フィリピン留学・私が社会人に「ミライズ(MeRISE)」を勧めるただ1つの理由

 

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2週間の英語漬け生活で英語は上達するのか

 私がセブ島留学をしたのは、2019年3月10日から3月23日の2週間。4月から転職するということで有給消化期間を使っての滞在でした。この時期、多いです、転職組。特に40代のビジネスマン。次の職場が外資、次の職場の査定でTOEICがあるという人がほとんど。私の場合は、私以外の同僚はみんな英語ができるという環境に転職することもありできることはしておきたいと思い留学を決意しました。

 

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英語は上達するかというと、私の場合ヒアリングはかなり上達したと思います。あと、英語で話しかけられて黙ってしまうのではなく、とりあえず何らかの言葉を発しつつ"つなぐ"ことはできるようになりました。いわゆるFiller(フィラー)。いままで黙ってしまったり、「うーん」と日本語で言ってしまうところ

 

How can I explain this? 

How should I say?

 Let me see….

 

で時間稼げるようになりました。

trip-sister.hatenablog.jp

 

ただ

 

2週間で、急に英語ペラペラに上達することはないです。急に会議で発言したり、急に英語で聴衆の心をつかむプレゼンできるようになることはないので諦めて下さい。もちろん日本でしっかりと基礎を学んで、1日8時間の授業以外にも予習・復習をして2週間を最大限生かすことはできたと思いますが、そういう人は、スパルタ校をおすすめします。

 

ミライズは、日本人だけなので、授業以外は日本語で会話します。日本語で話しかけないでほしいという人は、他の人と違う色のIDストラップをつけるシステムですが、期間中1人もみたことないですww

 

MeRISEは日本人同士の最高の社交場

私がミライズを選んで正解だったなと思うのは、日本人生徒同士の出会い。私が滞在していたときのざっくりとした割合で言うと、男女比は6:4。男性は40代を中心に30代後半、50代とバリバリ働くビジネスマンが大半。女性は30代が多く20代の子も数人いました。当時40歳の私は女性の中では最年長かそれに近いポジションでした。社会人限定ですが、就職が内定している大学生は許されているみたいで2人学生はいたけど、1人は東大生で超有名コンサルティングファームに内定、もう1人は東工大からアメリカの大学に行くところということで2人も超エリート学生でした。

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ミライズは朝食のみで、昼食・夕食は各自でとります。いつも授業が終わるとなんとなくみんなロビーに集まって、飲み会を開いていました。コアメンバーは、

 

・有名私立大の教授

・大手不動産会社から家業を継ぐことになった50代男性

・製薬会社の営業マン

・大手携帯キャリアから日本車メーカーに転職する40代男性

・会社の研修で来ていた熊本のIT企業の皆さん

外資系生命保険会社の部長さん50歳

・アパレルデザイナーで、商社に転職する40代女性

・国内4大ファームの弁護士秘書

・元財閥系不動産会社社員で旦那さんの転勤でオランダに住んでた主婦

 

ここに

・大手シンクタンクからITベンチャーに転職するエンジニア30代男性

・銀行から外資コンサルティング会社に転職する40代男性

・中国ウイグル地区出身で日本の携帯販売会社勤務の40代男性

なんかが加わって、毎日異業種交流会でした。おバカな話もたくさんしたし、時には地方活性化策についてそれぞれの知見でディスカッションしたりかなり脳みそ活性化されました。

 

帰国後も2か月に1回の頻度で同窓会しているくらい今も大事なお友達です。

 

英語だけじゃもったいないフィリピン留学

日本語から一切離れるために海外留学するという人にはお勧めしない、ミライズ留学。短期で英語ペラペラになるのは難しいと割り切って、英語だけじゃない何かを手に入れたいという方にはとてもおススメな学校です。仕事で出会ったら、敬語で話して終わりというような人とも同じ学生という立場で仲良くできるのは英語学習という同じ目標の下集まった人同士の特権。

 

本気で英語勉強しようと思ったら日本でもできると思うので、フィリピンまで足を延ばすなら英語以外の+αの何かを手に入れて下さいね。

 

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