【イタリア/ギリシャ 2023】四十路一人旅の事前準備について。航空券、宿泊、スリ対策などなど
四十路ひとり旅の概要はこんな感じ
今回、転職前の有給消化で、ハワイに2週間語学留学しようかなーと思っていたのですが、円安でそこそこ高かったことと、知人が同時期にギリシャに出張していることもあり個人旅行でイタリア/ギリシャに行くことにしました。
11月9日 成田発
11月10日 ローマ着
終日ローマ観光
11月11日 終日ヴァチカン観光
11月12日 ローマ→フィレンツェ 電車移動
終日フィレンツェ観光
11月13日 朝フィレンツェ観光
フィレンツェ→ミラノ 電車移動
午後 ミラノ観光
11月14日 朝ミラノ観光
11月15日 終日アテネ観光
11月16日 終日エーゲ海クルーズ
11月17日 アテネ発
11月18日 成田着
一応、ツアーも調べたのですが、ひとり参加だと追加料金をそこそことられるので、久々にすべて個人手配で安く旅することにしました。
最初にお伝えしておきますが、個人旅行は安いけど大変です
とはいえ、旅の準備も楽しみの1つなので、参考までに私の事前準備について書き記しておきます。23年11月は、もう円安真っただ中で、どこへ行くのも高い。例えば、3,000ドルの旅行の場合、1ドル100円、1ユーロ100円なら30万円ですが、1ドル150円、1ユール150円だと45万円になるわけです。あたりまえですが。。
イタリア旅行もローマ・フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアをめぐるとツアーでひとり料金加算で35万円くらい。これに現地での観光代、食費、お土産代を踏まえると40万円を超える。さらにイタリアとギリシャがセットになっているツアーもなく。。早めに予約すればもう少し安いのでしょうが、諸事情あって予約したのが出発の3週間前でして。。
イタリア4泊、ギリシャ3泊 7泊9日で移動費、宿泊費、観光費、食費、お土産代など含めて37万円くらいには納まったかなという感じです。
四十路ひとり旅、航空券手配について
飛行機は、シークレットモードにしてスカイスキャナーで調べてたんですが、最終的に購入する会社が海外の会社だと、困ったときに頼れないなと思い「トラベルコ」で調べて、過去に購入したことがある「Surprice」という会社で予約しました。こんなロゴ。
1番安いのは中国系の航空会社だったのですが、機体整備をやってた友達からお勧めしないと言われ、次いで安かったエディハド航空にしました。
往路:成田16:55ーアブダビ00:35、アブダビ02:25ーローマ5:45
復路:アテネ13:30ーアブダビ19:45、アブダビ22:05ー成田12:30
合計:150,120円
渡航時間は20時間、アブダビでの乗り継ぎは2時間前後でとてもスムーズ。乗り心地についてはこちらをご参照下さい。
ミラノーアテネはライアンエアーで移動したのですが、こちらは複雑なので、別途記事書きます。。
四十路ひとり旅、宿泊手配について
今回、ローマに2泊、フィレンツェに1泊、ミラノに1泊、アテネに3泊したのですが、イタリア国内のホテルはbooking.comで予約しました。最安値を探せばもっと他にもあったと思うのですが、いつも使っていてUIを見慣れているので。。
まあ、やはりここでも円安の痛みはあります。。通常10,000円で泊まれるだろうホテルが15,000円。。イタリア、ギリシャとそんなに治安が良いわけでもないし、日本円で15,000円を目途に探しました。とりあえず、キャンセル無料のところを優先して予約しました。実際に予約したのは、こちら。
イタリアについては、国内移動を念頭に鉄道の主要駅近くで予約しました。
ローマ
▶悪名高い、テルミニ駅近くですが、女性1人でも危険を感じることはありませんでした。ヨーロッパらしい古いアパートメントの6階です。入る時、インターフォンを使う必要があるので要注意。朝食はなし、シャンプーは使い切りのものが置いてありました。部屋の天井が高く、エアコンの効きはあんまりだったかも。冬は要注意です。
▶ここはまじでおススメ。場所も部屋も良く、さらにスタッフも親切で行き届いてます。チェックイン前に荷物を預けたのですが、「お手洗いは使わなくて平気?」と声をかけてくれました。この旅、唯一バスタブありまして、幸せでした。そしてなんといっても朝食が美味しい。約15,000円で他のホテルと同等なのに朝食付きでした。
ミラノ
▶駅から徒歩10分くらいかなー。ちょっと遠い感じしましたが、便利なほうかな。徒歩圏内にレストランがたくさんありました。ベッドはシングルでちょっと小さい感じ。エアコンがあまり効かず少々寒かった。。スタッフの方はとても親切です。
▶ここは、友達の出張先で、ちょっと追加料金払って一緒に泊めてもらいました。なかなかのダウンタウンにありまして女性1人なら泊まらないことをお勧めします。。4つ星なんですが、受付の女性に不愉快な気分にさせられました。。そして、アクロポリスを望む屋上のバー/レストランが売りなのになぜか滞在中は休業してました。オフシーズンに行く場合は要確認です。朝食は美味しかったしギリシャヨーグルトもありました。
四十路ひとり旅、イタリア国内電車での移動について
ローマ~フィレンツェ、フィレンツェ~ミラノはItalo(イタロ)という特急電車で移動しました。
イタロは、「走るフェラーリ」と呼ばれていて、まさに赤い車体なのですが、どうもイタロも創業者の1人がフェラーリの元会長さんらしいです。
イタリアには、「Trenitalia(トレニタリア)」という国鉄も通っていて、同じ路線があったりもするのですが、イタロのほうが安いので、イタロがおすすめ。チケットは、駅構内の自販機でチケットを買うことができるのですが、早く予約すると安くなるシステムなので、私は事前にネットで予約しました。
自販機で購入される方は、こちらのブログに詳細書いてありました。
ネット予約の方は、公式サイトからどうぞ
予約の仕方は、こちらの方のサイトを参考にさせていただきました。結構簡単。
座駅指定すると、少し高くなりますが、私は座席指定しました。
窓の外みたいし、なんとなく安心だし。実際のところ、時期や時間によると思うのですが、私の場合、ローマ~フィレンツェは、指定席車両はガラガラで、自由席車両は人込みでした。社内アナウンスはイタリア語と英語があるので、なんとなくわかります。が、ミラノは要注意で、「ミラノ」から始まる駅が3つありまして、「ミラノ」ってアナウンス聞いて、お、次かと思うとトラップあります。多くの方は、1番上の「Milano Centrale(ミラノ中央駅)」をご利用されると思います。
窓の外は、こんな感じで農地と雑木林がひたすら続くので、ローマーフィレンツェーミラノ間は外は見なくてもいいかもです。
eチケットがメールで送られてくるので、それを当日見せてもいいし、紙で印刷して持って行ってもいいのですが、私はイタロのアプリをダウンロードしてアプリで管理してました。「明日、フィレンツェですよ」みたいな通知も来るし、安心。こういうチケットをiphoneに入れておけば万全。
CARROZZAが、車両番号、POSTOが席番号です。
駅に行くと、いろんなところに時刻表が表示されているのですが、その1番右端に到着レーンが記載されているのですが、これが記載されるのが10分前のこともあるし、2分前のこともあり、結構ソワソワします。みんな、番号が出るのを待ってました。
改札はこんな感じ。さきほどのQRコードをかざせばOK。紙のチケットも同様です。ローマは自動改札でしたが、フィレンツェは人が端末でQRコードチェックしてくれてました。出発まで残り2分だけどまだレーンが決まらないという時は、改札の中にも時刻表はあるので、入ってまっているほうが安心ですよ。
私は、今回機内持ち込み可能な大きさのスーツケース1つで旅してたので、荷物は上の棚に入れましたが、大きいスーツなどは車両の連結部分に置き場がありました。
四十路ひとり旅、スリ対策で事前準備したもの
世界中旅してるけど、なんだかんだスラれないという自信があったので最近スリ対策してなかったんですが、今回はイタリアということで多少ビビッて対策しました。
まず、とても優秀だったのがこちら
買ったのは黒なんですが、アマゾンにはなくなってました。楽天市場には黒も売ってたのですがアマゾンの1.5倍の値段だったので、一旦アマゾンを添付しておきます。動画もあるので、よく見てみて下さい。結構、いろいろ入るので、パスポート、現金、カード、モバイルバッテリーを入れて、ほぼこれだけで観光してました。優秀なのは、カードを入れる場所に中蓋?があって、チャックをあけて、さらに1枚めくらないといけない作りで、スリ対策にもなっています。
このセキュリティーポーチと相性が良かったのがこちらのモバイルバッテリー。
安すぎて心配したのですが、ちゃんと機能しました!セキュリティポーチにも余裕で入るし、まじで軽いのでお勧めです。
あとは、iPhoneには紐をつけました。3COINSで300円。
https://www.palcloset.jp/display/item/2223-MPS003-00A/?cl=61&b=3coins&ss=
紐切られたら終わり、紐ひっぱられて首がしまるなども考えましたが、とりあえず大丈夫でした。普通に無防備に携帯使ってる人たーーーーくさんいるので、わざわざ紐つけてる人を狙わないと思います。夜道や観光スポットなどのときは、首からかけて、さらにジャケットの中にしまったりしてました。
あとは百均の南京錠とかも買ったりしましたが、ほとんど使いませんでした。たまたまラッキーだっただけかもしれないので、鵜呑みにはしてほしくないのですが、イタリアのテルミニ駅も思ったより怖くなかったし、ジプシーもそんなに見かけませんでした。11月の閑散期だったからかもしれません。
Appleウォッチも、スリやすいので基本つけていませんでした。変わりに、スーツケースに入れて、スーツケースの場所を把握できるようにしておきました。ロストバゲッジ対策で。。
四十路ひとり旅、イタリア・ギリシャ旅の下調べ
気になることを調べるのが大好きなので、仕事しながら色々事前の情報収集しました。映画で事前に予習/復習したのはこちら。
「最後の晩餐」を見に行く予定だったので、復習を。
ヴァチカンを舞台にしたサスペンスなので、じっくり見直しました。
前半はフィレンツェが舞台なので、こちらも復習。
この3作は、もともと小説も好きで、映画も何度も見ていて、イタリアに行きたいと思うきっかけにもなった映画です。
一応、こちらも復習しておきました。
ギリシャ神話は、今回初めて触れたのですが、思った以上にドロドロしてて、漫画で見るくらいがちょうどいいですww
ギリシャ神話の概要を調べてから見ると、これはあくまでもギリシャ神話のオマージュで創作物だなと思うのですが、見ておく価値ありでした。
中田さんのシリーズはほとんど見ないのですが、これは秀逸でした。神々編、ヒーロー編と10本立てで、私もまだ全部見終えてないのですが、めちゃくちゃ面白かったです。本読む時間ない人におススメ。ちょいちょい鬱陶しいんですが、内容はすごく練られててわかりやすいです。