親孝行の旅で香川県へ。高松~金刀比羅宮
香川県への出張が決まり、せっかくならと両親も招待し高松から金刀比羅宮までぐるっと旅してきました。幼少期に高松で過ごしたことがあり、40年近くぶりの香川県でした。
両親にちょっと素敵なホテルをプレゼントしようと選んだのが「琴平花壇」。金刀比羅宮まで徒歩圏内の観光に便利なホテルです。
「琴平花壇」ってどんなホテル?
こちらは玄関。
とてもオシャレな外装で、老舗なのか、最近できたデザイナーズホテルなのか、どっちなの?という感じでした。
1枚目の写真の自動ドアの右側にある「琴平花壇」の表札は、開業当時からのものだそうです。江戸時代前期・1627年に旗小屋として創業し、1905年(明治38年)に全室離れの料理旅館として「琴平花壇」は開業したそうです。
現在は「離れ」もありつつ、ホテル棟もあって、老舗と近代が混ざり合ったような趣のある宿に生まれ変わっています。
泉亭、延寿閣、泉亭は昔ながらの数寄屋造りの離れで、延寿閣には森鴎外も宿泊したことがあるそうです。
襖絵などもとても美しいようなので、お金に余裕のある方は是非。
「琴平花壇」のお部屋はどんな感じ?
私が泊まったのは、松月テラスというホテル型の宿泊施設。
ロビーで諸々の説明を受けて、客室に進む途中に足湯を見かけました。タオルも用意されています。
両親と3人で宿泊したので、トリプルのお部屋。布団かベッドか迷ったのですが、70代の両親が楽なのはベッドかなと思いベッドの親へをチョイスしました。トリプルだとエキストラベッドになることも多いのですが、こちらは元々トリプルのお部屋なのでベッドもゆったり。
ベランダに向いたソファーが設置してあり、のんびり外を眺めることもできます。
ベランダにはベンチとテーブルがあって、外で景色を楽しむこともできるのですが訪れたのが1月だったので、ベランダは使用せず(汗)夏は、ここでビール飲んだりするのも素敵かもです。
トリプルのお部屋は角部屋で、玄関も広々しています。玄関が広くても、使い道はないのですが、お部屋に入ったときに気持ちが良いです。
温泉を使用したので、こちらのお風呂は未使用ですが、部屋風呂も大きくて快適そうです。アメニティも充実しているので女性にも安心。
温泉はさすがに写真を撮れなかったので、公式ホームページから写真を拝借。露天風呂もサウナもありました。メイク落としも、化粧水もあったので、敏感な人以外は用意不要です。
「琴平花壇」は夕食付にすべきか否か?
前置きが長きなりましたが、タイトルの「夕食」について。結論からいうと、夕食付をお勧めします。理由は2つ
1.もともと料理旅館としてスタートしている歴史のある御宿なので、料理がとてもおいしい
2.金刀比羅宮近辺にはうどん屋さんなどがありますが、ホテルの近くに飲食店は少ない
加えていうと、仲居さんも親切で温かい人でした。
前菜
お刺身。
地ビールの「空海」を注文してみました。フルーティーな味で女性におススメのビールです。逆に「ビールはのど越しが命」という方は、普通のビールで。
香川県と言えばオリーブ。そのオリーブで育てたオリーブ牛の鉄板焼き。これがめちゃくちゃ美味しかった。脂があっさりしていて、オリーブ効果なのかしらと。。
日本のオリーブ栽培発祥の地であり、100年を超えた歴史を誇る、香川県・小豆島のオリーブ。
瀬戸内の温暖な気候風土のなかで、古くから育まれてきた讃岐牛。
2つの歴史が融合し、香川県だからこそ成し得たプレミアム黒毛和牛。
県木・オリーブ搾り果実を与え育て上げた讃岐牛、それが「オリーブ牛」です。
香川県の地酒飲み比べ。私は「金陵」が好みでした。ふんわり甘くて、飲みやすかったです。「金陵」は金刀比羅宮に向かう参道に資料館もあって、重たいのでお酒は買えませんでしたが、酒粕をお土産として購入しました。
何個か撮影し忘れちゃったのですが、最後にご飯とお味噌汁もついてとても満足できました。
朝ごはんも付けたのですが、小さな鍋や焼き魚もついてとても贅沢で美味しかったです。私が宿泊した際は、朝ごはんか、讃岐うどん券かを選べたのですが、絶対和食朝食をお勧めします。
「琴平花壇」まとめ
総じて、満足しました。しいていうなら、高松から離れているので車を運転できる人と一緒にいかないと大変だという点でしょうか。JR琴平駅からは無料送迎バスがでているようですが、JR高松駅から電車だと55分、バスなら1時間5分。高松出張のついでにちょっと立ち寄るには少し遠いかなという感じです。
そして、「こんぴらさん」参りは、体力勝負!金刀比羅宮までは785段、さらに奥社までは1,368段。私は40代半ば、両親は70代ですが、なかなかにキツイww
785段でも十分にきついので、絶対にスニーカーでお参りして下さいね。
最後に、素敵な動画を見つけたので共有しておきますね。