ポートランド 全米住みたい街No.1 空港(PDX)も全米No.1だった件
目次
ポートランド(Portland)とは
ポートランドは、アメリカ西海岸・オレゴン州にある都市で、サンフランシスコの上、シアトルの下にあります。成田からデルタ航空の直行便で9時間位で到着します。
環境にやさしい街として知られ、2013年にアメリカのベストシティに選ばれて一躍有名になり、そのライフスタイルに注目が集まりました。ここ最近、日本のデパートでイベントが行われていたり、飲食店でポートランド産のビールが提供されたりもしています。
人口に対してレストランの数が1番多いとも言われ、ワシントン・ポストが発表した「The best food cities in America」では堂々の1位に輝いています。水がおいしいというのがその理由の1つと言われていて、日本の食品メーカーの工場もオレゴン州に多いみたいです。
そして何より、
消費税0%
ポートランドには世界的スポーツメーカーの「NIKE」「Columbia」の本社があり、法人税が潤沢なので、消費税は必要ないみたいです。
デルタ航空でポートランド国際空港(PDX)へ
ポートランドへは直行便が出ています。2019年9月現在では直行便は1日1便です。夕方に成田を出発して、朝ポートランドに着きます。フライト時間は9時間ですが、私は2度この直行便を利用し2度とも予定より早く着きました。1度なんて7時間ちょっとで着いて空港でしばらく迎えを待ちました(汗)
ポートランド空港に到着。この空港は、3文字コードで「PDX」というのですが、空港外でもいろいろな所でこの表記を見かけます。ポートランドの短縮形のようなイメージでしょうか。アメリカの旅行雑誌「Travel + Leisure Magazine」で全米ベスト空港(America's best airport)に2013年から2019年まで連続で選ばれているほど国内外から愛されている空港でもあります。
そして、この緑色のカーペットがPDXのシンボルで、
こんな感じの投稿をインスタグラムでよく見かけます。これは年末年始にポートランドに行った時の写真です。
これまで、ロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイなどビッグシティにしか降り立ったことがなかったのですが、ポートランドはちょっと様子が違う。。入国審査はすべて窓口対応で、しかも1人1人が長い。大都市は機械を使ってじゃんじゃんさばくのですが、ポートランドは1人1人じっくり質問されます。もちろん英語なので、苦戦している日本人の方も見かけました。
どこに泊まるの?ーー友達の家に泊まります
その友達はアメリカ人?--日本人です
その人の職業は?--日本食レストランのシェフです
その人は君が来ること知ってるのーーはい、知ってます
といった感じです。思いのほか時間がかかるので初めての方は覚悟しておいてください。
ポートランド中心街への行き方
私はポートランド在住の友達が迎えに来てくれたので、車でサクっといけたのですが、そうではない場合の行き方をご紹介。どの方法でも30~40分くらいです。
マックス MAX(Metropolitan Area Express)
ポートランド交通局が運営する「トライメット(TRIMET)」
バス・MAXライトレイル・路面電車があって、2時間半どれでも乗り放題で2.5ドル。
激安
前述しましたがNIKEやColumbiaの本社が納める法人税が膨大なので、こういった公共交通機関も優遇されてます。実際、路面電車などはチケットをチェックする人がいないのでタダ乗りしようと思えばできるんですね。で、それでは真面目な人が損をするということでチケットをチェックする人を置くことも検討したらしいのですが、人件費のほうが負担だからと見送りになったと聞きました(笑)
チケット購入してもいいですが、私は滞在中アプリを活用してました。事前にクレジットカードでチケットを購入して、画面を見せるだけ。出国前にダウンロードをおススメします。
お金がすべてではないけれど、お金があることで豊かで安全な街づくりができる気がします。
シャトルバス
年中無休で利用できるシャトルバスは片道14ドル。MAXライトレールの2.5ドルに比べると。。高く感じますね。
タクシー/Uber
MAXも安くて便利ですが、ホテルの前まで荷物を持っていきたいとなるとタクシーかUberになりますよね。ポートランドはTRIMETのおかげで車がなくても便利ですが、それでもドアtoドアのほうが便利ですよね。そんな時のためにUberアプリをダウンロードしてクレジットカードを登録しておくと便利です。
ポートランドの治安
ポートランドはアメリカ国内でも安全な街として知られています。そんなに大きな街ではないですし、最近はサンフランシスコのIT長者達が移住してきて高級なマンションが立ち並んでいます。私は、日本人の友達を訪ねて、宿泊も友達のマンション、遠出する時は友達の車と恵まれた環境でしたが、友達はレストラン経営が忙しく日中は1人で行動していました。
ニューヨークほど人も多くないのですが、ちょいちょいドキっとすることはありました。例えば、ちょっと"変わった方"にバス停で目の前に立ちはだかれたり、"変わった方2"に突然道で話しかけられ、野の花はプレゼントされたり(笑)チャイナタウンの辺りは、ブルーシートを住まいにされている方もいらっしゃって、その横を通る時はドキドキしました。実質的な危険はないのですが、人が少ない分、人の目も少なく日本よりちょっと警戒心は必要です。
KEEP PORTLAND WEIRD
ポートランドのちょっと変なところをキープしよう
みたいな意味で、ポートランドのシンボル的な看板です。