ブルックリンで1カ月過ごした私のおススメスポット/ニューヨーク社会人留学
2014年、37歳のときにニューヨークに社会人留学しました。ホームステイ先は、ブルックリン。危険なイメージがあったので最初は少し不安だったのですが、今ではマンハッタンより大好きなブルックリンのおススメスポットをご紹介。その後、観光でニューヨークに何度か訪れた際もブルックリンのホテルに泊まりました。
ブルックリンのネイバーフッド
ネイバーフッド(neighborhoods)って聞きなれないんですが、「お隣さん」ってことではなく、地域・エリアみたいな感じで使われています。
出典:Wikipedia「List of Brooklyn neighborhoods」
観光客に人気のエリアはマンハッタンからほど近いエリア。これくらいのエリアですかね。ここから離れると、クリエイターが集うオシャレな街並みとはちょっと違う雰囲気になります(汗)
ブルックリンの地下鉄は危険なのか?!
こちらにも書いたんですが、初めてのニューヨークでブルックリンにホームステイした最初の3日くらいは少々地下鉄が怖かったです。別に何もないんですが、やはりアフリカ系の方が多いと慣れないうちは身構えてみまいます。ブルックリンからマンハッタンに向かう地下鉄は、感覚的には7割程度がアフリカ系かな。でも3日で慣れます(笑)
ニューヨークの地下鉄は24時間営業なんですが、24時以降にマンハッタンからブルックリンのホームステイ先(最寄駅はBergen St.駅)まで地下鉄で帰ったこともありますが、深夜はなぜかアフリカ系よりそれ以外の方のほうが多く、車両に程よく人がいるので危険はありませんでした。とはいえ、アジア系の女性1人で乗っているということも充分意識して、居眠りなんかせずある程度緊張感を持って座っておりました。そして、駅によってはホームから地上までは薄暗かったり遠かったりするので、深夜の地下鉄を利用する場合はよく知った駅に限りますね。
住んだからこそ勧めるブルックリンの観光名所
住んでいたパークスロープから地下鉄や徒歩で巡ったブルックリンの観光スポットをご紹介。
ブルックリン・ブリッジ
定番ではありますが、ブルックリン・ブリッジは、ニューヨークの中で最も好きな場所です。橋は歩いて渡ることができるのですが、マンハッタンからブルックリンに渡るより、ブルックリンからマンハッタンに渡るほうが断然おすすめ。マンハッタンの高層ビルが迫ってくる感じや、橋から見える自由の女神が
「ニューヨーク、キターーーーー」
という気持ちにさせてくれます。
ブルックリンハイツ/ダンボ/ウィリアムズバーグ
マンハッタンの対岸で、ハイソなエリア。ブルックリンハイツとダンボは、ブルックリン・ブリッジのたもと。ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ橋のたもとです。
アラフォー世代のNYドラマと言えば文句なしで「セックス・アンド・ザ・シティ」だと思うのですが、アラサー女子の皆さんは「ゴシップ・ガール」のほうが馴染みがありますかね?
ゴシップガール <ファースト> 前半セット(3枚組/1~12話収録) [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2017/12/06
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
ちなみに「ゴシップ・ガール」のメインキャスト、ダン・ハンフリーは「ウィリアムズバーグ」に住んでいるという設定でしたが、ロケ地は「ダンボ」地区でした。
ここ、ウィリアムズバーグではなくダンボです。
ブルックリンのグルメなスポット
有名高級レストランと言えばやはりマンハッタンですが、最近はブルックリン発のレストランやカフェが日本でも人気ですよね。
スモーガスバーグ
毎年、4月から10月の期間中、毎週金曜日はオキュルス(ワールドトレードセンター)、土曜日はウィリアムズバーグ、日曜日はプロスペクトパークで開かれてるフードイベントです。最近は日本でもイベント的に開催されているようです。
広場にテントを張った100店舗近いお店が立ち並びます。明らかにカロリー過多のジャンクフードから世界各国のローカルフードまで、選び放題。上の写真は、パイナップルやスイカ、リンゴをコップ替わりにしたフレッシュジュースのお店。
私が選んだのは、こちら。
ラーメンでバンズを作ったラーメンバーガーとレモネード。こちらのラーメンバーガーは日系アメリカ人の方が経営されているお店でした。結構人気で行列ができていました。1つ10ドル。うーん、美味しかったけど10ドルじゃお腹いっぱいにならない(汗)
ブルックリンラガー工場見学
最近、東京のレストランや飲食店でもみかける「ブルックリンラガー」。どうも日本で売られているのはアメリカ産ではないらしいのですが。。。
私は、MLS(メジャーリーグサッカー)ニューヨーク・レッドブルズの本拠地、レッドブル・アリーナで初めて飲んだのですが、以来その深いコクのファンになりました。
ブルックリンブルワリー
工場について説明してくれる従業員の方がいらっしゃるんですが、無料の見学ツアーとは思えない熱弁ぶりで、熱く熱くブルックリンラガーへの愛を語ってくれました。英語なので細かい部分はわからないんですが、とにかく「愛」が伝わってきました。自分に置き換えて考えてみて、愚痴しかでないなと。。私がニューヨークが好きなのは、こういうエネルギーに溢れた人達がいっぱいいるところ。特にブルックリンは、お金だけじゃない、自分の「好き」をつらぬいて輝いている人が多い気がしまう。
こちらのテイスティング・ルームでは、緑のラベルのラガーだけでなく複数の種類のタップが選べますよ。
ブルックリンのエンターテインメント
ブルックリン・ネッツ
私が住んでいたパークスロープから、歩いてもいける距離にMBAのブルックリン・ネッツの本拠地バークレーセンターがありました。
バスケに興味ないんですが、せっかくなので見に行ってきました。アプリをダウンロードすると、食事を買いに席を離れてもアリーナ内だけで見られるストリーミング映像で試合をチェックできたり、試合中に席をアップデートできたり、アメリカのスポーツビジネスのすごさを垣間見えた気がします。チケットはネットで当日でも買えて、私は30ドルくらいの席で観戦しました。
ブルックリン美術館
ニューヨークで2番目に大きな美術館、ブルックリン美術館。古代エジプト美術、アメリカ美術、アフリカ美術など150万点以上が収蔵されています。メトロポリタン美術館は正当派というか作品も展示もエレガントなんですが、ブルックリン美術館は作品も展示も個性的。
この作品の伝えるメッセージはなんだったんだろうか。。。
私は、ブルックリンに1カ月ちょっと住んで、マンハッタンのエレガントだけど常に上を目指すエネルギッシュなパワーとは違う、独自路線で進化するこの街の魅力のとりこになりました。とはいえ、まだまだ危険なエリアもありますので、裏道なんかには入らず王道で楽しんでみてください。
私が住んでいたパークスロープについては別途ご紹介しますね。