【イタリア2023】バチカン四十路ひとり旅、大聖堂は早朝がオススメ
- 2日目のローマ観光~サンピエトロ大聖堂~
- 2日目のローマ観光~サンピエトロ大聖堂・クーポラ~
- 2日目のローマ観光~バチカン美術館~
- 2日目のローマ観光~サンタンジェロ城~
- 2日目のローマ観光~パンテオン、ナヴォーナ広場~
- 2日目のローマ観光~ディナー Osteria da Fortunata~
2日目のローマ観光~サンピエトロ大聖堂~
「ローマ観光」としましたが、正式には「バチカン市国」です。ここに行きたくてイタリアに来たと言っても過言ではない。。
お天気にも恵まれ、朝から行ってまいりました!!!
サンピエトロ大聖堂自体は、なんとなんと無料でして、だからこそ予約も不可。いろんな方が朝イチで行ったほうがいいよとブログで書いてらっしゃったので、朝から行ってきました。
サンピエトロ大聖堂は、7:30からオープンするのですが、私が到着したのは8:20くらい。多少人がいて並びましたが、「わー!!!」と思いながら周りを見回したり、写真を撮ったりしている間に荷物チェックの順番が来てすぐ入場できました。
ちなみに、11時頃になると長蛇の列だったよ。。朝、頑張って行って下さいませ。
人もまだ少ないサンピエトロ大聖堂は、言葉では表現しつくせないくらい厳かで、特別な空間でした。360度、床も壁も天井もすべてが芸術で埋め尽くされていて、なんというか、もう感動の嵐です。
カトリック教会の伝承によれば、サン・ピエトロ大聖堂はもともと使徒ペトロの墓所を祀る聖堂とされ、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇る。床面積2万3,000m2。北に隣接してローマ教皇の住むバチカン宮殿、バチカン美術館などがあり、国全体が『バチカン市国』としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
サンピエトロ=聖ペテロの意味で、もともと聖ペテロの墓の上に建築されたそうです。それが本当かどうかはいろんな意見があるようですが、今でも地下にネクロポリス(死者の都)と言われるお墓があります。創建は4世紀ですが、現在の聖堂は2代目にあたり、1626年に完成したものです。
こちらが有名な、ミケランジェロ作のピエタ像なんですが、柵があって、とーーーくにしか見られませんでした(涙 ミケランジェロ24歳のときの作品です。
こちらも有名な「聖ペテロ像」。キリストの一番弟子で、初代ローマ教皇とも言われています。サンピエトロ大聖堂、なので、この人なくして、この大聖堂はないというくらいシンボル的な彫刻ですね。作者は、アルノルフォ・ディ・カンビオという方が有力らしいのですが、はっきりしてないみたいです。
ここは、地下に降りていく階段なのですが、映画「天使と悪魔」のラストで印象的だったので、「あーーーー、ここだ」と思って写真を撮ってしまいましたww
これは、特に有名というわけではない彫刻の足元なんですが、こんなに繊細。上のほうに飾ってある彫刻などは、ここまで細部は見えないはずだけど、全部このレベルのクオリティなんだろうなと思うと、その技術に敬服します。。石を掘ってるわけですからね。。
2日目のローマ観光~サンピエトロ大聖堂・クーポラ~
クーポラというのは、屋根?のドーム部分のことです。フィレンツェのドゥオモにもあります、クーポラ。
サンピエトロ大聖堂のクーポラに登る場合は、サンピエトロ大聖堂に来てチケット売り場でチケットを買います。ここは有料。チケット売り場は、サンピエトロ大聖堂を背にして右側に歩いていくとあります。
チケット代は、エレベーターを使う場合は10€、階段で登る場合は8€です。エレベーターといっても全部じゃなくて320段の階段があります。エレベーター使わない場合は551段。
45歳で健康体、元陸上部ですが、エレベーター一択。次に行ってもエレベーター一択。20代とかじゃない限りはエレベーターを推奨します。
チケット代は、エレベーターを使う場合は10€、階段で登る場合は8€です。エレベーターといっても全部じゃなくて320段の階段があります。エレベーター使わない場合は551段。
上に行くほどきつくなる階段。。
下から見ると、遠くに見えたけど近くで見ると、とても繊細。どれくらいかけて書いたんだろうとか、どうやって天井に書いたんだろうとかいろいろ考えてワクワクしました。
全部が全部じゃないかもなんですが、フレスコ画とかではなく、微妙な色の濃淡を石で表現してあって、えーーーー気が遠くなるぜーーーーと思いながら製作者に思いを馳せました。
クーポラから見たバチカン市国の景色は、絶景。どの辺までバチカンなのかなとか、完成した当時は、どんな風景だったのかなとかね。いろんなものがこみ上げてきました。
このあと、バチカン美術館に行ったんですが、写真が全然ないんですよね。なぜ?(笑)システィーナ礼拝堂の天地創造は撮影禁止なのですが、その他は撮ったはずなのにwww不思議。
2日目のローマ観光~バチカン美術館~
バチカン美術館も直前すぎて、公式ではチケットがとれなかったので「Get your guide」を使って予約しました。もちろん割高なんですが、長蛇の列に並ぶことなく、すっとは入れました。
この後の美術館もそうなんですが、彫刻多すぎww1つ1つ、何百年も前に作られたと思うとその技術力、芸術的価値など素晴らしいのですが、とにかく数が多いww数が多すぎて、貴重感が薄れるので覚悟してみて下さい。
システィーナ礼拝堂の「最後の審判」は、彫刻で有名なミケランジェロが描いたフレスコ画でとれも貴重、かつ巨大。
『最後の審判』には400名以上の人物が描かれている。中央では再臨したイエス・キリストが死者に裁きを下しており、向かって左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと堕ちていく人々が描写されている。右下の水面に浮かんだ舟の上で、亡者に向かって櫂を振りかざしているのは冥府の渡し守カロンであり[3]、この舟に乗せられた死者は、アケローン川を渡って地獄の各階層へと振り分けられていくという。ミケランジェロはこの地獄風景を描くのに、ダンテの『神曲』地獄篇のイメージを借りた。
ちなみに、システィーナ礼拝堂の中は撮影禁止なので、写真はwikiから拝借。
同じく天井画「創世記」もミケランジェロ。
天井の装飾の中心は9つの場面で、有名なのは『アダムの創造』ですかね。
ちなみに、ミケランジェロと言えば「ダヴィデ」像や「ピエタ」像など彫刻で、フレスコ画はこの『創世記』が始めてだそうです。なぜ、ミケランジェロ?と素人の私でも思うのですが、当時の教皇ユリウス2世の気まぐれじゃないか説がネットに書かれていました(汗
2日目のローマ観光~サンタンジェロ城~
サンピエトロ大聖堂から徒歩圏内にあるのがサンタンジェロ城。映画「天使と悪魔」では、犯人がアジトとして使っていた重要な場所で、サンピエトロ大聖堂と通路でつながっています。
映画の中でも、この回廊がラストで出てきます。私は、中には入らず外から眺めて終了しました。
2日目のローマ観光~パンテオン、ナヴォーナ広場~
サンピエトロ大聖堂を朝見学して、バチカン美術館の予約まで時間があったので、徒歩でパンテオン、ナヴォーナ広場まで行ってきました。途中で、念願のジェラート食べたりしながら。
ちょっと遠いけど、歩けます。いずれも、映画「天使と悪魔」で登場するので足を運んだのですが、パンテオンの中には入らず、いずれも散歩程度ですが、天気が良かったこともあり行ってよかったーという感じ。
パンテオン近くに有名なパニーノ屋さんがありまして、並んで食べたのですが、こんなに行列するほどかな?という感じではありました。大きくて映えますけどねww
2日目のローマ観光~ディナー Osteria da Fortunata~
ここ、絶品。おススメ。
私はチーズが苦手なので、アラビアータを頼みましたが、カルボナーラを頼んでいる人が多かったです。店員さんもチャーミングで、The イタリア男という感じで、チャラいww
パスタを店内で手作りしていて、思わずカメラを向けると笑顔で答えてくれました。日本じゃ食べられないなーと思いながら、テラス席でおいしくいただきました。