ジェットスター/Jetstar(国際線)に乗る前に知っておくべきこと 2023年版

初めてのLCC国際線、「Jetstar」

Jetstar 

あると思うな

笑顔とサービス

 

これ、標語ですw

否定しているわけではなく、格安航空LCCに移動以外のサービスを求める自分が間違いだったなという戒め。なぜ格安なのか、JAL/ANAとは違うんだぞっていうね。

 

例えば、今回私は成田ーゴールドコーストオークランドで飛行機を予約したんですが、往復で18万円。直行便のニュージーランド航空は25万円くらい。片道3万5千円、往復で7万円くらい違うんですね。乗り継ぎ便と直行便の差はあるけれど、この金額の差がサービス料ってことなのだと。

 

事前に調べた際、何人かのブログで「地上係員が不機嫌」という内容を見たのですが、もともと日系のToo Matchな笑顔がしんどいなと思う私としては気にならないだろうと。ただ、実際、想像以上ではありましたw

 

出発当日、余裕をもってバスで東京駅から成田に向かったのですが交通事故渋滞に巻き込まれてしまい、出発の1時間20分前に到着したんです。いつも余裕を持っていくので焦ってチェックインしたんです。ちなみに、オンラインチェックインの案内はメールで来るのですが国際線は非対応のようです。到着してチェックイン機でパスポート読み込ませたらエラーが出て、スタッフを呼んで下さいと。

 

近くにいる係員に助けを求めるも、無言。無視じゃないんです、立ち止まるけど、無言ww名札は確かに日本人。「伝わってます?」と聞くといなくなっちゃって、戻ってきたら

 

「本日の便にお乗せすることはできません。チェックインから大幅に遅れてるので明日以降で取り直して下さい。」

 

と叱責されました。叱責ww一瞬頭の中パニックになったのですが、いやいやファイナルチェックインってアナウンスしてるやん!1時間以上も前じゃん!!

 

結局、相手の間違いだったんですけど、その場合、「大変申し訳ございません。こちらの便はまだ間に合いますのでこちらにお並びください」という反応を期待しちゃうんですが、

 

「26便だとおっしゃったので。」

 

うん。私、便名じゃなく、ゴールドコースト行としか言ってないからね。うん、うん。笑顔がないというのを通り越して、無礼な感じの方でした。それでもなんとかカウンターにいくと、地上係員の人が客の目の前で

 

「私に聞かないで自分でなんとかしてよ」

 

と同僚に暴言wギスギスしてんなぁ、もはや個人の資質ではなく、組織として疲弊してるんだろうな。。笑顔を期待した私が間違ってましたという気持ち。そして、安いのに笑顔でサービスしてくれる日本の飲食店、商店街などはもっと高く売るべきで、あの笑顔とおもてなしを安く売ったら経済成長しないなと。ジェットスターから日本の低賃金問題について深めることができましたw

 

ちなみに、ゴールドコーストオークランドの地上は不愛想な人もいたけど気になるほどではなかったです。

Jetstar国際線は思ったより座席が広い

LCCで気になるのは座席の狭さですが、Jetstarは一般の航空会社とそんなに違いを感じない広さでした。国内線のシートピッチ(座席前後間隔)は71cmですが国際線は79cm。ANAのエコノミーだと86cmなので、数字で見ると差があるのですが狭いと感じることはありませんでした。

 

172cmですが、足の詰まりもなく快適でした。
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行きの飛行機は夜出発、朝着なのでしっかり寝ないといけないのですが、椅子も悪くはなく充分寝れました。CAさんはアジア系の方々でしたが、日本語ができる人少なめでしたね。地上で洗礼受けたので機内の大半のことは受け入れられました。

 

ゴールドコーストオークランドは、国内線レベルの小さい飛行機だったので結構狭かったのですが、2時間半くらいなら我慢できました。

Jetstar国際線で追加すべきサービスは??

 

LCCの金額に含まれているのは移動手段のみ。追加のサービスは全て有料になります。通常だと配られる歯ブラシやアイマスクなどのアメニティも食事もすべてオプション有料サービス。

 

今回、私は往復で追加するサービスを変えたのですが、両方につけたのは座席指定と機内エンターテイメント。機内エンターテイメントは700円くらいです。ただ、あまり新作はメジャーなものが入っていないので結局過去に見たことがあるディズニー映画やアマゾンプライム無料で見られる名作くらいしか見ませんでした。新作は日本語字幕もないものが多かったですね。。夜発朝着の人は必要ないかもです。若い人達は自分のスマホに見たい動画をダウンロードして見ている人が多かったです。

1つ不思議だなと思ったのが。。事前にサービスを購入するわけなんですが、申し込んだ人のエンターテイメントだけON、申し込んでない人のはOFFのようにはできないようで全席見ることが可能なんじゃないかと。。復路はすいていて席を移動したのですが、そこでも映画を見ることができました。性善説的な「有料」なのかもしれません。。

 

往路でヒヤっとしたのが、機内エンタメをネットで申し込んだけど、イヤホン持ってきてない!!有料ページにも載ってない!!もしかしたら、お金払ったのに聞けないかもーと焦ったのですが、イヤホンは搭乗してしばらくすると配られました。一安心。

 

Jetstar搭乗時に飲食は有料で追加すべき?!

往路は、成田発だし、夜発だから空港内で食事を済ませて、あとはお菓子と飲み物を持って入ったらいいしと思い、食事サービスを申し込まなかったのですが、上記記載したとおり事故渋滞で結構ギリギリで、レストランで食事する余裕がなくコンビニとカフェでマフィンなどを買って乗り込みました。持ち入れる食べ物は、手荷物チェックを受けた後に購入したものだけなので、お気をつけ下さい。成田第三は店舗が少なく、買えるのはコンビニとカフェくらいなので、やはり少し早めについてご飯食べてから乗るのが正解。

 

事前にネットで調べたときは、アルコールも空港内で購入したものは持ち入れると記載されているものがあったのですが、実際はオーストラリア政府のルールで個人でのアルコールの持ち込みはNG。飲みたい人は機内で購入とのことでしたのでお気をつけ下さい。おそらくそれを知らず、缶チューハイ持ち込んでいるおじさんいましたww

 

復路は朝早い便なので、食事を付けたのですがオークランド空港は朝6時台からレストラン空いていて、ショップも成田第三より充実していたので持ち込みでもよかったかもです。

 

メニューと金額はこんな感じ。

復路の朝にチョイスしたのは、「グルメビーフ/1140円」

写真下のビーフシチューが入ったパイは美味しかったのですが、上のミートパイは結構臭いが強くて、何肉かわからなかったので食べませんでした。

 

復路の昼に選んだのは、バターチキンカレー。

これはなかなか美味しかったです。量は少ないし、これが1400円かといえばNOですが有りかなと思います。飲み物は、2回出てきました。

Jetstarの総評

成田で衝撃の対応を受けましたが、それさえなければ有りですね。荷物も7kgまでなら機内持ち込みできますし、徹底的にコストを抑えにいけば安上がり。

 

ただ、なぜ安いのかという経済的原理を理解していないと不快な思いをすることになるので、3万5千円払って「お客様」扱いしてほしいならLCCを選ばないことですね。LCCを選ぶ時は「私は貨物」という心持ちで。私も、今回ので免疫ができたので次は心の準備できていると思いますw