【動画あり】マチュピチュ 女ひとり旅 ペルーレイル or インカレイル 私がビスタドームを勧める3つの理由

目次

 いよいよマチュピチュへ オリャンタイタンボ駅から

この日は4時起き。マチュピチュへはスーツケースの持ち込みができないので、クスコのホテルに預けてリュックサックを背負っていざ出発。ツアーの送迎車にのって約2時間。ウルバンバなどを通過し、オリャンタイタンボ駅へ。

 

ウルバンバは、インカ時代「聖なる谷」として王家が統治するほど重要な町で、数々の遺跡が点在します。なんといってもウルバンバの魅力は豊かな自然。通過するだけではもったいないのですが、早朝にタクシーで通過。

 

うとうとしながらオリャンタイタンボ駅到着。こちらもインカ帝国最後の皇帝が、スペインに反旗を翻し、最終的に立てこもったオリャンタイタンボ遺跡があります。

オリャンタイタンボ西:Ollantaytambo)とは、インカ帝国の砦の遺跡である。1536年、マンコ・インカ・ユパンキスペインに対し反乱を起こした際、立てこもったが、スペイン軍の攻撃の前にオリャンタイタンボは放棄された。

出典:Wikipedia

 

でも今回は駅だけ。

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とにかく寒い。これから行く人は持ち運び可能なダウンを持っていって下さい。ウインドブレーカーだけでは凍えそうです。駅の中にカフェがあるのですが、そこも暖をとる観光客でいっぱいでした。とはいえ寒さに耐えきれずカフェでホットチョコレートを購入しました。

 

インカレイルとペルーレイル、どちらの鉄道会社を選ぶか

マチュピチュに行く鉄道を運営しているのは2社あります。

インカレイル

こちらのホームページを見ると以下4つのクラスがあるようです。上から高額。日程や時間帯によって多少金額が前後するようですが、往復の金額を紹介します。

 

The Private Machu Picchu Train 189ドル 

最高級列車。ウエルカムドリンクとしてシャンパンが。バーカウンターやバルコニーもついていて、コースメニューを食べながらの旅。毎日便があるわけではないようなので興味がある方は事前にスケジュール確認を。ライブ演奏あり。

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出典:INCA RAIL

 

The First Class Machu Picchu Train 179ドル

こちらも、社内にバーカウンターがあり、コースメニューが提供されます。ウエルカムドリンクはないようですが、こちらもかなりの高級列車。ライブ演奏あり。f:id:trip_sister:20190912002436j:plain

出典:INCA RAIL

 

The 360° Machu Picchu Train 95ドル

どの列車も、天井にも窓があり空を見ることができますが、こちらの列車はより窓が大きく見渡しがいいのが特徴。食事はランチボックスで、ライブ演奏はありません。f:id:trip_sister:20190912002509j:plain

出典:INCA RAIL

 

The Voyager Machu Picchu Train 63ドル

こちらが1番リーズナブルなタイプの列車。席は少し狭そうです。食事はスナックのみでライブ演奏もなし。価格重視の方にオススメです。f:id:trip_sister:20190912002536j:plain

出典:INCA RAIL

 

私が見かけたこちらの列車はおそらく1番安い列車かと思われます。

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ペルーレイル

実際私はこちらのペルーレイルの「ビスタドーム」を使用しました。

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ペルーレイルにも4つのクラスがあります。

 

ハイラム・ビンガム・トレイン(Belmond Hiram Bingham train) 527ドル

ウェルカムドリンク付、お土産付。ドリンクの中にはペルー産のスパークリングワイン、ペルー産のビール(クスケーニャ・ビール)、ピスコなどペルーならではのものあり。マチュピチュの入場料、バス料金、2時間半のツアーガイド付。ポロイ駅発。

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出典:Peru Rail

 

聖なる谷・トレイン(Sacred Valley train) 189ドル

こちらはウルバンバからマチュピチュまでの列車。乗客はわずか33人。豪華なダイニング車やバーも完備。食事はコースメニュー。

 

ビスタドーム・トレイン(Vistadome train) 104ドル

もっともポピュラーな列車。軽食付き。ファッションショー、ライブ演奏付き。

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エクスペディション・トレイン(Expedition train) 63ドル

 食事なし。ドリンクは追加費用。最もリーズナブルなプラン。f:id:trip_sister:20190912001926j:plain出典:Peru Rail

ビスタドームの乗り心地やいかに

ビスタドームを予約したときに、席によって見える風景が違うのではないか、窓側じゃなかったら写真が撮れないんじゃないか。。そんな不安がありました。

 

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1両目の1番前の席。そして窓側。目の前に遮るものなし。なんて素敵な席なのでしょう!!今思うと運転手さんがどこにいたんだろうか。。。

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ビスタドームの素敵なところは、窓が大きいこと。私は進行方向左側の窓側だったのですが、行きの場合、左側が断然おススメ。右側は山肌が多く、同じ料金でも見える景色は雲泥の差。もし、ツアーではなく座席指定できる場合は、進行方向左をおススメします。とにかく外が見やすく、列車に乗っている感覚を忘れてしまうほど、自然を満喫することができます。

 

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途中、軽食が配られます。より高いクラスの電車に乗るとコース料理を食べられたりもするのですが、景色見るのが精一杯でコース料理なんて食べている余裕ないと思いますね。左側の席は(笑)高い山々、警告に流れる川。。マチュピチュに着く前からもう心が満たされて仕方がりません。

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帰りの列車ではなぜかのファッションショー(笑)

客室乗務員さんが仮想したり、アルパカの毛で作られた衣装でファッションショーしてくれたりします。一人二役

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ここで、突然日本語のアナウンス流れます。上客なんでしょうね。車内販売の。

 

私がビスタドームを勧める3つの理由

①窓が大きく風景が存分に楽しめる

何度もしつこいですが、行きは絶対に左側の席がおススメです。1番前の席を狙うのは大変ですが、左側の席は1/2の確率なので、できる限り頑張ってほしいところです。

 

Wi-Fiが使える

オリャンタイタンボ駅、マチュピチュ駅でということにはなりますが、レンタルWi-Fiを持たない人にとっては貴重なスポット。SNSにアップしたり、調べものしたり便利です。

 

③費用対効果が高い

同じクラスで言うとインカレールのほうが安いのですが、座席間のスペース、食事、生演奏やファッションショーなどのエンタメを考えると費用対効果は抜群だと思います。もちろん価格重視で、エクスペディションを選んでも景色は変わりませんが、せっかくペルーまで来たならビスタドームで素敵な時間を過ごして下さい。