利でした。

ミラノ中央駅の荷物預かり・コインロッカー

 

いよいよ搭乗、荷物でひっかかるのか??

ベルガモ空港に到着して、手荷物検査の入口に向かうと長蛇の列。1時間はかからなかったと思うのですが、繁忙期などは余裕をもって空港に向かうことをお勧めします。特にライアンエアーはなんだかんだと厳しいらしいので、いつもギリギリに到着する私も余裕を持って行動するよう心掛けました。

 

ライアンエアーの手荷物持ち込みが10kgまでなので、イタリアではあまりお土産を買わず荷物を少なくしようと心掛けていたのですが、機内持ち込みだということを忘れてオリーブオイルを買ってしまっていて、手荷物検査で没収されました。これは完全に私のミス。。

 

事前に調べた情報だと、搭乗口で荷物の大きな人がいないか係員が目を光らせていて、その場で大きさや重さを計り、オーバーしていたら罰金をとられるとなっていたので、ドキドキしながら、罰金とられたらとられたときだと搭乗口に向かったのですが、特に荷物を計られることはありませんでした。実は、機内持ち込み用のスーツケースが、55×40×20cmの規定のところ54×36×24cmと微妙な数字でドキドキしていたのですが、素通りでした。リュックも本来であれば40×20×25cmなのですが、絶対上回ってるでしょと思うカバンの方もスルーでした。厳しいと噂のライアンエアーですが、ミラノについては意外と手荷物は緩いようです。

 

ちなみに、手荷物検査を通り抜けた後でも、お土産を買う場所はありました。あまり種類は多くないですが、リモンチェッロなど液体のお土産も検査後のお店なら持ち込むことができましたよ。

 

ライアンエアーの機内はこんな感じ

機内はこんな感じ。私は、早くから搭乗口近くに待機して早めに乗り込んだのでスーツケースを入れる場所は十分あったのですが、遅く搭乗すると座席の上にスーツケースをしまうスペースがなく場所を奪い合うこともあるらしいのでお気を付けください。

 

f:id:trip_sister:20240101004303j:image

まあ、狭いですけどLCCなんでね。こんな感じですよ。想像の範囲内という感じです。ミラノからアテネまでは2時間半程度。東京から鹿児島くらいの時間なんですよねー。ヨーロッパに住んでたらいろんなところに行き放題だなと思いながら乗っていました。

f:id:trip_sister:20240101004250j:image

お天気が良かったので、ミラノを飛び立ったあと、すぐにアルプスの山々を拝むことができました。スイスとかリヒテンシュタインとかその辺りかなー。本当はミラノからスイスまで日帰りで行くプランもあったのですが、詰め込み過ぎて後半疲れそうだったので、スイスは諦めたのですが、なんかこの景色が見れて少し報われました。
f:id:trip_sister:20240101004313j:imageイゼーオ湖。ここもまだイタリアです。

アルバニアの上空でも写真を撮影したのですが、あまり特徴がなく、どれかわからなくなってしまいました。。アルバニアは、長くオスマントルコ支配下に置かれていたため、現在も国民の大半がイスラム教徒なんだそうです。ヨーロッパなのに、イスラム教徒が約6割もいるんだそうです。なかなか観光では訪れないけど、なんだか興味深いです

f:id:trip_sister:20240101004306j:image
ギリシャに近づいてくると、エーゲ海に浮かぶ島などが見えてきます。

 

お天気が良いと飛行機からいろんな国が見れて、地理好きの私はずーっと外を眺めておりました。そろそろ、ヴェネチアあたりかな、アルバニアはどんなところかななんて考えているとあっという間にアテネに到着しました。

 

ライアンエアーまとめ

ライアンエアーは、確かに色々面倒くさいなと思いましたが、安さはピカ一で、注意して乗るか、高い飛行機を予約するかなら私は迷いなく前者をとります。荷物のチェックはミラノは緩かったけど、厳しい国もあるだろうし、非シェンゲン協定の国に行くときは印刷するのが面倒そうだなとも思うのですが、JALANAみたいな至れり尽くせりの航空会社はLCCじゃなくてもそうないし、海外で安く飛行機に乗りたいなら覚悟して準備するしかないですね。運悪く、何かで罰金とられたとしても、もともとが激安なのでそれはそれで旅の思い出としようくらいの心持ちで乗って下さいww

【イタリア2023】ミラノ四十路ひとり旅 ドゥオモは華やかで荘厳 華やかと歴史が調和した街

4日目はミラノ観光~ミラノ中央駅

フィレンツェからイタロでミラノへ。約2時間。こちらにも書いたのですが、ミラノ中央駅で降りる場合は、アナウンスに要注意です。

 

 

f:id:trip_sister:20231231193754j:image
f:id:trip_sister:20231231193742j:image

ミラノ中央駅は、イタリアではローマ・テルミニ駅に次ぐ利用者数で、とても綺麗で大きな駅です。

1912年に設計者が決まり建設が開始されたが、第一次世界大戦とその後のイタリアの経済危機の影響で工事は途中何度も中断した。1922年ファシスト党ベニート・ムッソリーニが首相になると、ファシスト政体の権力を象徴するような権威主義的なデザインが付加され、駅舎は荘厳で豪華な仕様に変更された。中断していた工事は1925年に再開し、プラットフォームの配置の変更と鋼鉄で出来た巨大な大屋根の設置が行われた。そして1931年7月1日に郵政通信大臣コスタンツォ・チャーノ臨席のもと駅は公式に落成した。

ファシスト党ムッソリーニが影響しているというのは、帰国後に知りました。

 

4日目はミラノ観光~ミラノのドゥオモ〜

f:id:trip_sister:20231231205333j:image f:id:trip_sister:20231231193822j:image
f:id:trip_sister:20231231193746j:image

ホテルにチェックイン後に向かったのは、ミラノのドゥオモ。写真ではもちろん見ていたのですが、リアルで見るドゥオモは圧巻。フィレンツェのドゥオモは、丸みを帯びた保守的な女性的なデザインなのに対し、ミラノのドゥオモは力強く荘厳な印象で、冷酷なというか、冷たい力強さを感じました。

f:id:trip_sister:20231231205358j:image
f:id:trip_sister:20231231193837j:image

フィレンツェのドゥオモとは違って、色鮮やかではないのですが、近づいてみると様々な装飾が施されていて、何時間でも見ていられそうなほど精工に作られています。

 

最初の計画では、ここは外観だけを見て終える予定だったのですが、「あー、この建物、好きだ」と思ってしまい、中も見学することにしました。
f:id:trip_sister:20231231193840j:image
f:id:trip_sister:20231231193819j:image
f:id:trip_sister:20231231193829j:image
f:id:trip_sister:20231231193844j:image
中には、大きなステンドグラスがあって、そとの無機質で鋭い表情とは打って変わって、色鮮やかな一面を見ることができます。

 

この建築には、レオナルド・ダ・ヴィンチが関わっていたりもするのですが、最終的にはミラノを征服したナポレオンの指示によりフランスのお金で完成したのだとか。

 

4日目はミラノ観光~ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア~

f:id:trip_sister:20231231193812j:image
f:id:trip_sister:20231231193808j:image

所謂、ショッピングモールです。ドゥオモのすぐそばにあります。グッチやプラダなど高級ブランドが立ち並びます。とりあえず有名なので立ち寄りましたが、ラフな服を着ていたのでショップに入る勇気がありませんでしたww

 

4日目はミラノ観光~スフォルツェスコ城~

f:id:trip_sister:20231231193732j:image

1450年ミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァヴィスコンティ家の居城を改築して城塞とした。その後、16世紀から17世紀にかけて改装・増築され、ヨーロッパでも有数の規模の城塞となった。1796年この地を征服したナポレオン1世によって一部の施設が破壊されたが、1891年から1905年にかけて、建築家ルカ・ベルトラミらによって修復された。

城とは書いてありますが、城塞という感じです。内部にはミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」が展示されているそうです。見てないのですが。。また、レオナルド・ダ・ヴィンチが未完成の壁画を残していたそうなのですが、後年に塗りつぶされているそうです。ダ・ヴィンチ。。至る所に未完成の作品があるww

 

4日目はミラノ観光~最後の晩餐~

ミラノに行くか、ヴェネチアに行くか迷ったときに、決め手になったのが「最後の晩餐」。小説/映画「ダビンチ・コード」の象徴的な絵で、宗教画としてとても重要な作品です。

f:id:trip_sister:20231231193739j:image

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に展示されています。


f:id:trip_sister:20231231193826j:image

ちょっと早めについたので、腹ごしらえ。

restaurantguru.it

教会の真ん前にあるので、とりあえず入ったのですが、クロワッサンやケーキなどちょっとしたスイーツがたくさんありました。特別美味しいってことでもないんですが、リーズナブルで良い時間つぶしになりました。


f:id:trip_sister:20231231193815j:image
f:id:trip_sister:20231231193833j:image
f:id:trip_sister:20231231193757j:image

「最後の晩餐」も公式ではチケットがとれず、Get Your Guideで参加しました。この作品は、修道院の食堂の壁に書かれているので、美術館にも飾れず、日本に来ることもできず、ここで見るしかない傑作です。食堂という、水分が多い場所のため絵の損傷が激しく何度も修復されたそうです。そもそも壁画はフレスコ技法を使って書くのですが、この絵はテンペラ技法を使っているそうです。

 

フレスコ技法では、まず漆喰を塗り、その漆喰が乾く前に顔料を乗せると、乾燥する瞬間に壁と絵が一体となり長期保存が可能になるのですが、ダ・ヴィンチは乾くまで待つのが嫌で、自分が得意なテンペラ技法を使ったとか。。ダ・ヴィンチ。。未完成の作品か、思いのままに書いた絵か。変人だったんだろうなと。

 

4日目はミラノ観光~Pizza Napoli~

イタリアに着いて、まだピザを食べていなかったのでピッツェリアへ。歩いていたらたまたま通りがかったお店なのですが、当たりでした。

 

私はチーズが食べられないので、チーズがのっていないマリナーラ一択だろうなと思っていたのですが、

 

どれでも好きなピザ選んでいいよ、チーズ抜くから

 

と言ってくれて、人生で初めてチーズなしのピザを堪能しました。

f:id:trip_sister:20231231224832j:image
f:id:trip_sister:20231231224815j:image

ピザを丸ごと食べられる日が来るとは思ってもいませんでした。

www.tripadvisor.it

イタリアは物価が高いと聞いていたので、少々心配していましたがピザ1枚が12€なら日本でもそれくらいだし、これでお腹いっぱいになったら大満足でした。

 

4日目はミラノ観光~おまけ~

ミラノと言えば、ファッションの街としても有名ですが、そんなミラノの中心地にユニクロがありました。広島で第一号店を出して、ミラノにまで。。と誇らしい気持ちになりました。

 

こんな記事もありました。

【ユニクロ】ファッションの国・イタリアでどう受け入れられる?現地の反応を在住者が解説(LIMO) - Yahoo!ニュース

 

f:id:trip_sister:20240101002956j:image

【イタリア2023】フィレンツェ四十路ひとり旅、街全体が絵画の中の世界、日曜のドゥオモ観光は要注意

3日目はフィレンツェ観光~Hotel Palazzo Benci~

3日目はイタロに乗って、ローマからフィレンツェへ。イタロについてはこちらにまとめました。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅と、街の中心地の間くらいにあるホテル、Hotel Palazzo Benciにまずは荷物を預けに行きました。朝、10時頃かな。

f:id:trip_sister:20231119232755j:image
f:id:trip_sister:20231119232730j:image
f:id:trip_sister:20231119232812j:image
f:id:trip_sister:20231119232919j:image
f:id:trip_sister:20231119232926j:image
f:id:trip_sister:20231119232929j:image
f:id:trip_sister:20231119232727j:image
f:id:trip_sister:20231119232734j:image
f:id:trip_sister:20231119232939j:image
f:id:trip_sister:20231119232804j:image

いやー、まじで最高でした。ここのホテル。まず、荷物を預けに行ったら、「トイレは行かなくて大丈夫?」と声をかけてくれて、すごく好印象。チェックイン時間に戻って、お部屋に入ると思ったより広くて快適だし、朝食がこれまた良い!!

種類も多いし、それぞれ美味しい。110€(17,000円)で、この広さ、この設備、朝食付きって、この旅行で1番充実していました。15,000円付近のホテルを予約してたんですが、浴室がついていたのはここだけでした。

 

ちなみに、トイレの便座が2つあるのは、イタリア式みたいで、1つはウォシュレットらしい。用を足す便座から、ウォシュレット側の便座にどう移動するの?という疑問ねww腰を浮かして瞬時に移動するらしいです。

 

3日目はフィレンツェ観光~中央市場フードコート

ホテルから徒歩5分くらい。革製品などの出店の通りを抜けたところに中央市場がありました。

f:id:trip_sister:20231119232741j:image
f:id:trip_sister:20231119232737j:image

1階が市場で、2階がフードコートなんですが、残念ながらこの日は市場がお休み。フードコートは昼・夜両方でお世話になりました。
f:id:trip_sister:20231119232922j:image
f:id:trip_sister:20231119232808j:image

ランチに食べたのは、中央市場の名物的なランプレドット(Lampredotto)を食べました。ランプレドットは、牛もつ煮(牛の第四の胃・ギアラ)。緑色のソースと、お好みでタバスコ的な辛いソースをかけてくれて、さらにパンの上の部分をスープに浸して挟む。これが、最高に美味しい!!
f:id:trip_sister:20231119232744j:image
f:id:trip_sister:20231119232815j:image
f:id:trip_sister:20231119232819j:image

3.5€(490円)くらいだったと思います。イタリアの物価が高くてヤバイという前情報をたくさん聞いていましたが、このおいしさ、この大きさで500円弱って、最高すぎる。1週間いたら週5で食べたいレベル。

 

夜は、セリエAの試合見ながらご飯食べられるところに行きたくて、中央市場アゲインです。
f:id:trip_sister:20231119232751j:image

f:id:trip_sister:20231119232933j:image
お昼に食べたランプレドットがおいしすぎて、パンに挟まないバージョンでまた注文してしまいました。これ食べながら、赤ワイン飲んで、セリエAで日本人選手を見る。これを満喫していないと言える人がいるでしょうかってくらい満喫しました。

3日目はフィレンツェ観光~ドゥオモ/サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

巨大なドームが特徴の大聖堂は、イタリアにおける晩期ゴシック建築および初期ルネサンス建築を代表するもので、フィレンツェのシンボルとなっている。石積み建築のドームとしては現在でも世界最大[である。このドームは予算削減と耐久性を考慮し、二重構造のドームで互いを押し合う設計になっており、木枠を使わずに煉瓦を積み上げて製作している

映画『冷静と情熱のあいだ」という映画で、ラスト印象的なシーンが撮影されたのがこちらのクーポラです。私は、帰国後にその映画の存在を知って見てみたのですが、辻仁成さんっぽいというか、モヤっとしたラブストーリーです。

 

ドゥオモの見学は無料なのですが、私が訪れた日曜日はミサが行われるため観光客は入れませんでした。ガイドブックに『日曜 13:30~』と書いてあったので入れるのかなーと思っていたのですがダメでした。調べたところ、大聖堂の中は見れないけど、ジョットの鐘桜とかクーポラという有料の施設は見られるみたいですね。残念。

イタリアを観光する場合、教会を訪れることが多いと思うのですが、多くの教会は日曜が休みなので、日曜をどこにもってくるかが重要です。日曜午後は見学できるドゥオモを日曜に持ってきたのですが調べが甘かったです。

 

話は戻って、観光の」お話」

こちらは、ジョットの鐘桜。

ジョットの鐘楼(ジョットのしょうろう、Campanile di Giotto)は、フィレンツェサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の脇に建っている高さ約84mの鐘楼である。大聖堂と同じく赤、白、緑の大理石で作られているゴシック様式の建築。

このジョットというのは、作者の名前で、ジョット・ディ・ボンドーネという建築家が建てたそうです。私は、終日小雨の日だったということもあり、登らなかったので、こちらのブログを紹介しておきますね。

こちらはサンジョバンニ礼拝堂。

フィレンツェ最古の建物の1つで、古代ローマ時代までさかのぼります。「神曲」で有名なダンテもここで洗礼を受けたそうです。

「東側の扉」は、ミケランジェロが「まるで天国の門の様だ」と言った事から「天国の門」と呼ばれているそうです。ただ、こちらの扉はレプリカでオリジナルは美術館にあります。雨ざらしだと、保管が難しいのでしょうね。。

こちらはサン・ロレンツォ教会は、フィレンツェで最も古い建物の1つ。他の豪華な教会と明らかに見た目が違うので逆に目立っていました(笑

この教会の起源は393年にまでさかのぼるようで、聖アンブロジウスが、ここを聖ロレンツォ大聖堂として奉献したとされています。ちなみに、393年は日本では仁徳天皇の時代です。

 

3日目はフィレンツェ観光~ミケランジェロ広場~

残念ながら、大聖堂の周辺にもみっちり建物が建っていて良い位置でドゥオモを写真に撮れないのが、ちょっと残念。いろいろ回ってみたけど、ドローンじゃないと良いカットは撮れません。。

 

少し街からは離れるのですが、ミケランジェロ広場に行くとこの景色が見れます。私は、早朝に行ったのですがあいにくの雨で。。

バスかタクシーを使うのがベストだと思いますが、私は散歩がてら歩いて行ってみました。片道40分くらいかなー。往復だと1時間半なので、結構な距離になりますが、街全体が世界遺産というフィレンツェなので、歩いているだけで歴史やアートを感じられておススメです。最後、結構坂道なので頑張って登って下さい。

3日目はフィレンツェ観光~ヴェッキオ宮殿~

宮殿といえども、もともとは政庁舎として使われていた建物で、メディチ家が一時期、住居にしていたそうです。

 

ダ・ヴィンチ作の「アンギアーリの戦い」と、ミケランジェロの「カスチーナの戦い」の2枚絵のが飾れれる予定だったそうなのですが、2人とも途中で書くのをやめてしまったらしいですww現在のヴァザーリ作のシエナの戦いとピサの戦いは、そのダ・ヴィンチミケランジェロの作品の上に描かれたとされています。

 

映画「インフェルノ」で、この中の絵が出てくるので入るか迷ったのですが、ここは表だけ見て過ごしました。

 

表には、ミケランジェロダビデ像があります。が、こちらはレプリカ。もともとはここにオリジナルがあったのですが、雨ざらしになるので今はオリジナルはアカデミア美術館にあるそうです。

ちなみにダビデとは、旧約聖書においてイスラエルの王だった人だそうです。

 

入らなくても、外から見るだけでも魅力的で、彫像もたくさんあるので立ち寄る価値ありです。

 

3日目はフィレンツェ観光~ヴェッキオ橋~

フィレンツェ最古の橋で、第二次世界大戦で破壊されなかったフィレンツェの唯一の橋。最初はローマ時代に架けられて、洪水で流されて、現在は1345年に再建されたもの。橋の上には宝石屋さんが並んで済ます。もともとは、食肉店が並んでいたそうなんですが、メディチ家によって撤去されて、宝石屋になったそうです。

 

お店の上には、さらに階層が重ねられていて「ヴァザーリの回廊」と呼ばれているのですが、これはメディチ家の人達がヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで地上に降りずに移動するためのものだったそうです。

 

3日目はフィレンツェ観光~ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館(ウフィツィびじゅつかん、Galleria degli Uffizi)、またはウッフィッツィ美術館は、イタリアフィレンツェにあるルネサンス絵画で有名な美術館である。1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つである。またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものである。1982年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されている。

 

ウフィッツィとは、イタリア語のOfficeという意味で、メディチ家の事務所的な意味合いらしいです。世界的にも有名な美術館なので、予約は困難。。また、Get your guideのツアーで入館しました。公式で購入する場合、11月から3月まではWEBで16€、現地で12€なんですが、ツアーでも18€で入場できたので、満足。

 

ウフィッツィ美術館には「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「ミケランジェロ」「ラファエロ」のイタリア美術三大巨匠の作品はもちろん、「ボッティチェリ」などの作品も展示されています。

 

「春」ボッティチェリ

「受胎告知」レオナルド・ダ・ヴィンチ

「ヒワの聖母」ラファエロ

ヴィーナスの誕生ボッティチェリ

「キリストの洗礼」レオナルド・ダ・ヴィンチ

「聖家族」ミケランジェロ

 

教科書で見て事ある絵が満載で、途中から麻痺してきますww美術館の作りが複雑で、フワーっとまわっていると見逃してしまう部屋があるので庁注意です。入り組んだ小部屋に大作があったりして、私は1度素通りしてしまい戻って見直しました。

 

フィレンツェは1日で見て回れるくらいの広さではあるものの、しっかり見ようと思うと2日はかかるかなぁというくらい見る場所が多いです。美術館も多いので全部に入ろうと思うと、時間もお金もそこそこかかります。街を歩いているだけでも素敵なので上手に取捨選択するのがおすすめです。

 

【イタリア2023】バチカン四十路ひとり旅、大聖堂は早朝がオススメ

2日目のローマ観光~サンピエトロ大聖堂~

「ローマ観光」としましたが、正式には「バチカン市国」です。ここに行きたくてイタリアに来たと言っても過言ではない。。

 

お天気にも恵まれ、朝から行ってまいりました!!!

サンピエトロ大聖堂自体は、なんとなんと無料でして、だからこそ予約も不可。いろんな方が朝イチで行ったほうがいいよとブログで書いてらっしゃったので、朝から行ってきました。

f:id:trip_sister:20231119231620j:image

 

サンピエトロ大聖堂は、7:30からオープンするのですが、私が到着したのは8:20くらい。多少人がいて並びましたが、「わー!!!」と思いながら周りを見回したり、写真を撮ったりしている間に荷物チェックの順番が来てすぐ入場できました。

 

ちなみに、11時頃になると長蛇の列だったよ。。朝、頑張って行って下さいませ。

f:id:trip_sister:20231206083619j:image

人もまだ少ないサンピエトロ大聖堂は、言葉では表現しつくせないくらい厳かで、特別な空間でした。360度、床も壁も天井もすべてが芸術で埋め尽くされていて、なんというか、もう感動の嵐です。

 

カトリック教会の伝承によれば、サン・ピエトロ大聖堂はもともと使徒ペトロの墓所を祀る聖堂とされ、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇る。床面積2万3,000m2。北に隣接してローマ教皇の住むバチカン宮殿、バチカン美術館などがあり、国全体が『バチカン市国』としてユネスコ世界遺産文化遺産)に登録されている。


f:id:trip_sister:20231119231658j:image
f:id:trip_sister:20231119231702j:image
f:id:trip_sister:20231119231655j:image
f:id:trip_sister:20231119231709j:image
f:id:trip_sister:20231119231648j:image
f:id:trip_sister:20231119231706j:image
f:id:trip_sister:20231119231612j:image
f:id:trip_sister:20231119231555j:image
f:id:trip_sister:20231119231713j:image

サンピエトロ=聖ペテロの意味で、もともと聖ペテロの墓の上に建築されたそうです。それが本当かどうかはいろんな意見があるようですが、今でも地下にネクロポリス(死者の都)と言われるお墓があります。創建は4世紀ですが、現在の聖堂は2代目にあたり、1626年に完成したものです。

f:id:trip_sister:20231119231630j:image

こちらが有名な、ミケランジェロ作のピエタ像なんですが、柵があって、とーーーくにしか見られませんでした(涙 ミケランジェロ24歳のときの作品です。

f:id:trip_sister:20231119231627j:image

こちらも有名な「聖ペテロ像」。キリストの一番弟子で、初代ローマ教皇とも言われています。サンピエトロ大聖堂、なので、この人なくして、この大聖堂はないというくらいシンボル的な彫刻ですね。作者は、アルノルフォ・ディ・カンビオという方が有力らしいのですが、はっきりしてないみたいです。

f:id:trip_sister:20231119231602j:image

ここは、地下に降りていく階段なのですが、映画「天使と悪魔」のラストで印象的だったので、「あーーーー、ここだ」と思って写真を撮ってしまいましたww

 

f:id:trip_sister:20231119231651j:image
これは、特に有名というわけではない彫刻の足元なんですが、こんなに繊細。上のほうに飾ってある彫刻などは、ここまで細部は見えないはずだけど、全部このレベルのクオリティなんだろうなと思うと、その技術に敬服します。。石を掘ってるわけですからね。。

 

2日目のローマ観光~サンピエトロ大聖堂・クーポラ~

クーポラというのは、屋根?のドーム部分のことです。フィレンツェのドゥオモにもあります、クーポラ。

 

サンピエトロ大聖堂のクーポラに登る場合は、サンピエトロ大聖堂に来てチケット売り場でチケットを買います。ここは有料。チケット売り場は、サンピエトロ大聖堂を背にして右側に歩いていくとあります。


f:id:trip_sister:20231119231616j:image

 

チケット代は、エレベーターを使う場合は10€、階段で登る場合は8€です。エレベーターといっても全部じゃなくて320段の階段があります。エレベーター使わない場合は551段。

 

45歳で健康体、元陸上部ですが、エレベーター一択。次に行ってもエレベーター一択。20代とかじゃない限りはエレベーターを推奨します。

 

チケット代は、エレベーターを使う場合は10€、階段で登る場合は8€です。エレベーターといっても全部じゃなくて320段の階段があります。エレベーター使わない場合は551段。

f:id:trip_sister:20231119231609j:image

上に行くほどきつくなる階段。。


f:id:trip_sister:20231119231644j:image

下から見ると、遠くに見えたけど近くで見ると、とても繊細。どれくらいかけて書いたんだろうとか、どうやって天井に書いたんだろうとかいろいろ考えてワクワクしました。
f:id:trip_sister:20231119231558j:image

全部が全部じゃないかもなんですが、フレスコ画とかではなく、微妙な色の濃淡を石で表現してあって、えーーーー気が遠くなるぜーーーーと思いながら製作者に思いを馳せました。f:id:trip_sister:20231119231634j:image
クーポラから見たバチカン市国の景色は、絶景。どの辺までバチカンなのかなとか、完成した当時は、どんな風景だったのかなとかね。いろんなものがこみ上げてきました。

 

このあと、バチカン美術館に行ったんですが、写真が全然ないんですよね。なぜ?(笑)システィーナ礼拝堂天地創造は撮影禁止なのですが、その他は撮ったはずなのにwww不思議。

2日目のローマ観光~バチカン美術館~

バチカン美術館も直前すぎて、公式ではチケットがとれなかったので「Get your guide」を使って予約しました。もちろん割高なんですが、長蛇の列に並ぶことなく、すっとは入れました。

 

この後の美術館もそうなんですが、彫刻多すぎww1つ1つ、何百年も前に作られたと思うとその技術力、芸術的価値など素晴らしいのですが、とにかく数が多いww数が多すぎて、貴重感が薄れるので覚悟してみて下さい。

f:id:trip_sister:20231207003202j:image
f:id:trip_sister:20231207003158j:image
f:id:trip_sister:20231207003206j:image

f:id:trip_sister:20231207003256j:image
f:id:trip_sister:20231207003249j:image
f:id:trip_sister:20231207003252j:image

システィーナ礼拝堂の「最後の審判」は、彫刻で有名なミケランジェロが描いたフレスコ画でとれも貴重、かつ巨大。

最後の審判』には400名以上の人物が描かれている。中央では再臨したイエス・キリストが死者に裁きを下しており、向かって左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと堕ちていく人々が描写されている。右下の水面に浮かんだ舟の上で、亡者に向かって櫂を振りかざしているのは冥府の渡し守カロンであり[3]、この舟に乗せられた死者は、アケローン川を渡って地獄の各階層へと振り分けられていくという。ミケランジェロはこの地獄風景を描くのに、ダンテの『神曲』地獄篇のイメージを借りた。

ちなみに、システィーナ礼拝堂の中は撮影禁止なので、写真はwikiから拝借。

 

同じく天井画「創世記」もミケランジェロ

天井の装飾の中心は9つの場面で、有名なのは『アダムの創造』ですかね。

ちなみに、ミケランジェロと言えば「ダヴィデ」像や「ピエタ」像など彫刻で、フレスコ画はこの『創世記』が始めてだそうです。なぜ、ミケランジェロ?と素人の私でも思うのですが、当時の教皇ユリウス2世の気まぐれじゃないか説がネットに書かれていました(汗

 

2日目のローマ観光~サンタンジェロ城

サンピエトロ大聖堂から徒歩圏内にあるのがサンタンジェロ城。映画「天使と悪魔」では、犯人がアジトとして使っていた重要な場所で、サンピエトロ大聖堂と通路でつながっています。

f:id:trip_sister:20231217210415j:image
f:id:trip_sister:20231217210419j:image

映画の中でも、この回廊がラストで出てきます。私は、中には入らず外から眺めて終了しました。

2日目のローマ観光~パンテオン、ナヴォーナ広場~

サンピエトロ大聖堂を朝見学して、バチカン美術館の予約まで時間があったので、徒歩でパンテオン、ナヴォーナ広場まで行ってきました。途中で、念願のジェラート食べたりしながら。

f:id:trip_sister:20231217210511j:image
f:id:trip_sister:20231217210514j:image

ちょっと遠いけど、歩けます。いずれも、映画「天使と悪魔」で登場するので足を運んだのですが、パンテオンの中には入らず、いずれも散歩程度ですが、天気が良かったこともあり行ってよかったーという感じ。

 

パンテオン近くに有名なパニーノ屋さんがありまして、並んで食べたのですが、こんなに行列するほどかな?という感じではありました。大きくて映えますけどねww

f:id:trip_sister:20231217210614j:image

youtu.be

 

2日目のローマ観光~ディナー Osteria da Fortunata~

f:id:trip_sister:20231217210702j:image

ここ、絶品。おススメ。

私はチーズが苦手なので、アラビアータを頼みましたが、カルボナーラを頼んでいる人が多かったです。店員さんもチャーミングで、The イタリア男という感じで、チャラいww

f:id:trip_sister:20231217210659j:image
f:id:trip_sister:20231217210706j:image

パスタを店内で手作りしていて、思わずカメラを向けると笑顔で答えてくれました。日本じゃ食べられないなーと思いながら、テラス席でおいしくいただきました。

 

【イタリア2023】ローマ四十路ひとり旅、主要な観光名所と地下鉄とバス

エティハド航空のローマ便は早朝5:30着(23年11月時点)

エティハド航空アブダビーローマ便は早朝5時半着。早朝なのもあり、入国もシュッと終わってしまって、6時には出られる状態に。。ローマのフィウミチーノ空港から、テルミニ駅まではバスで行くつもりで事前に調べてたのですが、始発5:40で15分間隔で来るというような情報あったんですが、各社次のバスは8:50ですみたいな案内があり。。仕方なく空港で1時間半ほど無駄に時間を過ごしました。。オフシーズンだからかな。。でも日本じゃないし、仕方ないと割り切りました。

 

ローマ・フィウミチーノ空港から市内へのバスの乗り方はこちらを参考にさせていただきました。


悪名高いテルミニ駅は本当に危険なのか

テルミニ駅は危険だって、イタリア人も言っているくらいなので相当危険なんだろうなと思って心配していましたが、私の体感では新宿のほうが怖い空気感あります(汗

 

空港からバスでテルミニ駅に着いて、テルミニ駅からホテルまで徒歩で10分程度かなあ。朝9時は、そんなに人も多くなく安全に行くことができましたよ。ホテルについては、こちら。

夜は、中東系の若者がたむろしていて、ちょっと危険な空気はありましたが、新宿よりマシな感じです。道の真ん中で大声で歌ってるおじさんとかもいたんですが、観光客もたくさんいるのでそう怖くはなかったです。不思議なのですが、ちょっと危険な臭いがする人達の多くがスーパーでもらえるようなプラスチックバッグだけを手に持っているということww何が入っているんだろう。。ドラッグ的なものかしら??と思いながら見てました。

ただ、私は旅慣れた四十路なので、若い女性の方とか、露出の高い服を着ている人は要注意です。

 

1日目のローマ観光工程はこちら~全行程~

フィウミチーノ空港

ホテルミレローゼ

スペイン広場

トレビの泉

真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)

昼食(Zerosettantacinque)

コロッセオ

フォロ・ロマーノ

夕食(Trattoria Santi)

スーパーマーケット(Il Castoro Supermercati - Santa Maria Maggiore)

 

あらためてブログで整理すると、めちゃ効率よく、そして初日からめちゃいろいろ行ったなあと実感します。

 

1日目のローマ観光~スペイン広場~

ホテルに荷物を預けて、とりあえず地下鉄で「スパーニャ駅」に向かいました。テルミニ駅の地下鉄は思ったより深いところにあるので、とりあえず下に降りるエスカレータに載って「M」のマークを探します。地下鉄の乗り方は、他の方が詳しく書いてくださっているので、こちらを参考にして下さい。

 

youtu.be

電車の乗り方に関わらず、結構この方の動画は参考にしました。ダビィデさん。たまにメディアにも出てらっしゃいますよね。私はtiktokで見てたのですが、YouTubeのほうが見やすいと思うので貼っておきますね。ちなみに、ローマは「タッチ&ゴー」といってクレジットカードをかざすと電車に乗れるので切符を買う必要はありません。とはいえ、タッチ決裁できるカードに限りですが。VISA,MASTER,American Expressが使用可能なようです。

www.romanissimo.jp


f:id:trip_sister:20231119231120j:image

大学生の時に、図書館でレーザーディスク(古い。。若い人は知らないと思いますが、CDのデカい版です)でオードリー・ヘプバーンの映画を色々見てはまっていたので、「ローマの休日」で有名な「スペイン広場」に行ってみました。この手前の噴水は「バルカッチャ(舟の)噴水」といって、ベルニーニによって造られました。


f:id:trip_sister:20231119231113j:image

この階段と階段の間のスペースに座ってアン王女がジェラート食べてましたよね。

今は、ジェラード売ってませんでしたけどね(汗

f:id:trip_sister:20231119231116j:image

上から見た景色。
f:id:trip_sister:20231119231127j:image

イタリアなのに、なぜ「スペイン広場」というかというと、広場の近くにスペイン大使館があるかららしいです。こちら。初めてのヨーロッパが、スペインでの留学だったのでなんとなくご縁を感じました。

1日目のローマ観光~トレビの泉~

スペイン広場から歩いて「トレビの泉」に向かいました。人の流れがあるので、なんとなく付いていくと付きましたww
f:id:trip_sister:20231119231130j:image
f:id:trip_sister:20231119231147j:image
f:id:trip_sister:20231119231051j:image
f:id:trip_sister:20231119231158j:image
f:id:trip_sister:20231119231048j:image

この水の青色が見えてくると「わ~~」と少しテンション上がりました。トレビの泉は観光客があふれかえっていてスリも多いと聞きますが、11月の午前中は、まだマシなほうかもしれません。

 

ちなみに、後ろ向きにコインを投げて池に入れるともう1度ローマにこられるという言い伝えが有名ですが、今や誰もやってませんでした。私は小銭をもっていなかったので断念しました。

元々は古代ローマ時代に皇帝アウグストゥスが作らせたもので、ヴィルゴ水道(ヴェルジネ水道、乙女の水道の意)の終端施設としての人工の泉が場所を替えた後、今の位置になった。wikipediaより

これ、真ん中はネプトゥーヌスというローマ神話における水の神なんですが、のちにギリシャ神話のポセイドンと同一視されるようになったそうです。このあと、ギリシャに行ったのでギリシャ神話についても予習していったのですが、古代ローマ古代ギリシャは芸術の分野でも深くかかわっているので、イタリア観光の人にもギリシャ神話はおすすめです。こちらの記事の最後のほうにおススメの動画を紹介しています。

trip-sister.hatenablog.jp


f:id:trip_sister:20231119231202j:image

この辺りは、お土産やさんやレストランなど観光客向けのお店がたくさんあるあるのですが、意外と人は入っていないというねww観光客向けで高いのかもしれません。

 

1日目のローマ観光~真実の口~

思ったより、スムーズに観光できて時間を持て余したので、午後にいくはずだった「真実の口」を見にサンタ・マリア・イン・コスメディン教会に行ってきました。トレビの泉近くのバス停からバスに初乗車!

 

バスも地下鉄同様クレジットカードで乗れるので、googleマップでバス停や路線を調べて乗れば良いだけ!!なんですが、クレジットカードをピッとやっているのは私くらいで、他の人はただ乗って、降りていくだけ。。これ無賃乗車できちゃうんじゃないの?と思ったのですが、この次にバスに乗ったときに、途中から突然、バスの職員みたいな方が端末を持って乗ってきて、みんなのチケットを確認しはじめました。私はクレジットカードで乗ったよと、カードを見せるとナンバーレスカードで番号がなく「番号を出せ」と言われて、アプリでカード番号を見せると番号入力して、ちゃんとタッチしたか確認されました。切符をもってなくて乗ったと思われる人は、その人と一緒に次の駅で降ろされていました。。怖い。。

無賃乗車できちゃう環境ですが、たまにチェックされて罰金とられるのでちゃんとチケットを買うか、クレジットカード決済しておきましょう。恐ろしいなと思ったのが、すべてのバスにクレジットカード端末があるわけではないらしく、チケットを買わずに乗ったバスがクレジットカード対応がないバスで、途中で職員の見回りにあたったらどうすればいいのか。。ということです。。そうなったら不運。。カード決済の端末がついているか、すいていれば外から見えるのでご注意あれ。バスの前方、右側にあります

 

そんなこんなでバスに乗って「真実の口」を見てきました。数人並んでいましたが、そんなに混んではいませんでした。ツアーのグループと重なるとちょっと面倒かもしれません。。


f:id:trip_sister:20231119231059j:image

こちらも「ローマの休日」で有名な場所ですよね。嘘をついていると手をかみ切られてしまうという。。みんな、一応手を差し入れていたので、私も入れてみましたwwこちらは無料で見ることができましたよ。

1日目のローマ観光工~ランチ~

ローマは観光地の周辺にいたるところにレストランがあります。逆に多すぎて選べない。。そして、旅行で降り立って1発目はレストランに入るのも結構勇気がいりまして、混んでいるとモタモタすると迷惑かなとか、すいているとボラれるのかなとか。。なので、初日の1食目はある程度、「ここで食べる」と決めて来た方がいいかもです。

私はトレビの泉近辺でウロウロして足を棒にしてしまいました。。

結局、少し中心から離れた「真実の口」近くのレストランに入り、パスタを食べました。

f:id:trip_sister:20231130010451j:image

場所は良い感じ、スタッフも親切、お味は。。日本で食べるのとそんなに変わらないという感じでした。イタリアだしと、ちょっと期待しすぎていたかもです。チーズが苦手なのでポモドーロ(トマトソースのパスタ)を食べました。

www.tripadvisor.jp

 

1日目のローマ観光~コロッセオ/フォロ・ロマーノ

1日目のメインイベントはコロッセオツアー。本当は、公式からチケットを買って1人で見に行こうと思ったのですが、ネットでは売切れで。現地でも数は少ないけど当日券の販売があるそうなのですが、朝から並ぶことも難しくツアーを予約しました。

 

公式のチケット販売はこちら

https://www.coopculture.it/en/products/ticket-colosseum-forum-and-palatine-_24h/

 

私が予約したのは「GetYourGuide」この旅では結構、このサイトにお世話になりまして、ローマ、バチカンフィレンツェ、ミラノ、アテネそれぞれチケットがとれない施設をこちらで代替しました。

 

私が予約したのは

ローマ:コロッセオ、フォロロマーノ、パラティーノツアーの優先入場

 

公式で予約すると18€(2,700円くらい)なのですが、ガイド付きだと48€(7200円くらい)するので割高ですが、ないものは仕方ない。優先入場でスムーズだし良しとしました。※金額は日時やタイミングで違うと思うのでサイトをご確認下さい

 

指定の場所に集合して、ガイドさんと他のツアーの方と一緒にコロッセオへ。ちなみに、ガイドは英語です。
f:id:trip_sister:20231119231106j:image
f:id:trip_sister:20231119231109j:image
f:id:trip_sister:20231119231206j:image
f:id:trip_sister:20231119231102j:image

セキュリティチェックが厳しくなったようなので、パスポートをお忘れなく。優先入場だったからスムーズに入場できました。
f:id:trip_sister:20231119231134j:image
f:id:trip_sister:20231119231123j:image
f:id:trip_sister:20231119231055j:image

コロッセオは、ローマ市民が娯楽を楽しむために作られた円形格闘技場で、約2000年前に建てられました。え??この立派な建造物を2000年前に??日本が邪馬台国時代に??と驚いてしまうほど立派です。そして、一部は崩れてはいますが、2000年残る建物を当時作る技術があったということに驚きます。

 

特に、格闘技場の中央部分。今はむき出しになっていますが、実際にはこの上に板のような舞台が乗っていて、今見えているところは地下部分なのですが、歌舞伎の舞台のように奈落からセリあがるような装置があって、ライオンなど猛獣があがってくる演出があったそうです。

 

英語なので、細部までは聞き取れなかったのですが、席が身分によって違ったことや、当時は大理石で覆われていたけど、はぎ取られてサンピエトロ大聖堂など別の場所で使われたことや、ここは平日はトイレがあって、トイレではこうやってお尻を洗ってたみたいな話をガイドさんがしてくれてので、追加でお金を払う意味はあったかなと思います。

 

ツアーは全部で3時間くらいで、コロッセオのあと、フォロ・ロマーノに移動するのですが、ここで半分くらいの人は離脱しました。コロッセオだけ見たかったんでしょうね。

 

フォロ・ロマーノまでは徒歩で移動します。


f:id:trip_sister:20231119231141j:image
f:id:trip_sister:20231119231137j:image
f:id:trip_sister:20231119231144j:image

フォロ・ロマーノは、「ローマ市民の広場」という意味だで、紀元前6世紀から紀元前3世紀まで古代ローマの政治、経済、商業の中心地として栄えた場所です。この一帯にいくつかの遺跡が集まっていて、それぞれに歴史があるのですがこの頃には足腰が痛くなってきて、雨もポツポツ降り始めたので主要なところだけ見て帰路に着きました。

 

1日目のローマ観光~夕食~

雨も降ってきたし、一旦ホテルに帰って、少し休んでから夕食へ。宿泊していた「ホテル・ミレローゼ」の向かいに「サンティ」というイタリア料理屋さんがあって、日本メニューもあるというので行ってみました。

www.tripadvisor.jp

 

昼もパスタだったんですが、こちらのお店ではアマトリチャーナもチーズ抜きで作ってくれるというので、夜もパスタww

f:id:trip_sister:20231130010542j:image
f:id:trip_sister:20231130010755j:image

 

ローマで食べるべきパスタとして「アマトリチャーナ」「カルボナーラ」「カーチョエペペ」という3つがガイドブックに紹介されていて、後ろ2つはチーズメインなので、せめてアマトリチャーナは食べたいなと思ってました。

 

ホテルの真ん前だったので便利だし、スタッフさんはとても親切。量多めで1人では食べきれませんでした。このペンネでもマカロニでもない穴あきのパスタ、たまにスーパーで見かけるけど初めて食べました。あと、日本のご年配の方がツアーでいらっしゃって、なんだかワイワイされてましたww

 

1日目のローマ観光~スーパーマーケット~

海外に行くと地元のスーパーに行くのが好きで、今回も行ってきました。Il Castoro Supermercati - Santa Maria Maggiore

 

f:id:trip_sister:20231130010901j:image
f:id:trip_sister:20231130010919j:image
f:id:trip_sister:20231130010905j:image
f:id:trip_sister:20231130010909j:image
f:id:trip_sister:20231130010844j:image
f:id:trip_sister:20231130010851j:image
f:id:trip_sister:20231130010847j:image
f:id:trip_sister:20231130010916j:image
f:id:trip_sister:20231130010923j:image
f:id:trip_sister:20231130010927j:image
f:id:trip_sister:20231130010840j:image
f:id:trip_sister:20231130010913j:image
f:id:trip_sister:20231130010858j:image

いやぁ、もう近所に住んでたら毎日通いたいってくらい魅力的なスーパーですよ。チーズ、ハム、パスタの種類が豊富。海外の人は日本のスーパーで米の種類が多いと思うのかしら。。

 

翌日のために、お水とジュースとヨーグルトを買いました。イタリアの物価は高すぎる!なんて動画をいくつも見たのでビビッてましたが、お水もスーパーで買えば100円以下だし、うまくやりくりすれば安く旅できるなーと思いました。

【イタリア/ギリシャ 2023】四十路一人旅の事前準備について。航空券、宿泊、スリ対策などなど

四十路ひとり旅の概要はこんな感じ

今回、転職前の有給消化で、ハワイに2週間語学留学しようかなーと思っていたのですが、円安でそこそこ高かったことと、知人が同時期にギリシャに出張していることもあり個人旅行でイタリア/ギリシャに行くことにしました。

 

11月9日 成田発

11月10日 ローマ着

     終日ローマ観光

11月11日 終日ヴァチカン観光

11月12日 ローマ→フィレンツェ 電車移動

     終日フィレンツェ観光

11月13日 朝フィレンツェ観光

     フィレンツェ→ミラノ 電車移動

     午後 ミラノ観光

11月14日 朝ミラノ観光

     ミラノ→アテネ LCC移動

11月15日 終日アテネ観光

11月16日 終日エーゲ海クルーズ

11月17日 アテネ

11月18日 成田着

 

一応、ツアーも調べたのですが、ひとり参加だと追加料金をそこそことられるので、久々にすべて個人手配で安く旅することにしました。

 

最初にお伝えしておきますが、個人旅行は安いけど大変です

 

とはいえ、旅の準備も楽しみの1つなので、参考までに私の事前準備について書き記しておきます。23年11月は、もう円安真っただ中で、どこへ行くのも高い。例えば、3,000ドルの旅行の場合、1ドル100円、1ユーロ100円なら30万円ですが、1ドル150円、1ユール150円だと45万円になるわけです。あたりまえですが。。

 

イタリア旅行もローマ・フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアをめぐるとツアーでひとり料金加算で35万円くらい。これに現地での観光代、食費、お土産代を踏まえると40万円を超える。さらにイタリアとギリシャがセットになっているツアーもなく。。早めに予約すればもう少し安いのでしょうが、諸事情あって予約したのが出発の3週間前でして。。

 

イタリア4泊、ギリシャ3泊 7泊9日で移動費、宿泊費、観光費、食費、お土産代など含めて37万円くらいには納まったかなという感じです。

 

四十路ひとり旅、航空券手配について

飛行機は、シークレットモードにしてスカイスキャナーで調べてたんですが、最終的に購入する会社が海外の会社だと、困ったときに頼れないなと思い「トラベルコ」で調べて、過去に購入したことがある「Surprice」という会社で予約しました。こんなロゴ。

1番安いのは中国系の航空会社だったのですが、機体整備をやってた友達からお勧めしないと言われ、次いで安かったエディハド航空にしました。

f:id:trip_sister:20231122142110j:image

 

往路:成田16:55ーアブダビ00:35、アブダビ02:25ーローマ5:45

復路:アテネ13:30ーアブダビ19:45、アブダビ22:05ー成田12:30

合計:150,120円

 

渡航時間は20時間、アブダビでの乗り継ぎは2時間前後でとてもスムーズ。乗り心地についてはこちらをご参照下さい。

 

trip-sister.hatenablog.jp

ミラノーアテネライアンエアーで移動したのですが、こちらは複雑なので、別途記事書きます。。

 

四十路ひとり旅、宿泊手配について

今回、ローマに2泊、フィレンツェに1泊、ミラノに1泊、アテネに3泊したのですが、イタリア国内のホテルはbooking.comで予約しました。最安値を探せばもっと他にもあったと思うのですが、いつも使っていてUIを見慣れているので。。

 

まあ、やはりここでも円安の痛みはあります。。通常10,000円で泊まれるだろうホテルが15,000円。。イタリア、ギリシャとそんなに治安が良いわけでもないし、日本円で15,000円を目途に探しました。とりあえず、キャンセル無料のところを優先して予約しました。実際に予約したのは、こちら。

 

イタリアについては、国内移動を念頭に鉄道の主要駅近くで予約しました。

ローマ

f:id:trip_sister:20231122142222j:image
f:id:trip_sister:20231122142225j:image
f:id:trip_sister:20231122142229j:image
f:id:trip_sister:20231122142232j:image

▶悪名高い、テルミニ駅近くですが、女性1人でも危険を感じることはありませんでした。ヨーロッパらしい古いアパートメントの6階です。入る時、インターフォンを使う必要があるので要注意。朝食はなし、シャンプーは使い切りのものが置いてありました。部屋の天井が高く、エアコンの効きはあんまりだったかも。冬は要注意です。

 

フィレンツェ

f:id:trip_sister:20231123015417j:image
f:id:trip_sister:20231123015424j:image
f:id:trip_sister:20231123015427j:image
f:id:trip_sister:20231123015431j:image
f:id:trip_sister:20231123015410j:image
f:id:trip_sister:20231123015434j:image
f:id:trip_sister:20231123015413j:image
f:id:trip_sister:20231123015437j:image
f:id:trip_sister:20231123015420j:image

▶ここはまじでおススメ。場所も部屋も良く、さらにスタッフも親切で行き届いてます。チェックイン前に荷物を預けたのですが、「お手洗いは使わなくて平気?」と声をかけてくれました。この旅、唯一バスタブありまして、幸せでした。そしてなんといっても朝食が美味しい。約15,000円で他のホテルと同等なのに朝食付きでした。

 

ミラノ

▶駅から徒歩10分くらいかなー。ちょっと遠い感じしましたが、便利なほうかな。徒歩圏内にレストランがたくさんありました。ベッドはシングルでちょっと小さい感じ。エアコンがあまり効かず少々寒かった。。スタッフの方はとても親切です。

 

アテネ

▶ここは、友達の出張先で、ちょっと追加料金払って一緒に泊めてもらいました。なかなかのダウンタウンにありまして女性1人なら泊まらないことをお勧めします。。4つ星なんですが、受付の女性に不愉快な気分にさせられました。。そして、アクロポリスを望む屋上のバー/レストランが売りなのになぜか滞在中は休業してました。オフシーズンに行く場合は要確認です。朝食は美味しかったしギリシャヨーグルトもありました。

 

四十路ひとり旅、イタリア国内電車での移動について

ローマ~フィレンツェフィレンツェ~ミラノはItalo(イタロ)という特急電車で移動しました。

 

イタロは、「走るフェラーリ」と呼ばれていて、まさに赤い車体なのですが、どうもイタロも創業者の1人がフェラーリの元会長さんらしいです。

f:id:trip_sister:20231122142315j:image

イタリアには、「Trenitalia(トレニタリア)」という国鉄も通っていて、同じ路線があったりもするのですが、イタロのほうが安いので、イタロがおすすめ。チケットは、駅構内の自販機でチケットを買うことができるのですが、早く予約すると安くなるシステムなので、私は事前にネットで予約しました。

f:id:trip_sister:20231122142354j:image

自販機で購入される方は、こちらのブログに詳細書いてありました。

 

ネット予約の方は、公式サイトからどうぞ

https://www.italotreno.it/en

予約の仕方は、こちらの方のサイトを参考にさせていただきました。結構簡単。

座駅指定すると、少し高くなりますが、私は座席指定しました。

f:id:trip_sister:20231122142454j:image
f:id:trip_sister:20231122142458j:image

窓の外みたいし、なんとなく安心だし。実際のところ、時期や時間によると思うのですが、私の場合、ローマ~フィレンツェは、指定席車両はガラガラで、自由席車両は人込みでした。社内アナウンスはイタリア語と英語があるので、なんとなくわかります。が、ミラノは要注意で、「ミラノ」から始まる駅が3つありまして、「ミラノ」ってアナウンス聞いて、お、次かと思うとトラップあります。多くの方は、1番上の「Milano Centrale(ミラノ中央駅)」をご利用されると思います。

 

 

窓の外は、こんな感じで農地と雑木林がひたすら続くので、ローマーフィレンツェーミラノ間は外は見なくてもいいかもです。

f:id:trip_sister:20231122142532j:image

eチケットがメールで送られてくるので、それを当日見せてもいいし、紙で印刷して持って行ってもいいのですが、私はイタロのアプリをダウンロードしてアプリで管理してました。「明日、フィレンツェですよ」みたいな通知も来るし、安心。こういうチケットをiphoneに入れておけば万全。

f:id:trip_sister:20231122142611j:image

CARROZZAが、車両番号、POSTOが席番号です。

 

駅に行くと、いろんなところに時刻表が表示されているのですが、その1番右端に到着レーンが記載されているのですが、これが記載されるのが10分前のこともあるし、2分前のこともあり、結構ソワソワします。みんな、番号が出るのを待ってました。

f:id:trip_sister:20231122142652j:image
f:id:trip_sister:20231122142645j:image

改札はこんな感じ。さきほどのQRコードをかざせばOK。紙のチケットも同様です。ローマは自動改札でしたが、フィレンツェは人が端末でQRコードチェックしてくれてました。出発まで残り2分だけどまだレーンが決まらないという時は、改札の中にも時刻表はあるので、入ってまっているほうが安心ですよ。
f:id:trip_sister:20231122142648j:image

私は、今回機内持ち込み可能な大きさのスーツケース1つで旅してたので、荷物は上の棚に入れましたが、大きいスーツなどは車両の連結部分に置き場がありました。

 

四十路ひとり旅、スリ対策で事前準備したもの

世界中旅してるけど、なんだかんだスラれないという自信があったので最近スリ対策してなかったんですが、今回はイタリアということで多少ビビッて対策しました。

 

まず、とても優秀だったのがこちら

買ったのは黒なんですが、アマゾンにはなくなってました。楽天市場には黒も売ってたのですがアマゾンの1.5倍の値段だったので、一旦アマゾンを添付しておきます。動画もあるので、よく見てみて下さい。結構、いろいろ入るので、パスポート、現金、カード、モバイルバッテリーを入れて、ほぼこれだけで観光してました。優秀なのは、カードを入れる場所に中蓋?があって、チャックをあけて、さらに1枚めくらないといけない作りで、スリ対策にもなっています。

 

このセキュリティーポーチと相性が良かったのがこちらのモバイルバッテリー。

安すぎて心配したのですが、ちゃんと機能しました!セキュリティポーチにも余裕で入るし、まじで軽いのでお勧めです。

 

あとは、iPhoneには紐をつけました。3COINSで300円。

https://www.palcloset.jp/display/item/2223-MPS003-00A/?cl=61&b=3coins&ss=

 

紐切られたら終わり、紐ひっぱられて首がしまるなども考えましたが、とりあえず大丈夫でした。普通に無防備に携帯使ってる人たーーーーくさんいるので、わざわざ紐つけてる人を狙わないと思います。夜道や観光スポットなどのときは、首からかけて、さらにジャケットの中にしまったりしてました。

 

あとは百均の南京錠とかも買ったりしましたが、ほとんど使いませんでした。たまたまラッキーだっただけかもしれないので、鵜呑みにはしてほしくないのですが、イタリアのテルミニ駅も思ったより怖くなかったし、ジプシーもそんなに見かけませんでした。11月の閑散期だったからかもしれません。

 

Appleウォッチも、スリやすいので基本つけていませんでした。変わりに、スーツケースに入れて、スーツケースの場所を把握できるようにしておきました。ロストバゲッジ対策で。。

 

四十路ひとり旅、イタリア・ギリシャ旅の下調べ

気になることを調べるのが大好きなので、仕事しながら色々事前の情報収集しました。映画で事前に予習/復習したのはこちら。

「最後の晩餐」を見に行く予定だったので、復習を。

ヴァチカンを舞台にしたサスペンスなので、じっくり見直しました。

前半はフィレンツェが舞台なので、こちらも復習。

この3作は、もともと小説も好きで、映画も何度も見ていて、イタリアに行きたいと思うきっかけにもなった映画です。

 

 

一応、こちらも復習しておきました。

 

 

ギリシャ神話は、今回初めて触れたのですが、思った以上にドロドロしてて、漫画で見るくらいがちょうどいいですww

ヘラクレス [DVD]

ヘラクレス [DVD]

  • ディズニー
Amazon

ギリシャ神話の概要を調べてから見ると、これはあくまでもギリシャ神話のオマージュで創作物だなと思うのですが、見ておく価値ありでした。

 

中田さんのシリーズはほとんど見ないのですが、これは秀逸でした。神々編、ヒーロー編と10本立てで、私もまだ全部見終えてないのですが、めちゃくちゃ面白かったです。本読む時間ない人におススメ。ちょいちょい鬱陶しいんですが、内容はすごく練られててわかりやすいです。

 

エティハド航空って評判悪い?!座席指定は有料??乗ってみた感想を正直に書きます

エティハド航空とは

f:id:trip_sister:20231119230905j:image

エディハド航空は、アラブ首長国連邦UAE)の国営の航空会社で、本拠地はアブダビです。そもそも、「アラブ首長国連邦」とは7つの首長国からなる連邦国家なんですが、エディハドは「アブダビ首長国」、「ドバイ首長国」の上層部が1985年に作ったのが、ドバイを拠点とするエミレーツ航空です。

 

エミレーツ航空は、世界150ヶ国以上の国と地域に就航していて、その広範囲のネットワークと最新の機材で高いサービスを提供していることで有名です。「ワールド・エアライン・アワード」を過去4度も受賞した人気の航空会社です。私も、過去ドバイ旅行の時に使用しましたが、夜は通路に星空が浮かび上がったり、深夜に無料でカップラーメンが食べられたりなかなかのサービスでした。特に、羽田発の深夜便があり、時間を有効に使えたこともポイントが高かったです。

 

今回、なぜエティハド航空にしたかというと、成田ーローマ便で中国系航空会社に次いで安かったから。それ1点。エミレーツもですが、本拠地が産油国なので燃油サーチャージが他の航空会社より安く、全体的にお手頃価格となるようです。

 

エミレーツ航空のCAさんの制服も素敵ですが、エティハド航空のCAさんのは帽子の影響か軍隊っぽいのですが、シックで私は好きなスタイルです。

エティハド航空は座席指定が有料??要注意です

確かに有料なんですよ、座席指定。48時間前にチェックインしようとすると。席にもよりますが9,800円とか3,300円とか追加で要求されました。しかしながら、24時間以降は無料で座席指定ができます。乗り継ぎの場合、それぞれ24時間前になるので2回アクセスする必要があります。

 

が、しかし!!!!!

 

行きの飛行機は、確かにアプリで座席指定したのに、成田ーアブダビ便もアブダビーローマ便も指定した席ではなかったんですよね。え??なぜ??私の操作がまずかったのかなーなんて思ったりもしたのですが、結果的にアブダビーローマはガラガラで3席分使って寝ながら行けたので結果オーライ。

 

帰りの便は気を付けて座席指定するぞ!と息巻いていたところ、アテネアブダビ便はスムーズに座席していができて搭乗券にも座席番号が記載されているのを確認、アブダビー成田便の座席指定をしようと再度アクセスすると、座席をしていして「続ける」を推すとグルグルと輪っかが回って何分経ってもつながらず。私のWiFiが弱いのかなと、何度も何度もトライしてみるもつながらず。ネットで調べてみると、他の方もつながらないと書き込みをされていたのでシステムエラーだったようです。

 

UAEの国営なので、さぞリッチなデジタル環境なんでしょうと思っていましたが、ちょっと注意が必要そうです。

 

エティハド航空はCAさんが美人で親切!!

男性も女性もCAさんの顔面偏差値は高かったです。アラブ系の方もヨーロッパ系の方も。アジア系の方はおそらくファーストクラスなど高いお席にはいらっしゃったんだと思うのですがエコノミーではお見掛けせずでした。

 

皆さん美人で、すごく感じが良かったですね。軽いジョーダンなんかも言ってくれるし、私のつたない英語にも嫌な顔せずに対応してくれてとても気持ちが良かったです。個人差もあると思うのですが、経験的に会社のカラーみたいなのがあって、クサクサしてる会社はCAさんの対応にもそれがにじみ出るし、良い雰囲気の会社はCAさん同士のコミュニケーションも丁寧でゆとりがあるような気がします。

 

エティハド航空機内食はとても美味しいし、特別食も万全!!

事前にエティハド航空機内食の評判を見ていると、結構な頻度でチーズがのったペンネが出るという情報があり、チーズが食べられない私はちょっと心配になりました。。座席指定をする際に、食事も選べるのですが、選べる特別食の種類が半端ない!

 

アジアンベジタリアンミール、糖尿病患者用ミール、フルーツプレート、グルテンフリーミール、低カロリーミール、低脂肪、低コレステロールミール、減塩ミール、生野菜ミール、ベジタリアンオリエンタルミール、ベジタリアンミールなど。ベジタリアンジャイナミール、低ラクトースミール、ラクトオボベジタリアンミール 、ブランドミールといった説明聞かないとわからない特別食もたくさんあります。宗教上食べられない方のために、ヒンズーミール(非ベジタリアン)、コーシャーミールや子供用の特別食もありました。

 

悩んだ結果、いちかばちか通常食にしてみたのですが、なんとかチーズを避けながら美味しく食べることができました。全部写真にはとっていないのですが、鮭弁当や、ベジタブルビリヤニ、エッグヌードルなどアジア風の料理も選択できて、それぞれ味も美味しかったです。特にビリヤニが美味しかったですねー。これまで搭乗した航空会社の中でもかなり上位なんじゃないかというくらいのおいしさでした。

f:id:trip_sister:20231120012303j:image

f:id:trip_sister:20231122154845j:image

飲み物も種類は十分で、追加料金なしでスパークリングワインも飲めました。

 

エティハド航空の機内エンターテイメントは日本人には物足りない

エディハド航空の機内エンターテイメント、成田ーアブダビなど大きい機体の場合は最新のタッチパネルで快適です。

f:id:trip_sister:20231119230851j:image

f:id:trip_sister:20231119230858j:image

最新の映画も入っているし、映画の本数自体はかなり多いのですが、日本語字幕、日本語吹き替えはディズニー映画くらいでした。ミッションインポッシブルの最新作もあったのですが、英語のみ。英語で頑張って見ようかと思ったのですが、細かい内容までしっかり見たいので断念しました。

 

ゲームなんかもあるので、時間はつぶせると思いますが、映画を見たいかたはアマゾンプライムでご自身でダウンロードするのをお勧めします。

 

エティハド航空の座席は、ネックピローいらず!これは画期的

今回、感動したのがエティハドのヘッドレスト

f:id:trip_sister:20231119230915j:image

片方が折れ曲がっている形状で、ここに頭を寄せて寝るとネックピローいらず。全航空会社にこのヘッドレストを採用してほしいと思うほどに優秀です。本当に快適でした。

 

ただ注意があって、この形状じゃない機体もあります。

この形状はまだマシなんですが。。

f:id:trip_sister:20231120012353j:image
f:id:trip_sister:20231120012356j:image

 

これはもうお手上げ。ネックピローが必要です。ただ、私はこの機体にあたったときは、ガラガラで横になって眠れたので、ネックピローいらずでしたが(汗)f:id:trip_sister:20231119230919j:image
f:id:trip_sister:20231119230855j:image

エティハド航空には機内アメニティがあったりなかったりします

事前に調べたところ、機内アメニティはないと書いてあるブログが多かったのですが、成田ーアブダビ便には巾着に入ったアメニティがありました!!中身はこんな感じ。

f:id:trip_sister:20231120012525j:image

しかし、それ以外のアブダビーローマ、アテネアブダビアブダビー成田便にはアメニティはありませんでした。なので、ないものと思って搭乗するしかなさそうです。

 

 

ニュージーランド北島横断の旅~オークランド、ロトルア、パーマストンノース、ウエリントン

オークランドからウエリントンへドライブ

8月2日 夜 成田発

8月3日 昼 オークランド

    夜 ロトルア泊

8月4日 昼 ロトルア観光

    夜 パーマストンノース

8月5日 夜 サッカー女子W杯観戦

    夜 ウエリントン泊

8月6日 朝 オークランド

    夜 オークランド

8月7日 朝 オークランド

    夜 成田着

 

今回、こんなスケジュールで、オークランドからウエリントンまではレンタカーで移動しました。私は、助手席に乗ってただけですが(汗)

 

オークランドからウエリントンまで寄り道しないと643km。大体東京から岡山くらいの距離なんですよね。google mapで調べてみると

 

東京ー岡山 車で8時間07分

オークランドーウエリントン 車で7時間56分

 

大体同じくらいなんですが、実際には東京ー岡山間は道を曲がったり、信号でかなりの回数止まったりするので実際のところぶっ通しで走っても8時間じゃきっとたどり着かないと思うんですよ。

 

でも、ニュージーランド

とにかく1本道(笑)

信号なんてほとんどない(笑)

 

google mapの道案内を使ってたんですが

 

この先、42キロメートル、道なりです

 

え??42キロメートル??と思ってしまいました。

 

自然と羊・ときどき牛

何十キロもまっすぐな道を走りながら、ところどころで自然満喫しました。
f:id:trip_sister:20230811205009j:image

f:id:trip_sister:20230811205024j:image
f:id:trip_sister:20230811205037j:image

このあたりは、トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフという火山が集まる、トンガリロ国立公園。ユネスコ世界遺産に登録されているエリアです。こちらの富士山みたいな山は、ナウルホエ火山。絶景でした。

ルアペフ山、ナウルホエ山、トンガリロ山の三峰は、マオリ族古来の聖地であった。1887年、当時のマオリ族の首長であったホロヌク・テ・ヘウヘウ・トゥキノ英語版は、ニュージーランド政府に2,630ヘクタールの土地を寄付したことが、トンガリロ国立公園の成立の始まりである[1][2]。その結果、1894年、トンガリロ国立公園法が可決され、ニュージーランド最古の国立公園が成立した[2]1907年には、国立公園の面積は、25,213ヘクタールに拡大された[2]。国立公園の拡大は、1922年1953年1962年1975年と継続され、現在に至っている[2]

また、この国立公園の山域はマオリ族の信仰対象でもあった。マオリ族の文化との結びつきが考慮され、文化と自然の複合遺産として世界遺産に登録された。

wikipedia

f:id:trip_sister:20230811205034j:image

道中には、羊がいっぱいいました。オークランドを出たあたりは、牛が多かったんですが、北島の中央部分から南部は羊が多くいました。近づいて写真を撮ろうとすると、じっと見つめてすぐ逃げちゃって、なかなか良い写真を撮ることができませんでした。

 

f:id:trip_sister:20230811205027j:image
f:id:trip_sister:20230811204952j:image
f:id:trip_sister:20230811205041j:image
f:id:trip_sister:20230811205017j:image
f:id:trip_sister:20230811205006j:image
f:id:trip_sister:20230811205020j:image
f:id:trip_sister:20230811205013j:image
f:id:trip_sister:20230811204956j:image

f:id:trip_sister:20230826230427j:image

ニュージーランドと言えば「人間より羊の数が多い」という話を聞いたことがありますが、調べてみると

 

ニュージーランドの総人口約520万人(2023年5月現在)、羊の数約2600万頭(2020年7月時点)

 

事実でした。「羊、かわいいなー」と言いながら、数時間後ラム肉をほおばる罪悪感はありました。。

パーマストンノースで1泊

ウエリントンの手前で1泊することになり、パーマストンノースという街に入りました。ここで久々に信号機みました(笑)

 

泊ったのは「コプソーンホテル パーマストンノース

コプソーン ホテル パーマストン ノース(パーマストンノース)– 2023年 最新料金

 

小奇麗なホテルでした。お部屋は広いけど、お風呂は狭かったですかね。あと、ニュー時ランドあるあるかもなんですが、エアコンが部屋になくてヒーターパネルみたいなのがありました。寒いということではないのですが、温まるのに時間はかかるかも。

 

ホテルにレストランもついていて、そこそこのクオリティでした。選べるメニューはそう多くないのですが、肉も魚も選べたし、ワインも飲めました。

www.tripadvisor.com