ポートランド 日本人シェフおすすめレストラン ガイドブックに載っていない地元のお店
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全米No.1美食の街ポートランド
全米住みたい街No.1に輝いたことのあるポートランド、美食の街としてもNo.1に輝いています。
チェーン店が極端に少ないので、とりあえずアメリカに行ったらスタバやマクドナルドが安心するという方には英語の壁が多少あるかもしれません。ただ、ポートランドは最近人気と言えども住人も観光客も大都市と比べて少なくのんびりした街です。英語が喋れなくてモタモタしてても白い目で見られないのでトライしてみて下さい。
私は、ポートランドの日本食レストランでシェフをしている友達にガイドブックには載っていないリアルに美味しいポートランドのレストランばかり連れて行ってもらったので自信をもって以下おススメします。
旅姐さんが選ぶベスト オブ レストラン in ポートランド
第3位 AFURI IZAKAYA(阿夫利)
柚子風味のラーメンでおなじみ日本のラーメン阿夫利がポートランドに2店舗あります。2号店はダウンタウンにあってラーメンと餃子がメインのお店。私がおススメしたいのは、こちらの1号店「AFURI IZAKAYA」。
海外にいくと日本にいるとき以上にラーメン食べたくなりませんか?アメリカもラーメンブームなので、たくさんのラーメン屋がありますが日本人以外の方が経営しているラーメン屋さんは日本人の口に合わないことが多い。。残念ながら。こちらはラーメンもあるんですが、ラーメン屋ではなく日本食レストラン。お寿司や炉端焼きなんかもあって地元の方にも大人気。お店もオシャレ。店員もフレンドリーです。
ポートランドらしく柚子味のオリジナルクラフトビールもあります。爽やかな飲み口で軽めのテイストが和食によくあいます。
定番の柚子ラーメンもあるんですが、その他のオリジナルのラーメンもおすすめ。私が行った時は「トリュフ味噌ラーメン」があってとても美味しかったです。2019年9月現在のメニューみると「ヘーゼルナッツ担々麺」が気になります。
バーカウンターもあって、ご飯食べたあとに日本酒のみながらのんびり時間を過ごしました。
第2位 Tasty n Daughters
ここも日本人シェフのお友達が連れて行ってくれたお店。お店の雰囲気はカジュアルなんだけど、食事は高級レストラン並にこだわってて1つ1つが美味しいんです。フライドチキンが美味しいんですが、ファストフードとは違う本格的で体に良さそうなフライドチキンです。
このお店は、食べるのに夢中で写真をとっていないのでお店のHPから拝借。
ここは本当、地元の方の憩いの場という感じで、観光客らしき人はみかけませんでした。日本人にとって、ポートランド=クラフトビールみたいな印象があるんですが、ここはワインもこだわったものが置いてあって、ワインを楽しんでいる人もいっぱいいましたよ。
第1位 OX(オックス)
アルゼンチン料理のお店。Argentine inspired Portland foodとなっていて、アルゼンチンにイタリアンやフレンチの要素が混ざったとても素敵なお店です。レンガ造りで木のぬくもりのあるモダンなお店で、ダウンタウンからだとウィラメット川を渡って北にいきます。Uberなら事前に住所登録すれば何も言わなくても連れて行ってくれますよ。
お店に入ると大きな薪オーブンがあって、ここで豪快にお肉を焼いています。
出典:OX
地元の方にも大人気。週末は満席になってしまうので要予約。電話で予約は難しいという方、メールでトライしてみて下さい。hello@oxpdx.com
先ほどのオーブンでじっくり焼かれたグリル料理はこの店の看板メニュー。アルゼンチン料理は「The 豪快」ですが、ここはフュージョン料理なので盛り付けも美しく目で見ても楽しめます。
ペルーでも出てきたチミチュリソース。この記事の後半に説明あります。
最後のデザートは予想通り、甘さ全開で食べきることができませんでした(笑)
観光で来て英語もそこそこだと予約も注文も簡単ではないんですが、本当に素敵で美味しいお店なので是非行ってみてほしいお店です。予約はメール、メニューはHPに掲載されているので、事前に見て決めていってもいいかもです。
番外編 SALT & STRAW(ソルト アンド ストロー)
レストランではないんですが、おススメなのでご紹介。こちらのお店もフードカートからスタートしています。ポートランドに3店舗、最近はロサンゼルスやサンフランシスコ、アナハイムなどにも出店する人気店です。私はノブヒルというオシャレなお店が多く立ち並ぶエリアのお店をチョイス。お昼前に行ったのですが既に行列。
45分程並んで店内に入るとワッフルの甘い香りに包まれます。こちらのお店は、ワッフルから手作りなのが人気の理由の1つ。カップかワッフルかを選べるのですが、ここは是非ワッフルを試してみて下さい。
このお店は、できる限りポートランドの食材を使ってポートランドの経済に貢献するという趣旨で経営されているんです。例えば、アイスクリームに使われる食材は形が悪いなどの理由で製造過程で処分されてしまうものを使っていたり、メニュー開発も食料問題に取り組む地元の団体と行うなど、社会問題解決にも熱心です。そういう姿勢も地元に愛される秘訣でしょうか。
アイスクリームのフレーバーは「バニラ」「ストロベリー」「チョコ」などシンプルなものではなく、様々なテイストを掛け合わせオリジナルでユニークなものがほとんどです。注文する前に気になるアイスは一口試食できるんですが、
Cray Cray Caramel Conffetti
Ohana’s Falcon Vanilla Taro
PSL Fruit Chè
など名前が独特なので、英語が堪能ではない私はなんて発音していいかわからず、結局カラフルだという理由でこちらのアイスを試食なしでチョイス。
オレンジとラベンダーのミックス。色の雰囲気から濃い味をイメージしがちですが、オレンジ味も柑橘の甘酸っぱさも控え目、そこにラベンダーのふんわりと優しかおりがプラスされた上品なお味。ワッフルは焼き立てではないものの、ふんわりあたたかくしっとりとして美味しかったです。