マチュピチュ女ひとり旅 見所3選、気候は?高山病は大丈夫なの?

目次

ついに憧れの地・マチュピチュに到着

 

ついに到達しました。マチュピチュ(Machu Picchu)。列車で到着後、バスでクネクネした道を上ること20分。20年間憧れ続けたマチュピチュに到着しました。

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被写体がいいとスマホで撮ってもこんなに素敵。

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見るもの見るものに感動し、必要以上に写真を撮らない私もテンションあがって写真をパシャパシャ撮ってしまいました。ブラジルでアマゾン川みても感動できなかった私ですが、マチュピチュは胸がいっぱいになりました。

 

マチュピチュとは?

 

まずは基本情報。マチュピチュは1450年頃、インカ帝国第9代皇帝パチャクティの時代に作られたと言われています。インカ文明は文字を持たないため、誰がなんのため作られたかは謎のまま。

 

16世紀前半、スペイン人によってインカ帝国の街はことごとく破壊されていきましたが、標高2400mに造られたマチュピチュは見つかることなく無傷で残されました。インカ帝国滅亡から400年後の1911年にアメリカ人考古学者で探検家のハイラム・ビンガムによって発見されました。 

1912年1915年にも、イェール大学およびナショナルジオグラフィック協会の援助を受けて、ペルーのインカ遺跡を調査している。この調査は、ナショナル・ジオグラフィック誌が1913年4月号のすべてをマチュ・ピチュ特集にした事で有名になった。  

ここでナショジオが出てくるとは。。。

 

マチュピチュに上がるためのクネクネした山道は「ハイラム・ビンガムロード」という名前が付いています。左の中程。

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マチュピチュの標高は約2400m 空気が濃い

マチュピチュの標高は約2400m。クスコから1000m近く低いので、空気が濃い気がしました。

 

あーやっといっぱい空気吸える

 

みたいな感覚だったんですが、標高2400m。富士山の五合目くらいなので、決して空気が濃いわけではないんですけどね。クスコからくるとホッとします。というわけで、高山病の心配はありません。

 

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人だかり。欧米人の方が多いですかね。日本人もそこそこいます。

 

ツアーに英語ガイドが含まれていたので、とりあえず参加。日常会話ならなんとなくわかりますが、マチュピチュの儀式の説明までは理解できず、日本語のガイドブックを持ちながら観光しました。ペルーの旅のお供は

 

B23 地球の歩き方 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア 2018~2019
 

 地球の歩き方にお世話になりました。

 

マチュピチュの見所3選

見所がたくさんありすぎて何を紹介していいか迷うのですが、印象に残っているスポット

 

第1位 ワイナピチュ登山

 

これについては、別のブログに書きました。

trip-sister.hatenablog.jp

 

第2位 インカ帝国の文化

 

第2位は、遺跡を含めたインカ帝国の文化。石を巧みに操る文化についてはクスコやサクサイワマンで述べましたが、その集大成とも言えるのがマチュピチュ。水はどこから引いてきたのかななど文字として記録されていないロマンを感じます。

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「見張り小屋」に向かう石段、結構急勾配です。ご年配の方は上に登るのを断念されていました。

 

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「太陽の神殿と陵墓」

自然石を利用して造られた太陽の神殿と陵墓は、とても神秘的。ハイラム・ビンガムがミイラを納めた陵墓ではないかといったことからこの名前になったそうでしがミイラは見つからず、大地の神パチャママの神殿だったのではと言われています。パチャママ、クスコで行ったレストランの名前だ!

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「インティワタナ(日時計)」

ケチュア語で、インティは太陽、ワタナはつなぐという意味があるようで、太陽とマチュピチュをつなぐ石といった意味あいでしょうか。マチュピチュの最も高い所にあって、全体が見渡せますよ。

 

第3位 リャマ

 

これは本当、おまけみたいなものなんですけどね(笑)マチュピチュには20頭(当時)のリャマがいて自由に歩き回っています。実はこのリャマ、元々ここに生息していたわけではなく、なにかのCM撮影でチリのクルーが連れてきてそのまま放置していったのだとか(笑)

 

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ビスケット持っていたら食いついてきました。宮島の鹿より人に慣れていました。ガイドさんの豆知識によると、リャマはいつも同じ場所でフンをするのでそこだけ草が異様に伸びるらしいです(笑)

 

ちなみに、リャマ→アルパカ→ビクーニャの順で毛が高額です。リャマはラクダ科リャマ属、アルパカはラクダ科ビクーニャ属、ビクーニャラクダ科ビクーニャ属らしいです。どれも似通っていますが、やっぱりアルパカが可愛い。

 

マチュピチュ観光ワンポイントアドバイス

 

POINT1 マチュピチュの日差しを侮るなかれ

 

クスコより標高が低く息はしやすいのですが、とにかく日差しが強い。山の上は寒いと思っていましたが、強い日差しとの戦いが待っていました。帽子と日差しから皮膚を守るカーディガンやスカーフ必須。

 

POINT2 ペットボトルの持ち込み

 

事前に調べた時は、マチュピチュ内はペットボトル持ち込み禁止とあったのですが2016年時点では持ち込み可能でした。ただし、空のペットボトルは持ち帰ること。本当は持ち込み禁止なんだけど、みんなが持って入るから止められなくなったのかもしれません。情報が古いのでこれから行く方は再度調べてみて下さいね。

 

POINT3 体力は必要か?!

 

マチュピチュをサラーっとみるだけで2時間程度。ワイナピチュ登山をしなくても、隅から隅まで見ようと思うと、かなり広いし急な石段を登ったりもするので、体力がない方にはそれなりにキツイかと。リタイア後の夫婦旅行も素敵ですが、マチュピチュ観光は若いうちにが私のオススメです。

 

あ、女ひとりでも全く困る事なく一人でめっちゃ楽しみました。