ポートランド 定番レストラン4選 全米No.1美食の街
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ポートランドは美食の街。
ワシントン・ポストが発表した「The best food cities in America」では堂々の1位に輝いています。
詳しくはこちら。
私がポートランドに訪れた理由は、日本食レストランでシェフをしている友達を訪ねるため。元々サンフランシスコの寿司店で働いていたんですが、日本の人気ラーメン店がアメリカ初出店のタイミングでスカウトされてポートランドへ。そのラーメン店が初出店をニューヨークやロスではなくポートランドにしたのは水がおいしく日本と同じクオリティで提供できるから。
味の素やヤマサ(セーラム市)の生産拠点もあるんですよ。ポートランドに直行便があるのは、日本の食品メーカーの駐在や出張が多いからだと聞きました。また、大手チェーン店のお店が少ないのもポートランドの特徴。アメリカに行くと嫌というほどあるスターバックスや、マクドナルド、サブウェイといったお店はダウンタウンから少し離れたフードコートなどでしか見かけませんでした。
まずは定番のポートランドの美食レストラン
ネットなどでも多く取り上げられている定番のレストランからご紹介。
Deschutes Brewery Portland Public House
210 NW 11th Ave, Portland, OR 97209
ハンバーガーだけど、最初に肉の焼き加減を聞かれます。ミディアムレアでと注文して出てきたのがこの豪快なハンバーガー。肉汁がしたたるジューシーなハンバーガーでした。お昼時は行列になっていますので、時間をずらすことをおススメします。
ポートランドといえばクラフトビール。店内に醸造所を併設したレストランも多く、ここもその1つ。6種類のクラフトビールを飲み比べできます。
Nong’s Khao Man Gai ノンズ・カオマンガイ
609 SE Ankeny St C, Portland, OR 97214
この店は、タイ出身の女性がフードカートからスタートし、今や美食の街・ポートランドで人気店になったお店です。23歳で渡米し、ポートランドのタイ料理「ポク・ポク」でのアルバイトをきっかけに自身でタイ料理店を出そうと思ったのだとか。お店は、ここと、もう1店舗+フードカートがありいずれも行列。
実際食べてみると、鶏も弾力がありジューシーで美味しいんですが、ニンニクと生姜の効いたタレが最高においしい。日本ではあまりカオマンガイ食べないんですが、ここのはクセになる味。ちょっと濃い味なんですが、鶏とも米とも良く合う。米の量が多くなく絶妙でした。女性にはちょうどいいんですが、男性だとこれだけだと少ないかも知れません。
Lardo ラード
1205 SW Washington St, Portland, OR 97205
サンドイッチのお店
写真は、コリアンバーベキューとトンカツ。友達と分け合いました。店舗はポートランド市内に2店舗あって、両方行きました。もう1店舗はウィラメット川を挟んだ反対側なので車がない方は、上記のダウンタウンのお店がおススメ。
サンドイッチのお供はもちろんクラフトビール。数種類から選べるんですが、悩んでいると小さいカップで試飲させてくれますよ。
Pok Pok ポク・ポク
いまやTEDにも出るほど有名になった「ノンズ・カオ・マンガイ」のオーナー、ノンさんが渡米してすぐのころ働いていたのがこの「ポク ポク」。ダウンタウンから少し離れていますが、バスの路線が複数あるので車がなくても辿り着きますよ。
店内は、タイなのか、中国なのか、日本なのか、韓国なのかよくわからないエキゾチックな雰囲気です(笑)味は、アメリカ人に合わせて多少辛さ控え目ですが、フュージョンしていない本場のタイ料理です。
アメリカンなお店は店員さんがフレンドリーで、「Is everything OK?」と頻繁に声をかけられて戸惑うんですが、ここは店員さんがほどよい塩対応でむしろ居心地が良かったです。
フードカート
駐車場を囲む形でいくつかの場所ににフードカートが集合していて、そこは「ポッド(Pod)」と呼ばれているのですが、ダウンタウンのあちらこちらに見つけることができます。
韓国系、インド系など多国籍料理が並んで、見ているだけでワクワクするのですが、いろいろ見ていたら選べづ、結局見て終わってしまいました。
「ノンズ・カオ・マンガイ」のような、これから流行る最新のお店をリサーチしたい人にはオススメ。私は座って食べたいのでレストラン派です(汗)